脚本・バカリズム×主演・篠原涼子×監督・大九明子「ウェディング・ハイ」公開決定 共演に中村倫也、岩田剛典、向井理ら

映画
2021年09月01日
©2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
©2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

バカリズムが脚本を手掛ける完全オリジナルストーリーの映画「ウェディング・ハイ」が、篠原涼子主演で2022年3月12日(土)に公開されることが決定した。

本作は、芸人、タレントとしても活躍するほか、向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど、脚本家としても才能を発揮するバカリズムが脚本を担当。結婚式を舞台に次々と巻き起こる問題をコミカルに描く。監督は「勝手にふるえてろ」(17)、「私をくいとめて」(20)で東京国際映画祭観客賞を受賞するなど、映画ファンから絶大の支持を集める大九明子が務める。

新郎新婦にとって人生最大のイベント「結婚式」を舞台に繰り広げられる、抱腹絶倒の群像コメディ。なぜか並々ならぬ情熱を胸に披露宴に出席した同僚や友人、そして親族たちの熱すぎる思いが暴走し、式はとんでもない方向へ。担当ウェディング・プランナーの中越(篠原)は、新郎新婦のSOSを受け、披露宴スタッフと共に数々の問題を解決しようと奔走する。

主人公の中越真帆を演じるのは、3年ぶりの映画主演となる篠原。新郎新婦のために知恵と工夫で難題を解決していく“絶対にNOと言わない敏腕ウェディングプランナー”を演じる。

穏やかだが若干流されやすい性格の新郎・石川彰人を中村倫也、結婚式を心待ちにする天真爛漫な新婦・新田遥を関水渚が演じる。ほか、花嫁を奪いに式に乱入しようとする元カレ・八代裕也には、岩田剛典(EXILE/三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)。披露宴会場に姿を現す謎の男・澤田紀昭を向井理。主賓あいさつに人生を懸ける新郎の上司・財津俊彦を高橋克実が演じる。

解禁されたビジュアルは、難題に頭を抱えるウェディングプランナーを中心に、幸せなほほ笑みを浮かべる新郎新婦、花嫁を迎えに来たとばかりに手を差し伸べる者、意味深な笑みを浮かべる者と、個性的な各キャラクターを表現したものに。また、特報映像では、新郎新婦にとって人生最高の日…のはずが「緊急事態です!」というプランナー・中越のせりふで一転、前代未聞の大騒動が勃発する様子がコミカルに描かれ、個性豊かなキャラが織り成す群像コメディに期待が膨らむ映像となっている。

篠原涼子 コメント

バカリズムさんの脚本は、テンポが良くて面白く、スラスラ読めてしまいました。
私が演じさせていただいた中越は、プランナーとして新郎新婦や、式に参列する皆さんを支えるという立ち位置だったので、あまり出過ぎないよう、キャラクターを守ってやらせていただきました。
周りの皆さんが本当に個性的で面白い演技をされていて、撮影中でも笑いそうになってしまうくらいに楽しいシーンがたくさんあるので、ぜひ期待していただきたいなと思います。

中村倫也 コメント

まず何よりバカリズムさんの脚本が面白くて。
自分の役については「新郎あるある」が多分に含まれているのかなあと、そんな感覚を大切に少しずつ手繰り寄せました。結婚は墓場だ、なんて悲劇的な言葉もありますが、この作品は間違いなく喜劇です。きっと新郎新婦のことも、また二人の式に関わった全ての人の未来も、「幸あれ!」と願っていただけると思います。ぜひご期待ください。

関水渚 コメント

私は大九監督の「勝手にふるえてろ」の大ファンであり、バカリズムさん脚本の作品に出演することが一つの夢でした。こんなラッキーなことがあるのかとびっくりしましたし、とてもうれしかったです。
登場人物全員が生きることを楽しんでいる、とてもハッピーな映画です。
バカリズムさんの脚本が本当に面白くて、これは絶対すてきな映画になるなと思いました!
両親に大切に育てられた箱入り娘です。
周りの人に愛を持って接することのできるすてきな女性です。
先輩方やスタッフさんが皆様とても優しくて和やかな現場でした。
特に同級生役の皆んなとは撮影中に本物の同級生くらい仲良くなり、とても居心地が良かったです。
撮影の時に感じた、とびきり楽しい気持ちが全部映像に映し出されているハッピーな映画に仕上がっています!
どんな年齢の方でも、どんな気分の方でも楽しんでいただけると思います。
ぜひ楽しみにしていてください!

岩田剛典 コメント

企画書やバカリズムさんの脚本を読んで、面白い作品になりそうだと思いましたし、役どころもちょっとぶっ飛んでいて是非チャレンジしたいと感じました。共演者の方々とも久しぶりにまたご一緒できるのもうれしかったです。
脚本がバカリズムさんならではのコメディ要素が満載で、ニヤニヤしながら脚本を読ませていただきました。
結婚式を舞台に、それぞれのキャラクターの視点で、それぞれの立場での結婚式あるある的な描写や、行動の裏側の心理やプロセスについて掘り下げているところが、とても人間らしくて好きです。
僕の役は新婦の元カレという役どころでした。元カノにまだ未練があって、元カノの結婚式当日に周りの親友に乗せられて勢いのままに会場に花嫁を奪いに行くというとんでもない設定です。いろんな意味で我慢しているキャラクターでした。最後はスッキリできて本当によかったです。撮影は、ベースから大九監督の笑い声が絶えない、とても明るく楽しい現場でした。
今のご時世にぴったりな、明るいコメディ作品になっているかと思います。
僕は初号で一足先に拝見させて戴きましたが、マスクの下で何回か吹き出しました。
日常を忘れて、少しでも皆様の笑顔になれるひと時になればと思います。

向井理 コメント

あまり演じたことのないパターンの役柄だったので、新鮮で楽しみでした。
バカリズムさんの繊細な台本は、幾つもの伏線が張り巡らされ、読後感としてはなるほど! とうなるような気持ちでした。ドタバタな展開の中にもしっかりとドラマやキャラクター描写がちりばめられ、読みやすくかつ濃い内容になっていると思いました。
役柄上あまり多くの共演者と絡むことはなかったのですが、監督はじめスタッフの皆さんもとにかく面白いものを作ろうという気概を感じました。
こんな時代だからこそ、思い切り笑ってもらえる映画になったと思います。
たくさんのキャラクターそれぞれが粒立ち、愛着のある群像劇です。
ぜひ、劇場でご覧ください。

高橋克実 コメント

冒頭からラストまで本当に、抱腹絶倒です。なんといってもバカリズム君が脚本を書いているから、非常に面白いです。私の役は新郎の上司・財津という、あることがきっかけで主賓あいさつで笑いを取る、ということに没入していく役柄です。基本真面目なキャラクターなので、スピーチの時もとにかく冷静に話そうとするのだけど、傍から見ていると面白い…となるように気を付けました。現場で他の方の撮影も見ていましたが、どのシーンもとても面白かったので、ぜひご覧いただきたいと思います。

大九明子監督 コメント

只今ご紹介にあずかりました大九明子です。結婚ってなんぞや。ある日突然手元にこの映画企画が降ってきて真剣に考えました。結婚するもしないも人それぞれ好きなようにすればいいけれど、たった1日だけのために存在する、結婚式場という夢の国のエネルギーに魅せられ、脚本、俳優、スタッフ、全ての輝かしい才能に酔わされながら撮りました。皆様にかわいがっていただけるとうれしいです、乾杯!

映画「ウェディング・ハイ」特報

作品情報

「ウェディング・ハイ」
2022年3月12日(土)公開

出演:篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実
脚本:バカリズム(「架空OL日記」「地獄の花園」)
監督:大九明子(「勝手にふるえてろ」「私をくいとめて」)
製作:「ウェディング・ハイ」製作委員会

制作プロダクション:ホリプロ
配給:松竹

公式HP:https://movies.shochiku.co.jp/wedding-high-movie/
Twitter:https://twitter.com/wedding_high

©2022「ウェディング・ハイ」製作委員会