髙石あかり「ジェットコースターのようなアトラクションに乗っている気持ちで見ていただけたら」映画「ベイビーわるきゅーれ」

特集・インタビュー
2021年07月30日

高校卒業したばかりの“殺し屋コンビ”が社会になじもうと奮闘する異色の青春映画「ベイビーわるきゅーれ」が730日(金)に公開。社交的で天真爛漫なちさとと、コミュ障のまひろのかみ合わないバディぷりが面白い今作の見どころを主演の髙石あかりさんが語ってくれました。

◆出演が決まった経緯からお聞かせください。

阪元裕吾監督の映画「ある用務員」という作品がありまして、殺し屋のお話で「ベイビーわるきゅーれ」で深川まひろ役の伊澤彩織さんとペアを組んでいる役だったんです。監督が「この子たちで新しい映画を」と思ってくださって、「ベイビーわるきゅーれ」に主演することになりました。

◆高校を卒業したばかりの女の子がアルバイトしながら実は殺し屋で。髙石さん演じる杉本ちさとは社交的だけど本心が見えず、伊澤さん演じる深川まひろはコミュ障という設定が面白かったです。

「ある用務員」でも似た設定でしたが、伊澤さんが演じたシホは「ベイビーわるきゅーれ」のまひろほどコミュ障ではなく、私が演じたリカはちさとよりはもっともっと子供っぽくキャピっとしたキャラクターでした。前作の舞台は高校だったので、今回は高校を卒業して「社会人になるぞ」という2人が描かれていて、ちょっと大人になったのかなと思います。

◆ペアで殺し屋をしているのでバディものでもあると思うのですが、伊澤さん演じるまひろとペアを組んだ感想はいかがでしたか?

初めてお会いした時から伊澤さんとはテンポ感がすごく合う方だなと思いました。だからコメディを2人でやれるのはすごくうれしかったです。お互いの良さを引き出せる関係だと思っていたので、ペアを組むのが伊澤さんで良かったなって思いました。

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