土岐隼一インタビュー「STAr(s)!のひとつの大団円を見守っていただけたら」『Prince Letter(s)! フロムアイドル』

音楽と手紙で紡がれる文通アイドルプロジェクト『Prince Letter(s)! フロムアイドル』（通称：プリエル）。メインキャラクターは、亜月アキト（CV：土田玲央）、yuzu（CV：堀江瞬）、冥王院シン（CV：土岐隼一）からなるユニット・STAr(s)!だ。

本コンテンツでは2月22日より、ボイスドラマ「Prince Letter(s)! フロム冥王院シン」を配信中。4月24日（日）には東京・オルタナティブシアターにて、初となる二部構成での有観客イベントの開催が待ち受ける。

さらにこのたび、イギリスの高級筆記具ブランド「PARKER」と「プリエル」のコラボボールペンの発売が決定！　TV LIFE webでは、出来上がったばかりのボールペンがシン役の土岐さんに手渡される現場におじゃまし、感想をお聞きしました。

そのほか、「Prince Letter(s)! フロム冥王院シン」の振り返りや、新キャラクターとして登場したシンの兄・カイ（CV：小林千晃）について、有観客イベントの見どころのお話も。土岐さんの“寝る前のこだわり”エピソードにも注目です！

◆まず、今回のコラボボールペンを手にされて、印象はいかがですか？

とても使いやすいですね！　昔から知っているブランドで、「いつかコラボできたらいいな」なんて思っていたのですが、まさか実現していただけるとは思ってもいなかったです。こうしてコラボなどで発売されるペンって、キャラクターが描かれていたりといい意味で個性的なものが多いと思うのですが、このペンはシンプルに「常和歌学園」というロゴと校章のみが印字されているので、私生活でも使いやすいんじゃないかなって。

◆確かに、どのようなシチュエーションでも使えるモデルだと思います。

ただ、分かる人には分かるというか、学校や会社で「あのペンを使っているということは…」とつながる、なんてことがあったらすてきですよね。でも、こういうカッコいいペンをコラボグッズとして作るのって、きっと難しいと思うんです。もっとデザインに特別感を出して押し出すほうが楽だと思うのですが、そういったある種の安パイを切らずに攻めていくというところが、このコンテンツのいいところだなと改めて感じました（笑）。

◆このボールペンであったり、堀江さんからストーリーライブ～舞台「CLOCK」～の際に贈られた万年筆でお手紙を書いてみたい方はいますか？

うーん…。いないです！（笑）。というのも、「便りがないのは良い便り」という言葉がありますが、僕はまさにそのタイプで。中途半端な気持ちでお手紙を書くということもしたくないので、「あの人に思いを伝えたい」と強く感じる時が来たときに書けたらいいなと思っています。なので、その時までいただいたこのペンはしっかり持っておきたいなと。ほりえる（堀江）からもらった万年筆も、仕事の場だったり、普段から文字を書くときに使っているんですよ。

◆ファンの方々から届くお手紙にも、きっとたくさんの思いがこもっていますね。

そうですね。「プリエル」に出演するようになってから、いただくお手紙は今まで以上に注視して読んでいます。言葉のひとつひとつはもちろん、どんなペンや便せんを使っているのかというのも気になるようになって。「この方、いつもお手紙下さっているな」ということも、少しずつ分かるようになってきたかなと思います。

◆現在、「Prince Letter(s)! フロム冥王院シン」は第4話まで配信されていますが、第1話から振り返ってみていかがですか？

今のシン君って、決して嫌いになったわけではないんですけど、アキト君とyuzu君とのアイドルとしての実力の差を痛感しているところで。その差の理由というのは、シン君だけが原因ではないんですけどね。でも、そういう彼の気持ちは僕も分かりますし、皆さんも、仲がいいがゆえに自分とお友達を比べてしまってショックを受けたことってきっとあると思うんですよ。

◆そうですね。シン君の葛藤には共感できる部分がありました。

でも、彼のすごいところって、そういうふうにつらいときでも、どうにかしてその状況を打破しようとするんです。這い上がろうと、自分のコンプレックスを乗り越えようと、きちんと努力をする。第3話に登場した遊園地でも、小さな一歩ですけど、今までできなかったことができるようになったりして。彼はこのストーリーで最終的に大きなきっかけと対峙し、ひとつ成長を見せるのですが、そこに向けて変わっていくきざしが見えてきたのかなと思います。

◆まさにそこが見どころのひとつだと思います。

現状、「おっ！」と思っている方もいれば、「まだまだ！」と思っている方もいると思うんですけど、ここからもさらにシン君のことを見守っていただきたいなと。このストーリーの最後には、彼が今までできなかったことをすごくキメてやってくれるので、それも楽しみにしていただきたいです。

◆新キャラクターとして、シンの兄・カイも登場しますが、印象はいかがでしたか？

いやもう、「ぽいな～」って（笑）。シン君のバックグラウンドを想像していた時に、きっと兄弟がいて、その人は派手派手しいんだろうなと踏んでいたんですよ。そしたらやっぱりヘリコプターでの登場で、これは素晴らしいなと（笑）。そして、それに全く動じないシン君っていうのがまたいいですよね。

◆まさに想像通り（笑）。今後のふたりのやりとりもとても楽しみです。

今はまだ関係性が見えないと思うんですけど、お兄ちゃんにもお兄ちゃんなりの思いがあって、シン君にはシン君の思いがあって、それがどう変化していくのかっていう部分も楽しみにしていてほしいですね。（小林）千晃君とは別の作品でもご一緒しているので事前にイメージできて、いい意味でふざけ合えた部分もあるので、そこもぜひ本編で見ていただけたらと思います。

◆4月24日（日）には、「『Prince Letter(s)! フロム冥王院シン』ストーリーライブ～ファン感謝祭『STellA』～」と「『Prince Letter(s)!フロムアイドル』ファンミーティング 2022 」が開催されますが、ぜひ見どころを教えて下さい。

3人で新曲を歌うというところと、新しいポエトリーリーディングのフルMVが初公開になります！　ストーリーライブでは「フロム冥王院シン」の6.5話を披露するのですが、後にYouTubeにアップされる6.5話とはストーリーや流れが若干違っているんです。本当にこのイベントだけのものというか、また別の雰囲気のものになっているので、ぜひ観にきていただけたらなと。夜の部では重大発表もあるので、期待していて下さい。

◆最後に、イベントに向けての意気込みとファンの皆様へのメッセージをお願いします。

「フロム亜月アキト」のイベントはオンライン配信で、「フロムyuzu」でやっと僕らを応援して下さっている皆様と直接お会いできて、「フロム冥王院シン」では初の２部構成かつ全然違うことをやらせていただいて…と、どんどんできることややりたいことが増えていっているように感じています。管理人さんは「第一章のフィナーレ」とおっしゃっていますが、これで終わるわけじゃなくてまだまだ先があるので、そういうサプライズをぜひ今回のイベントで感じてもらえたらなと思いますし、彼らのひとつの大団円を見守っていただけたらうれしいです。

SPECIAL TOPIC

◆シンは寝る前に本を読むのが日課ですが、土岐さんの寝る前のこだわりは…？

僕、寝る時に枕元に何も置きたくないタイプなんです。というのも、スマホや本を置いておくと、うつつを抜かして眠れなくなってしまうんですよ…。本も「いいところまで！」と思いながら完結するまで読んでしまったり（笑）。スマホもあるとついついいじってしまうので、寝るときはリビングに置いておいて、朝はアナログの目覚まし時計を使っています。寝つきもいいので、布団の中に入ってボーっとしていたらすぐに寝られますね。“寝室に読んだり見たりするものを置かない”というのがこだわりかもしれません。

商品情報・コラボ概要

「Prince Letter(s)! フロムアイドル私立常和歌学園男子部公式ボールペン」

受注期間：～2022年4月23日（土）まで
価格：4,950円（税込）
メーカー名：PARKER
素材：ブラス、ラッカー、クローム、他
サイズ：長さ140ｍｍ、径12ｍｍ

商品説明：創業130年以上を誇るイギリスの高級筆記具ブランド「PARKER」製で、その歴史に対する信頼と英国王室より「ロイヤルワラント」という最高級の品質認定を受け続けているトップクラスのクラフトマンシップ。緩やかなカーブを描くモダンでスタイリッシュなスタイルで、握りやすさとデザイン性を融合した、個性的で存在感のあるボールペン。

販売サイト（Froovie）：https://froovie.jp/shop/g/g5604677/