【紅白リハ】緑黄色社会、憧れの『紅白』初出場に喜び「全員で作った曲『Mela!』でまた新しい景色を」

音楽
2022年12月29日
『第73回NHK紅白歌合戦』緑黄色社会
『第73回NHK紅白歌合戦』緑黄色社会

大みそかに放送の『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合 午後7時20分~11時45分)のリハーサルが行われ、緑黄色社会が囲み取材に応じた。

緑黄色社会は、2012年に結成し、2018年にメジャーデビューした男女混合4人組バンド。『紅白』初出場となる今回は、2020年にリリースした代表曲「Mela!」を披露する。

紅組での出場ということで、赤色の衣装で会見に登場した4人。まず初めにボーカルの長屋晴子が「今回披露させていただく『Mela!』は、メンバー4人全員で作った曲。この数年でメンバーと一緒に成長してきたような曲で、いろんな景色をたくさん見てきました。その曲でまた新しい景色を見られるのは本当にうれしい気持ちでいっぱいなので、とにかく楽しみたいなと思います」と意気込みを。

初出場が決まった時に「紅白歌合戦は、バンドとして、結成したころからずっとずっと憧れて夢見てきた場所です」とコメントしていた緑黄色社会。そんな憧れの舞台でリハーサルを終え、長屋は「この舞台は以前にも立ったことがあるのですが、やっぱり(紅白は)雰囲気が違う感じがありました。ちょっとずつ実感が湧いてきて、ゾクゾクする感じというか。本当に立てるんだなぁ、という気持ちになりました」と思いを語った。

来年の目標について聞かれると、長屋は「また新しい立ったことのないステージに立ってみたいですし、行ったことのない場所でライブをしてみたい。まだ初めてのことがたくさんあるのでそういう経験をもっともっとしていきたいと思います。ツアーも半分くらいしか全国回れてないので、いずれは47都道府県行きたいですね」と。ベースの穴見真吾が「あとアリーナ。大きな会場にワンマンでできるように。それが憧れなので目指していきたいなと思います」と続けると、ギターの小林壱誓とキーボードのpeppeも大きくうなずいた。

今回の紅白のテーマ「LOVE & PEACE -みんなでシェア!-」にちなんで、「4人でいるときの平和な時間は?」という質問には、長屋は「いつも楽屋でほんとに伸び伸びと、たわいもない話をしながら過ごしてます」と。穴見が「レコーディング中に頼んだ出前を食べるときが一番平和です」と話すと、長屋も「みんなで分け合って、シェアしたりしてますね」と仲の良さを明かした。

2022年は3rdフルアルバム「Actor」をリリースし、自身最大となる全国ホールツアーを開催、そして9月には初の日本武道館ワンマンライブ2daysを実施した緑黄色社会。恒例の「2022年を漢字一文字で表すと?」という質問には長屋が「十」と回答し、「今年で結成して10年になったんです。9月には初めての日本武道館ライブをすることができて、そして一番最後に紅白に出場させていただけることになって。自分たちが思っていたようにスペシャルな年になったので」と語った。

最後に紅白初出場で楽しみにしていることを聞かれると、長屋が「舞台裏の雰囲気というか。どんな感じなんだろう」と。穴見が「さっきリハーサルをやらせていただいたときもスタッフさんがたくさんいらっしゃったので、本番は流動的にプロの回しを見せられたら」と笑いを誘うと、長屋が「学ばせていただきたいです」とコメントした。

『第73回NHK紅白歌合戦』は「LOVE & PEACE -みんなでシェア!-」をテーマに、NHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1で、2022年12月31日(土)に放送される。