EMILY「監督に教えてもらって身についたことを生かせている」品川ヒロシ最新監督作「リスタート」

特集・インタビュー
2021年07月16日

◆終盤のライブシーンは普段歌っている時と違いがありましたか?

あれは自分のライブスタイルと全く一緒です。ライブの場面に関しては演技をしていないかもしれないです。お客さんに向かって歌うことしか頭になかった。下川町に住んでいらっしゃる一般の方がエキストラに参加されていたので、何度も撮る中で皆さんが飽きないように全部本気で歌いました。監督にも全部全力で歌ってと言われて、順撮りで撮ったのであのシーンが撮影的にもほぼラストだったんです。歌う瞬間に最高潮に気持ちを持っていけたので、歌い終わった時は達成感がありましたね。

◆もともとwebでコラム連載を持つくらい映画がお好きだそうですが、今回、映画のお仕事に参加してみてどんな経験になりましたか?

映画に参加する前と後では、ミュージシャンとしての表現の幅が広がったと思います。お客さんからも映画以前と以降では全然違うという声ももらっていて、自分では伝えているつもりだったけど、伝わってなかったというのがよく分かりました。それこそ、自分の歌は自分が書いた歌詞を読み上げているだけだったのかもしれないと。でも映画に参加した以降は、一字一句意味のあることだと思いながら歌っているので、監督に教えてもらって身についたことを生かせているなって気がします。

PROFILE

EMILY
●えみり…1990918日生まれ、東京都出身。フォークデュオ、HONEBONEのボーカル。日本語にこだわったリアルな歌詞を歌い、EMILYのキレのあるMCも人気。『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)への出演をきっかけに品川ヒロシ監督に見いだされ、今作の主演に抜擢される。

作品紹介

映画「リスタート」
202179日(金)より北海道先行公開中/716日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿ほか全国公開

STAFFCAST
監督・脚本:品川ヒロシ
音楽:HONEBONE
出演:EMILYHONEBONE)、SWAYDOBERMAN INFINITY/劇団EXILE)、品田誠、朝倉ゆり(エラバレシ)、夏目ベール(純情のアフィリア)、藤井俊輔、向井日菜海、阿部隼也、かんた、岩崎う大、もりももこ、西野亮廣(キングコング)、松田大輔(東京ダイナマイト)、庄司智春(品川庄司)、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、黒沢あすか、中野英雄

STORY
北海道下川町で育った未央(EMILY)はシンガー・ソングライターを夢見て上京するが、現在は売れない地下アイドルとして活動していた。ある日、有名アーティストとの不倫スキャンダルが週刊誌に載り、世間からバッシングを受けてしまう。夢に破れ傷付いた未央は故郷に帰るが、家族ともうまく接することができない。そんな中、同級生の大輝(SWAY)が未央を思い出の場所へと連れ出す。豊かな自然と周りの人々の優しさに癒やされ、未央は少しずつ前を向くようになる。

©吉本興業

photo/関根和弘 text/佐久間裕子 hairmake/杉野加奈 styling/村井素良

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