永野芽郁主演映画「マイ・ブロークン・マリコ」サントラCD発売決定 劇伴10曲とThe ピーズ「生きのばし」を収録

映画
2022年09月25日
©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会

永野芽郁主演、タナダユキ監督の映画「マイ・ブロークン・マリコ」(2022年9月30日(金)公開)のサウンドトラックCDが発売されることが決まった。

本作は、2019年に無料WEBコミック誌「COMIC BRIDGE」で連載された平庫ワカの同名コミックを映画化。鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨは、テレビのニュースで親友・イカガワマリコが亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出る。

主人公・シイノトモヨを永野芽郁、親友・イカガワマリコを奈緒が演じ、窪田正孝、尾美としのり、吉田羊らが共演。監督は、「百万円と苦虫女」(2008)、「ロマンスドール」(2020)、「浜の朝日と嘘つきどもと」(2021)のタナダユキ。音楽は、「浜の朝日の嘘つきどもと」でタナダ監督の作品を彩った加藤久貴が手掛けた。

加藤は原作コミックを読み、“とても生命力にあふれた作品”だと感じ、音楽を作り上げていく過程は刺激的だったと明かす。またタナダ監督から“ギターの音色をシイノに、グロッケンシュピールの音色をマリコにひもづけて音楽を作りたい”という希望があったため、その2つの楽器の音を軸にキャラクターの行動と心情に寄り添った曲を作り上げた。

また、シーンに沿い同じ楽曲を複数のアレンジで使い分ける手法も、タナダ監督のこだわり。こうした工夫の一つひとつが、本作をエモーショナルに彩り、シイノがマリコの遺骨とともにたどる旅路を観客も体験できる効果となっている。

CDには、エンディングテーマに使用されたThe ピーズの「生きのばし」も収録。多くのファンから愛される伝説的なこの名曲は、自身もファンのひとりというタナダ監督が、“「マイ・ブロークン・マリコ」の世界観を表現できる曲として、これ以上の楽曲はない”と太鼓判。シイノそのものを表現しているかのようなストレートな歌詞と力強くも爽やかなメロディで映画のラストに寄り沿い、解禁となった30秒予告編にも使用されている。

リリース情報

「マイ・ブロークン・マリコ」オリジナル・サウンドトラック
2022年10月5日発売(水)※9月30日(金)より劇場先行発売予定

価格:¥1,200(税別)
収録楽曲:劇伴10曲+「生きのばし」
発売元:メロディーパンチレコーズ

STORY

ブラック企業に勤め鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。学生時代から父親に虐待を受けていたマリコのためできることはないか考えたシイノは、マリコの魂を救うため遺骨を奪うことを決心。「刺し違えたってマリコの遺骨はあたしが連れてく!」と、マリコの実家から遺骨を強奪し、学生時代にマリコが行きたがっていた海へと“ふたり”で向かう。

作品情報

「マイ・ブロークン・マリコ」
2022年9月30日(金)TOHOシネマズ 日比谷 ほかにて全国ロードショー

出演:永野芽郁、奈緒、窪田正孝、尾美としのり、吉田羊

監督:タナダユキ
脚本:向井康介、タナダユキ
原作:平庫ワカ「マイ・ブロークン・マリコ」(BRIDGE COMICS/KADOKAWA刊)
音楽:加藤久貴
エンディングテーマ:Theピーズ「生きのばし」(P)2003King Record Co.,Ltd.
製作:映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会(ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA/エキスプレス)
配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA

©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会