HiHi Jets作間龍斗、物語の重要シーンを任された新場面写真3点が解禁 横浜流星主演「ヴィレッジ」

映画
2023年03月26日
映画「ヴィレッジ」©2023「ヴィレッジ」製作委員会

4月21日(金)公開の横浜流星主演×藤井道人監督の映画「ヴィレッジ」より、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)の新たな場面写真3点が公開された。

本作は、「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を、圧倒的な映像美と世界観で描き、同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったらはい上がることが困難な社会構造のひずみといった、現代日本が抱える闇をあぶり出す衝撃のサスペンス・エンタテインメント。

日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、大ヒット作「余命10年」など多くの話題作を手掛ける藤井道人監督と、日本映画の変革者として絶えず注目作を世に送り出してきた故・河村光庸プロデューサーの遺志と遺伝子を受け継いだ注目のスタジオ・スターサンズの制作チームが結集して人々のリアルに迫った作品となっている。

主人公・優を演じるのは、人気・実力を兼ね備え、出演作が相次ぐ横浜流星。どこにも居場所を見つけられずに生きてきた青年が、自分とこの世界をつなぐ唯一の希望を守るためダークサイドに転じる姿をリアルに体現し、黒木華、古田新太、中村獅童をはじめとした豪華出演陣との共演で、“今までに見たことない横浜流星”として新境地を魅せている。

このたび解禁されたのは、優の幼なじみ、美咲(黒木)の弟・恵一を演じた作間龍斗の新たな場面写真。エプロンを付け、実家が営む食堂で行われた宴会の手伝いをする姿や、ある事件をきっかけに村を出て刑事となった光吉(中村)の元を訪れる様子。さらに、周囲を報道陣に囲まれながら、優と並んで不安げな面持ちでたたずむ意味深なシーンを切り取った1枚も公開された。

たった一人、光吉に会いに行った恵一の目的は何か。優に見守られながら、報道陣の前でどんな言葉を語るのか。いやが応でも引きつけられる新場面写真が到着した。

映画「ヴィレッジ」©2023「ヴィレッジ」製作委員会

本作で作間が演じる恵一は、引っ込み思案で人とコミュニケーションをとるのが苦手。内気な性格で誰とも打ち解けられない青年という、繊細な演技が求められる難しい役どころ。姉・美咲と親しくしていた優には心を開いており、尊敬する兄のように慕っていたが、過去のある事件をきっかけに人が変わってしまった優の姿にショックを受け、ますます自分の世界に閉じこもるようになっていく。

そんなある日、美咲が村に戻ってきたことで、優と恵一は昔のような信頼関係を再び築き始める。優のことを自分にとってのヒーローとまで言い、優が働くゴミ処理施設で共に働き始めるが、そこで恵一は村が隠そうとしていた“闇”を目の当たりにしてしまう。

人と接するのが苦手で、感情を表に出さない恵一。必要最小限の動きと言葉で最大の効果を見せる必要があるこの役を演じるにあたり、作間は「せりふではなく、表情で語るというシーンが多かったのでとても難しかったです。ただ、藤井監督がきちんと言葉にして演出してくださったので、その言葉になるべく応えられるよう努力しました。台本をもらった時から難しさは感じていましたが、あえて作り込まず、監督を信じて現場に入って体当たりで演じました」と俳優として“挑戦”となった現場を振り返る。

撮影中、横浜の狂気をはらんだような演技に「あれはすごかった」と語る作間は、横浜の役者としての演技に魅了され、「横浜さんの演技をもっと見ていたい」と、自身の撮影が終了しても現場で撮影を見守っていたという。

そんな姿勢に対して「真面目で、努力を惜しまない人」と絶大な信頼を勝ち取った結果、藤井監督は予定になかった、恵一の“あるシーン”を追加する決断を。物語の先へとつなぐことになる重要なシーンとなったその撮影は、作間自身にも当日になるまで全容を知らされていなかったとか。

藤井監督は「僕が72歳の河村光庸だったらあのシーンは入れなかったと思いますが、今の自分の意志みたいなものを、もう少し示したかったんです」と恵一に委ねた強い思いを明かす。藤井監督の意志を託された作間が、劇中どんなバトンをつないでいくのか注目だ。

作品情報

「ヴィレッジ」
2023年4月21日(金)全国公開

出演:横浜流星
黒木華 一ノ瀬ワタル 奥平大兼 作間龍斗
淵上泰史 戸田昌宏 矢島健一/杉本哲太 西田尚美 木野花
中村獅童 古田新太

監督・脚本:藤井道人
音楽:岩代太郎
企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸

制作プロダクション:スターサンズ
制作協力:Lat-Lon
製作幹事:KADOKAWA
配給:KADOKAWA/スターサンズ
製作:「ヴィレッジ」製作委員会

公式HP:village-movie.jp

©2023「ヴィレッジ」製作委員会