永瀬廉&池田エライザが大学生の悩みに回答!「キンプリはそういうタイプじゃない」

映画
2022年01月14日
左から)池田エライザ、永瀬廉

1月21日(金)全国公開の映画「真夜中乙女戦争」主催の「大学生お悩み相談イベント」が、1月14日(金)に都内で開催。主演を務める永瀬廉(King & Prince)と池田エライザがサプライズ登壇した。

本作は、10代・20代を中心に圧倒的支持を受ける作家・Fによる、初の小説「真夜中乙女戦争」を映画化。“平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描く。

永瀬廉が主人公の大学生“私”を演じるほか、主人公が恋心を抱く“かくれんぼ同好会”で出会った凛々しく聡明な“先輩”役を池田エライザが、一連の騒動を首謀する謎の男“黒服”役を柄本佑が演じる。

そしてこの度、永瀬と池田が本作の試写会後に行われた「大学生お悩み相談イベント」にサプライズ登壇。まず、司会から「普段相談はされるほうか、するほうか」と尋ねられ、永瀬は「あんまりどっちもしないかもしれないです。キンプリって、そういうタイプじゃないんですよね。みんな(悩みを)抱えてるとは思うんですけど、誰かに言ってどう、というのはあまりないかも…」と。

「でも(髙橋)海人はあるかな。何を言われたかは覚えてないけど(笑)」と明かしつつ、「みんな年もある程度とってきたので、自己完結でっていう感じのほうが多いです」と明かす。

永瀬廉

対して、「比較的相談されるほうかも」という池田は、内容について「家具のこととか?(笑)」と。「恋バナは私自身が聞かないのであまりないんですが、『どっちにしよう?』とかは聞かれることが多いです」と語った。

続けて、事前に募集した大学生からの悩みに永瀬と池田が答えていくコーナーへ。「彼氏ができない。男性に異性として見てもらえない」という悩みに、永瀬は「2人でいる時にじっと見つめてみて」、池田は「相手に合わせることはしないほうがいい。自分の思うように可愛くなる努力を」とアドバイスを。

「就活中だが、やりたいことが見つからない」という悩みには、「僕もこの事務所には親に入れられた感じなので、最初はやる気がなくて。仕事も嫌すぎて途中で帰ったりしてた」と永瀬。

続けて「それでも、ジャニーさんが僕のことを前のほうの立ち位置に付けてくれていて。そこから3年くらい経って、ひとつの舞台を作り上げていく中で、やりがいや楽しさを感じられるようになった」と。

「人生はまだまだ長いし、とりあえずここ入ってみよう、くらいの感覚でいいんじゃないかな。楽しむということに重きをおいて、気楽に。合わなかったら辞めたらいいし」と実体験を交えてエールを送った。

池田エライザ

さらに、司会からの「青春時代のあがきはその後の人生にどう生かされていくと思うか」という質問に、永瀬は「あがく上で、傷ついたり悩んだりすることが多々あると思うんですけど、そういう経験を経て、人としても厚くなれる。失敗したからこそふんばれる力がつくと思いますし、きっと今が人として一番成長できる年代なので、どんどんあがいてください」と。

いっぽう、池田は「今の自分がいるのは周りの方々のおかげもあるけど、小さい頃の私が『それでも生きてやる』とか『むかつくけど明日も学校行ってやる』とか頑張ってくれたおかげでもあって」と。「たまに立ち返って、『こういう大人にはなりたくない』と思っていたことや、ピュアに夢を見ていた頃の感情を思い出してみるといいかも」と投げかけた。

最後は永瀬が「大学生って、その世代特有の悩みがあったり、気にしないでいいことを気にしたりとすごく繊細だと思う。この映画の中に『絶望は光になる』という言葉が出てきますが、嫌な自分を変えたいとか、そういう過程を越えると自分のなりたい自分に一歩近づけるんじゃないかなと。Fさんの世界観を感じながら、この映画からそういったメッセージを受け取ってもらえたら」とメッセージを寄せ、イベントは締めくくられた。

永瀬廉

作品情報

「真夜中乙女戦争」
2022年1月21日(金)全国ロードショー

配給:KADOKAWA
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/mayonakaotomesenso/

©2022「真夜中乙女戦争」製作委員会

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