間宮祥太朗主演、石井杏奈ら共演「破戒」予告映像&本ビジュアル解禁 公開日は7・8に決定

映画
2022年05月03日
©全国水平社創立100周年記念映画製作委員会

間宮祥太朗主演で60年ぶりに映画化される島崎藤村の名作「破戒」の公開日が7月8日(金)に決定し、予告映像と本ビジュアルが解禁された。

1948年に木下恵介監督、1962年に市川崑監督と名だたる巨匠が映画化してきた島崎藤村の不朽の名作「破戒」が60年ぶりに映画化。自らの出自に苦悩しつつも、最後にはある決断をする主人公・丑松という難役に挑戦するのは、間宮祥太朗。丑松に恋心を寄せつつも、なかなか思いを告げられない相手役・志保を演じるのは、石井杏奈。悩める丑松を支える親友・銀之助役には、矢本悠馬。さらに、眞島秀和、高橋和也、竹中直人、本田博太郎、田中要次、石橋蓮司、大東駿介、小林綾子らが出演する。

脚本は「クライマーズ・ハイ」「孤高のメス」「ふしぎな岬の物語」で数々の受賞歴を誇る加藤正人と「バトル・ロワイアルII鎮魂歌」の木田紀生が担当。監督は「発熱天使」や「みみをすます」の前田和男が担当する。

このたび、予告映像が到着し、本編映像が初解禁された。舞台は、まだ身分制度の影が残る明治後期。予告映像は丑松の「なぜ好きな人に気持ちを伝えることが、できない」と苦悩のナレーションから始まる。「部落民という素性を隠せ」という父からの強い戒めを受け、身分を隠し教師となった丑松は、下宿先で士族の娘・志保と出会い、彼女への思いに心を焦がすようになる。誰にも自身の出自を明かすことのできない丑松だったが、「この世の矛盾に命懸けで切り込む人間を下等だというのなら、私は進んで下等な人間になります」と感情をむき出しにする一面も。丑松が父の戒めを破り、切り開こうとした未来とは…。

2月に解禁されたティザービジュアルでは、間宮演じる丑松が自身の出自を誰にも言えず悩む横顔と「誰にも心を許してはならない」というキャッチコピーが付けられた。完成した本ビジュアルでは、「この戒めを破り、明日を生きる」と父からの戒めを破り出自を隠さず生きる決意のキャッチコピーとともに、丑松と志保の二人のショットが採用された。その先に明るい未来があると信じ、共に突き進む二人の希望と不安が混在する表情が印象的なビジュアルに仕上がっている。

「破戒」予告映像

作品情報

映画「破戒」
2022年7月8日(金)丸の内TOEIほか全国公開

出演:
間宮祥太朗 石井杏奈 矢本悠馬 高橋和也 小林綾子 七瀬公 ウーイェイよしたか(スマイル) 大東駿介
竹中直人/本田博太郎/田中要次 石橋蓮司 眞島秀和

原作:島崎藤村『破戒』
脚本:加藤正人/木田紀生
監督:前田和男
音楽:かみむら周平

企画・製作:全国水平社創立100周年記念映画製作委員会
制作:東映株式会社
制作協力・配給/宣伝:東映ビデオ株式会社
制作プロダクション:東映株式会社京都撮影所

公式サイト:http://hakai-movie.com/
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