のんと作家・京極夏彦が『怖い絵本』過去作を見ながらトーク　見上愛出演の新作「おばけにょうぼう」も『怖い絵本　冬のトークSP』

12月30日（土）に『怖い絵本　冬のトークスペシャル』（Eテレ　午後8時30分）が放送される。

子供向けでありながら、大人もゾクッとするような絵本が静かな人気を集めている。そんな絵本が動き出したら、どのような世界が広がるのか。『怖い絵本』では、美しくも恐ろしい絵本を、絵のタッチを忠実に再現しアニメ化。2020年11月にシーズン1として3作が放送されて以来、これまでに18作品を放送。実力派の若手俳優たちが絵本を朗読、そして絵本の世界とリンクした不思議なドラマを演じ、視聴者を恐怖の世界へといざなってきた。

今回は、シーズン1の第一作に出演した俳優・のんと今まで6作品が番組で取り上げられた『怖い絵本』作家でもある京極夏彦が、今までの作品をあらためて見ながら“妖怪はなぜいるのか？”“人はなぜ「コワイ」に魅了されるのか？”などのトークを繰り広げる。

トークスペシャルの後は、新作「おばけにょうぼう」（文：内田麟太郎、絵：町田尚子）も放送。ある妖怪の男女がお見合いをすることになった。男の望みは色が白くて目がぱっちりのかわいいお嫁さん。仲人たちが連れてきたのは男の理想にぴったりの娘だった。めでたく二人は結婚するが、娘は実は…。娘役は、2024年の大河ドラマ『光る君へ』にも出演する見上愛が演じ、朗読も担当する。

のん　コメント

3年前、京極夏彦先生の「いるのいないの」の回に出演しました。今回は、京極先生と一緒に今までの『怖い絵本』を振り返りながら、「怖い」の魅力について掘り下げていきます。ぜひ、皆さんも一緒に『怖い絵本』の世界に浸って、存分に恐怖しましょう。

見上愛　コメント

毎回楽しみに観ていた番組だったのでオファーを頂けてとてもうれしかったです。
おどろおどろしさの中にどこかキュートさがある『おばけにょうぼう』を、ドラマと朗読で魅力的に表現できたらいいなと考えながら収録に臨みました。初めての朗読でいろいろなパターンを試しながら行った部分もありましたが、年末にお家でぬくぬくしながら、ひんやりしていただける作品になったのではないかと思います。ぜひ、ご覧くださいませ