#ババババンビ 岸みゆ&池田メルダ&宇咲インタビュー「本当に7人になれて良かった」

特集・インタビュー
2021年08月24日

「もう5人バージョンのほうにいい意味で違和感を感じるくらい」(岸)

◆そんな宇咲さんも加わった7人体制で完成させた初のフルアルバム『強く儚い大馬鹿者たち』についてお話をお聞きしたいのですが、まず皆さんがこだわった点を教えてください。

:やっぱり、今まで5人バージョンで配信されていた音源を、7人でレコーディングし直したというところです!

池田:サブスクリプションなどでの配信もまだされていなくて、このアルバムだけでしか聞けないので、ぜひCDを買って堪能していただきたいです。

:たくさん聞いてほしいですね!

◆7人でレコーディングし直したものを聞かれて、お2人はどう感じられましたか?

:もう5人バージョンのほうにいい意味で違和感を感じるくらい、しっくり来てます。

池田:5人バージョンも好きだったけど、7人のほうが迫力が出てるし、みんな声質も違うから聞いていて楽しいんです。

:確かに! 宇咲とさえちゃんが加わって、絶対にレベルアップしたよね!

宇咲:「ばばばばんびずむ〜!」は自己紹介の歌なんですが、元々は5人の歌詞だったところに私たちを追加してもらえたのがすごくうれしくて。

池田:偏見自己紹介だけどね(笑)。作詞を吉沢朱音っていう魔物がやってるんですけど…。

宇咲:「スパルタ子役ド天然毒りんご」って言われてます!(笑)。

◆なぜそんな紹介に…?

宇咲:まだ全然話したことない状態で歌詞を作らなきゃいけなくて、朱音ちゃんと一緒にご飯に行こうってなったんです。それで「どんな子?」って聞かれて、「好きな食べ物はりんごです」って答えたら「毒りんご」になってました。

池田:なんで普通のりんごじゃないんだろう(笑)。

宇咲:私、毒ないよね…?

池田・岸:ない、全然ない(笑)。

◆(笑)。それぞれお気に入りの曲を挙げるとしたら、どれですか?

宇咲:私は「ハナビガタリ」が好きです。曲中にみんなで手を振る振り付けがあるんですけど、そこでお客さんとの一体感を感じられるし、ライブでこの曲が最後のほうにあると雰囲気がすごくいいなって思ってて。

池田:最後にそれぞれが「君が好き」って言うところもすごく可愛いよね。私は「ー私心伝心ー」かな。普段から#ババババンビの曲ではラップをたくさんやらせていただいてるんですけど、その中でも一番ラップを練習した思い出のある曲です。

:私は「青春ギルティ」。歌詞が深くて、私たちと応援してくださる皆さんの青春を表しているような世界観が描かれていて。あと、サビの振り付けも初めて見てくださった方でも真似しやすいので、ライブで一緒に盛り上がれるところも好きですね。

◆どの楽曲も魅力的ですが、ジャケットもインパクト大ですよね。

池田:本当にびっくりしました。私、CDのジャケットってアーティストさんの顔が写っているものだとばかり思っていたので、このジャケットの画像が送られてきた時に「顔は…?」って!(笑)

:鹿と馬しかいない! ってね(笑)。

池田:最初は「あれ?」って思ったんですけど、あの雰囲気もすごく好きですね。顔は写ってないけど、名前は書いてあるし(笑)。

:名前は壁に書いてあるからね。

宇咲:「あ、これ自分なんだ!」って思ったよね(笑)。

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