STU48・沖 侑果インタビュー「ここで成功させないと、次のステップにつなげていけないなって」

特集・インタビュー
2022年04月28日

◆沖さんも参加されているカップリング曲の「ポニーテールをほどいた君を見た」(Type B M-2)も、学生時代の気持ちを歌ったものかと思うのですが…。

私はちょっと、おじさん目線っぽいなと思っていました(笑)。“あと何年か 歳月が経てば 話しかけられるか?”という歌詞もあったので、高校卒業まで待っているのかなと思って。

◆なるほど、相手が成人年齢に達するまで待っているという解釈をしたんですね…! てっきり中学生くらいのピュアな男子が、ちょっと年上の女子高生に憧れている感じなのかなと。

そういうふうに年下の後輩(からの視点)だと捉えているファンの方もいたので、人それぞれだとは思います。でも私とは逆パターンですね。

◆あくまでも、おじさん目線の歌だと(笑)。

私はその気持ちで歌っています。この歌詞の主人公の気持ちはなぜかよく分かるので、心の中におじさんがいるのかもしれないです(笑)。

◆ちなみに歌詞の中には“ポニーテールをほどく”や“長い髪を掻き上げる”のような女性の仕草が描かれていますが、沖さんが見ていてグッとくる仕草は何かありますか?

仕草ではないんですけど、私はすごく制服が好きでして…。薬剤師さんの白衣みたいな職業的なものから、(サラリーマンの)スーツや学生の制服も好きで。例えば警備員さんの制服とかがすごく好きなんですよね。だからお話し会とかでも仕事の合間に制服姿のまま来てくださる方がいらっしゃるんですけど、そういう姿を見るとキュンキュンします。たぶん仕事着から私服に着替えた時のギャップが好きなのかなって。

◆これをファンの方が聞いたら、今後の沖さんのお話し会では列の絵面がすごいことになりそうな…。

コスプレ大会みたいになりそうですよね(笑)。

◆ちょっと見てみたいです(笑)。その他のカップリング曲についてもお聞きしたいのですが、「船から降りた僕たちは・・・」(Type A M-2)は昨年5月に船上劇場を終了したことにも重なる内容でしょうか?

タイトルからマイナスなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれないんですけど、サビの歌詞とかを見てもらえたら全然ネガティブじゃなくて。“新しい自分たちを見てもらおう”という歌詞になっていて、今回のカップリング曲の中でも表題曲に並ぶくらいめちゃくちゃ良い曲だなと思いました。

◆1つの節目を越えて、新たな一歩を踏み出していく気持ちも込められているように感じました。

ファンの方からは、「出航」(2ndシングル『風を待つ』収録曲/2019年)という曲のアンサーソングみたいだと言われたりもして。「出航」は船ができる前に作られた曲なので、確かにアンサーソングっぽいなとは思いました。

◆そういう解釈もできると。劇場盤に収録の「Sure、じゃあね」は、ちょっと懐かしい感じの曲調ですよね。

「ポニーテールをほどいた君を見た」についても、「懐かしい感じがする」と言ってくださる方が多くて。今回は「懐かしい感じだね」と言ってもらう曲が多いですね(笑)。参加メンバーのかわいい声と、ちょっと懐かしいディスコっぽい曲調とのギャップも良いですし、早くパフォーマンスが見たいなと思います。

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