佐久間大介が歌声を披露するシーンも！「白蛇：縁起」をSnow Manメンバーも大絶賛

アニメ映画「白蛇：縁起」日本語吹き替え版の完成披露試写会が7月2日（金）に都内で行われ、W主演を務める三森すずこと佐久間大介（Snow Man）が登壇した。

中国のアニメ会社・追光動画とWarner Brothersがタッグを組んで制作した、中米共同制作のフル3DCGアニメ映画「白蛇：縁起」。人と妖怪の境遇を乗り越える真実の愛と、時空・前世を超えても途切れることのない壮大なラブストーリーを描いている。

2019年に中国で公開された本作は、ハイクオリティな3DCGアニメーションで描かれる壮大な自然や景色、圧巻のアクションシーンの数々、キャラクターの繊細な想いと動きの表現が話題を呼び、中国国内で興行収入70億円以上の大ヒット。

また、中国の民間伝説をもとにした日本最初のカラー長編漫画アニメ映画「白蛇伝」（1958年）が題材になっており、日本とも親和性の高い作品として知られている。

そんな本作の日本語吹き替え版が7月31日（金）に全国公開されることに先駆け、完成披露披露試写会が開催。W出演を務める白役の三森すずこと、宣役の佐久間大介が登壇した。

まず佐久間が「今日のためにさっき黒髪にしてきました！　実は昨日までピンクだったんです」と、自身が演じる宣に合わせたであろう黒髪姿を披露。また、アニメが大好きということもあり「こんなにいっぱいやることがあるんだ！　声優さんってすごいな…と改めて思った」と、声優という職業へのあこがれを語る。

白役を演じる三森も「今までアメリカや韓国のドラマはやらせていただいたことがあるのですが、中国アニメーションの吹き替えは初めてで、国によって表情やリアクションの仕方とかが違うんだなと」と印象を振り返り、「とても楽しく演じられました」と笑顔を浮かべた。

「それぞれが演じたキャラクター以外で好きなキャラクターは？」と問われると、佐久間は「相棒のはらまきがすごく好き」と。はらまきは、宣の飼っている犬で唯一の親友という設定のユニークなキャラクターだ。

声を杉田智和が演じているが、「はらまきからは杉田さん自身の優しさも出ている」と彼への敬愛を感じさせる。さらに「今、犬を飼いたいと思っている」と明かし、「はらまきが何犬か気になるんです！」と犬種を知りたがっていたが真相は…。

対する三森は「悠木碧ちゃんが演じる宝青坊の主」と回答。「年齢不詳だし、すごくミステリアス。妖怪になったり、いろいろ変化するから見ていてずっと楽しい」と理由を述べた。

そして、本作の主題歌であり、Snow Manの歌う「縁 -YUÁN-」に話題が及ぶと、佐久間は「この作品の世界観をとても表していて、儚くも熱いものを感じられる楽曲」とアピール。

Snow Man全員で本作を鑑賞する機会をメンバーの深澤辰哉が用意してくれたといい、「めちゃめちゃ面白い！」「三森さんやっぱり上手い！」などの感想をもらったことをうれしそうに振り返る場面も。

本作の見どころについて三森が「劇中で宣が歌う部分」と答えると、佐久間は思わず照れ笑い。「今まではファンの方や楽曲を聞いて下さる方に届くようにと歌ってきましたが、今回は監督から『白にだけ聞かせるように歌ってほしい』と言われて」と秘話を明かした。

最後は「この作品に声優として出演できたことが本当にうれしいです。つたない部分もたくさんあったと思うのですが、キャストの皆さんや監督の支えがあって公開まで辿り着くことができました。この映画を見て、“楽しかったな”とか“こうなりたいな”と幸せな気持ちになってもらえたら」と佐久間。

三森も「この作品は中国の伝説“白蛇伝”が元になっています。中国の方にとっては生まれた時から知っているような素晴らしい物語ですが、私たち日本人にとってはあまり馴染みのない物語なので、この機会にぜひ皆さんに知っていただけたらなと思います」とメッセージを寄せ、イベントは締めくくられた。

「白蛇：縁起」日本語吹き替え版
2021年7月30日（金）全国公開

【出演】
白：三森すずこ
宣：佐久間大介（Snow Man）
青：佐倉綾音
はらまき：杉田智和
宝青坊の主：悠木碧
国師：柴田秀勝
道士：石川界人
蛇母：本田貴子

主題歌：「縁 -YUÁN-」／Snow Man（avex trax）

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