伊藤沙莉が変幻自在の3役演じ分け アニメ映画「シチリアを征服したクマ王国の物語」本編映像解禁

映画
2021年12月27日
©2019 PRIMA LINEA PRODUCTIONS – PATHÉ FILMS – FRANCE 3 CINÉMA – INDIGO FILM
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フランス・イタリア合作アニメーション映画「シチリアを征服したクマ王国の物語」(2022年1月14日(金)公開)より、3役を演じ分けた伊藤沙莉による日本語吹き替えシーンの本編映像が解禁された。

本作は、“イタリアのカフカ”と呼ばれるディーノ・ブッツァーティが⾃⾝で挿絵も手掛けた幻想的な児童⽂学を、「ザ・ニューヨーカー」「COSMOPOLITAN」「ル・モンド」などで活躍するトップイラストレーター、ロレンツォ・マトッティが⾃⾝初の⻑編アニメーション映画として映像化。11⽉に開催された第8回新千歳空港国際アニメーション映画祭で、⻑編部⾨のグランプリを獲得したことでも注⽬を集めている。

解禁されたのは、⽇本語吹き替え版で3役を演じ分けた伊藤の日本語吹き替えシーン。伊藤が演じるのは、クマ王国の王様レオンスの最愛の息⼦・トニオ、柄本佑とタッグを組んだ語り部の少⼥・アルメリーナ、そしてクマ王国の物語の中で破滅へと突き進む者たちの過ちや弱さをかぎ分ける聡明で勇敢な⼥性・アルメリーナ。

明確なせりふが少ないトニオは、笑い声や息遣いで天真爛漫な性格を表現。また語り部・アルメリーナを演じるときには、ジェデオンを演じた柄本佑と呼吸を合わせ、前に出たり引いたり、物語をより盛り上げて⾒る者の期待感をあおる。

そして劇中のアルメリーナは、堕落へ向かうクマたちの抑⽌力ともなる芯の強い⼥性。他の2役とは違う⼤⼈の⼥性で、トニオを叱りつけるせりふには説得⼒と迫⼒が込められている。

伊藤は、せりふだけではない細やかに作り上げられた演技でキャラクターのニュアンスまで表現し、まさに“カメレオン⼥優”としての本領を発揮している。

「シチリアを征服したクマ王国の物語」日本語吹替版【伊藤沙莉 編】

作品情報

「シチリアを征服したクマ王国の物語」
2022年1月14日(金)新宿武蔵野館・アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

公式サイト:kuma-kingdom.com
公式Twitter:@kuma_kingdomJPN

©2019 PRIMA LINEA PRODUCTIONS – PATHÉ FILMS – FRANCE 3 CINÉMA – INDIGO FILM

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