作家・沢木耕太郎へのロングインタビューが『クローズアップ現代』で実現!大沢たかお、斎藤工も魅力を語る

エンタメ総合
2023年01月05日
『クローズアップ現代』左から)桑子真帆キャスター、沢木耕太郎 ©NHK

日本を代表するノンフィクションのトップランナー・沢木耕太郎が、1月10日(火)放送の『クローズアップ現代』(NHK総合 午後7時30分~7時57分)に出演することが分かった。

「一瞬の夏」「深夜特急」など、人物や旅を鮮やかに活写する作品で多くの人を魅了し続けてきた沢木。去年10月に出版した長編「天路の旅人」は、着想から25年もの歳月をかけ、「これが人生最後のノンフィクションになっても納得がいく」とまで語る作品だ。

主人公は、沢木が“人としての理想型”という人物・西川一三。第二次大戦末期、日本陸軍の「密偵」として中国大陸の奥深くまで潜入し、終戦後もラマ僧に扮して8年に渡って旅を続けるも、帰国すると一転、盛岡の商店主として淡々とした日々を繰り返し、2008年、89歳で亡くなった。

新型コロナウイルスの影響で外国を旅することが出来なくなった沢木は、この間、希有な旅人の足跡を追い続けていた。そんな沢木の心を打ったのは、西川の制約のない自由を手にしていく姿、そして晩年の足るを知る佇まいだった。

番組では、沢木が惹かれた「生き方」や「あり方」を、桑子真帆キャスターによる2時間の単独インタビューで掘り下げる。さらに、沢木作品に影響を受けたと語る俳優・斎藤工や、ドラマ『劇的紀行 深夜特急』で沢木耕太郎役を演じた俳優・大沢たかおへのインタビューからその魅力をひもとく。また、満島真之介が番組内で沢木の作品を朗読を担当。

沢木耕太郎 インタビュー(一部抜粋)

◆長編を書き上げた今の気持ちは?

書き終わって、出版して、そしたらすごく心が解き放たれて、「あ、自由になった」と思いましたね。とりあえず、ここまでよくできたと思うので、今回の作品が、仮にノンフィクション作品の最後になることがあったとしても、それは納得すると思います。

◆なぜ今回、出演しようと思われた?

やっぱり作品を書き上げると陽気になるので、つい、浮かれてテレビに出てきちゃいました。

番組情報

『クローズアップ現代』「沢木耕太郎 自由を広げ、生きる」
NHK総合
2023年1月10日(火)午後7時30分~7時57分
再放送:NHK BS1 2023年1月11日(水) 午後5時30分~5時57分
※1月17日(火)までNHKプラスにて見逃し配信あり

番組HP:https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/
番組Twitter:@nhk_kurogen
NHKプラス:https://plus.nhk.jp/

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