BLUE ENCOUNTが“原点に返れる”と語るELLEGARDENの楽曲を披露『MUSIC BLOOD』

音楽
2021年09月10日

『smash. presents MUSIC BLOOD』

9月10日(金)放送の『smash. presents MUSIC BLOOD』(日本テレビ系 後11・00~11・30)にBLUE ENCOUNTが出演する。

BLUE ENCOUNTは、Vo. Gt.田邊駿一、Gt.江口雄也、Ba.辻村勇太、Dr.高村佳秀の4人からなるロックバンド。『ボイスII 110緊急指令室』の主題歌を担当するなど、これまでに数々の主題歌やテーマソングを手掛けている。2016年にリリースした「Survivor」は、ビルボードアニメチャート1位を獲得。さらに、メジャーデビューからわずか2年で日本武道館公演を実現し、2018年には1年で9曲がタイアップに抜擢されるなど、感情をストレートにぶつけた楽曲が支持されている。

トークでは、田邊が見せるライブ中の熱いMCの話題に。田邊は「たとえ2DAYSとかであっても、僕はインディーズの頃から『今日死んでもいい』って思うくらい、ライブに全てを懸けていて、次あると思ってやっていません。1日目でも声をガラガラにしてやるときもあります。ライブの最中は気持ち的に極まっているので、ふと涙があふれ出るときがあるんです。いろんな思いを乗り越えて今日みんなでこの会場に集まって、同じ瞬間を共有できているって思うとうれしくて、その喜びが涙につながるんです。会場に来てくれる一人一人のみんなと一緒に、音楽を楽しんでいるという感覚でライブをやっています」と話す。

千葉雄大が「MCで話すことは、そのときに生まれてきた言葉をお話しされるんですか? それとも、しゃべりたいことを事前に考えているのですか?」と聞くと、田邊は「インディーズ時代が10年間あってお客さんがずっといなかったのですが、その時は台本みたいなものがありました。でもそういうときのMCは全く響かないんです。インディーズの後半くらいで、もうやめたいと思っていた時に、ヤケクソになって思っていることをそのまま言おうと、振り切った瞬間にお客さんが増え出したんです」と。さらに江口も「リハの時になんとなく話すことを一応決めるのですが、本番になると全く違ったことを話したり。僕らも何をしゃべるのか分かりません」という。

続いて話題は、数多くの主題歌やテーマソングを手掛けていることについて。「最初に制作サイドの方々からオファーを頂き、同時にテーマも頂きます。例えばアニメであればストーリー展開を聞きつつ、それに準じた楽曲を何曲か作るということになります。最初の打ち合わせの段階で作者さんの意図を全部くみ取って、楽曲に反映させていくのですが、その時最低でも30曲は作り、多いときは50曲くらい作ります」と田邊が明かすと、あまりの曲数の多さに田中圭と千葉もびっくり。そして、数々の主題歌を手掛けてきたBLUE ENCOUNTが思わず嫉妬した主題歌や、ドラマ『ボイスII 110緊急指令室』の主題歌になっている新曲「囮囚(ばけもの)」についても語る。

そんなBLUE ENCOUNTが披露する「BLOOD SONG」はELLEGARDENの楽曲。「僕らがメジャーデビューさせていただいたのが7年前の9月10日なのですが、その前日にインディーズ最後の日ということで、『渋谷 O-Crest』というライブハウスでライブをやらせてもらいました。そのときに、僕らはライブでカバーをやらなかったのですが、記念に1曲だけ歌わせてもらったのがELLEGARDENの曲でした。いまだに原点に返れる楽曲なので選ばせていただきました。尊敬するアーティストの曲を歌わせていただくということでかなり緊張していますが、頑張ります!」と楽曲に対する思いを語った。

『smash. presents MUSIC BLOOD』
日本テレビ系
2021年9月10日(金)後11・00~11・30

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