FANTASTICSが全国ホールツアー16都市23公演を完走！佐藤大樹「本気で次の大きなステージへ」

ダンス＆ボーカルグループ・FANTASTICS from EXILE TRIBEが、全16都市23公演を開催したホールツアー「FANTASTICS LIVE TOUR 2022 “FAN FAN STEP”」のファイナル公演を、12月28日に熊本城ホールメインホールにて開催した。

前回のツアー「FAN FAN HOP」では、ツアーテーマソング「Summer Bike」にかけて“自転車”をコンセプトに演出されていたが、今回のツアー「FAN FAN STEP」では新曲「Choo Choo TRAIN」から連想し、“電車”をコンセプトに演出。

オープニングでは“FANTASTIC STATION“に到着した電車からメンバーが降車してくるように登場し、ツアーテーマソング「Choo Choo TRAIN」からスタート。FANTASTICSバージョンにアレンジされたロールダンスを披露し、観客の心をぐっとつかむ。

続いて、FANTASTICSライブ定番曲の「Drive Me Crazy」を電車セットを使用した演出で披露。次の「Play Back」では、ミラーボールの下で華やかなパフォーマンスを繰り広げた。

ボーカル陣によるMCでは、八木勇征が「熊本、ファイナル、もっともっとここから盛り上がれますか？」と会場のファンに問いかけると、中島颯太が「最高です。熊本全員、今日のファイナル盛り上がる準備できてますか？」と加勢し、さらに会場を盛り上げていく。

続いて、ダンスミュージック調のサウンドが特徴的な楽曲「Hey, darlin’」は、ニュージャックスウィングに大幅楽曲アレンジが行われ、振り付けや構成も新たにしたパフォーマンスで会場を魅了。

「WHAT A WONDER」「さよならレイニー・タウン」では、ボーカル1人ずつの歌唱に加え、楽曲アレンジやパフォーマーによる新規の振り付けなどの新しい挑戦も。前回のホールツアー「FAN FAN HOP」とは全く違うパフォーマンスの数々が飛び出した。

ライブ中盤には、バラード曲「Believe in Love」と「Turn to You」のどちらを歌唱してほしいかを観客の拍手の大きさによって決める、今回のツアーならではの企画も実施。最終公演となる本公演では「Turn to You」に決定し、「さよならレイニー・タウン（Piano Ver.）」「ターミナル」「Turn to You」と、FANTASTICS渾身のバラード曲を連続で披露。会場全体を包み込む、温かな歌声を響き渡らせた。

後半戦に突入すると、パフォーマーによる「DANCE TRACK」コーナーでは、電車の発車メロディのリミックスを使用した演出からスタートし、順々にパフォーマンスで魅せる。メンバーの紹介を電車のアナウンス風にするなど、公演テーマの“電車”を細部まで表現した。

本編ラストのMCでは、パフォーマーの堀夏喜が「これまで23公演やってきました。23公演の締めくくりに相応しい盛り上がりだと思います。ありがとうございます！　みなさんのパワー、めちゃくちゃ届いています」とファンへ感謝の思いを。

中島は、「こうやって一緒に集まっているということで、あの時間幸せだったなとか、あの時間があったからまた明日から頑張ろうって思ってもらえるような時間にしたいなと思っています。皆さん、ラスト1つになっていけますか！」とファンに呼びかけ、本編ラストの楽曲「Flying Fish」をパフォーマンスした。

観客からの拍手によりアンコールがスタートすると、これまでのポップなチェック柄の衣装から一変して、黒のレザーの衣装でスタイリッシュにきめたFANTASTICSが登場。現在放送中のアニメ『魔入りました！入間くん　第3シリーズ』のオープニングテーマ「ギリギリRide it out」を披露し、熱いパフォーマンスでラストに向けて駆け抜ける。

ライブ終盤に差し掛かる中、なんとメンバーにもサプライズでEXILE NESMITHが登場。会場がどよめく中、共にEXILEとしても活動する世界が「今日、ずっとライブ観てたんですか？　どうでしたか？」と問いかけると、「FANTASTICSのライブは楽しいね。キラキラしてるね」と語りかけた。

ラストのパフォーマンス前には、12月29日（木）に結成6周年を迎えるFANTASTICSを代表し、リーダーの佐藤大樹が「次の大きなステージに本気でいきたいと思っていますので、引き続き力を合わせてステージを飾っていきたいと思います。引き続き応援を宜しくお願いします」とファンへ熱いメッセージを贈る。