矢吹奈子&CNBLUEジョン・ヨンファが語る日韓合同オーディション『THE IDOL BAND』から受けた刺激

特集・インタビュー
2023年03月03日
『THE IDOL BAND:BOY’S BATTLE』左から)ジョン・ヨンファ、矢吹奈子
『THE IDOL BAND:BOY’S BATTLE』左から)ジョン・ヨンファ、矢吹奈子

TBSが韓国SBSグループとK-POPバンドの名門FNC ENTERTAINMENTと始動した、グローバルデビューに向けた日韓合同アイドルボーイズバンド結成プロジェクト『THE IDOL BAND:BOY’S BATTLE』(TBS 毎週土曜 深夜1時58分~2時28分)。日本、韓国から総勢54人が参加し約7か月にわたって行われたオーディションも、最終ラウンドを迎える。そんなファイナルを目前にして、MCの矢吹奈子さんと、プロデューサーのCNBLUE、ジョン・ヨンファさんにインタビュー。参加者たちの成長ぶりや見どころを聞きました。ヨンファさんは全て日本語で答えてくださいました!


◆いよいよ最終回です。間近で見てきたお2人が思う、参加者の成長しているところはどこでしょうか?

ヨンファ:日本の参加者たちを初めて見たとき、まだ韓国語がうまくなかったのですが、今では僕よりうまくなっています(笑)。ライブも本当にカッコよくなっているので、今後が楽しみです。

矢吹:回を重ねるごとに自信がついているのが目に見えるほど伝わってきました。メンバー同士で一緒にバンドを作っていくという過程から生まれる絆がパワーになっているのかなと思って、私自身もすごく勇気をもらいました。

◆どんな勇気をもらいましたか?

矢吹:私はHKT48を卒業して俳優の道に進むので、少し不安な気持ちがあったのですが、参加者の皆さんを見て、挑戦し続けたいと思いました。

◆ヨンファさんは、参加者からどんな刺激を受けましたか?

ヨンファ:参加者たちの「僕は音楽が大好き」という気持ちに共感しましたし、勉強になりました。僕もこの先もずっと夢を持って活動していきたいです。

◆このオーディションに参加した皆さんの今後の活躍で期待することは?

矢吹:日本のバンドと韓国のバンドの良さを参加者の皆さんが学んでいたので、どちらの良さも兼ね備えて、今後も活躍できると思います。世界に羽ばたいてもらえたらと願っています。

◆ヨンファさんはどんな活躍を期待されますか?

ヨンファ:今は参加者とプロデューサーですが、終わったら参加者じゃなくて友達みたいに仲良く活動をできたらいいなと思っています。みんなのライブも行きたいですし、ライバルまではまだまだですけど(笑)、僕たちも参加者を見てもっと頑張らないといけないなと思うので、一緒に頑張っていきたいです。

◆日本ではK-POPを目指してダンスを始める人も増えていますが、バンドの魅力はどこでしょうか?

ヨンファ:いろんな魅力がありますが、自由自在に音楽を“生”で作ることだと思います。なので、メンバーの1人1人が大事です。メンバーがいるからこそ出来上がる音楽ですし、そこがバンドの魅力だと思います。でも、僕もうまくはないですがダンス好きですよ(笑)。

◆演出を含め、印象に残ったステージはありますか?

ヨンファ:僕はセミファイナルの「ドライフラワー」が印象に残っています。若いのに悲しい失恋ソングを上手に歌っていて。テーマがJ-POPと聞いたときから、「この曲でライブを作りたいな」と思っていたので、ステージにできてよかったです。

◆もともと「ドライフラワー」という楽曲を知っていたんでしょうか?

ヨンファ:知らなかったのですが、曲をいろいろ聞いている時に、メンバーのシュウトさんから「カラオケで絶対歌う曲」と聞いて、これだと思って決めました。

矢吹:「ドライフラワー」も含め、J-POPのステージは新鮮な感覚がありましたね。よく聴いてるJ-POPの曲をバンドバージョンで聴くことができて、楽しかったです。

◆収録の合間は皆さんどんな会話をされているのでしょうか?

矢吹:ヨンファさんのように、プロデューサーの皆さんも日本語がすごくお上手なんですよ。いつも「お疲れ様です」とあいさつを日本語でしてくださるのが、温かいなって思います。

ヨンファ:奈子さんは、本当に僕が知っている日本人の中で、一番韓国語が上手。発音がすごくいいですね。

矢吹:毎回会うたびに褒めていただけるんですよ(照)。

ヨンファ:そう、「発音いいね」ってね。

矢吹:それがとてもうれしくて。韓国語を話すのは久しぶりだったので、不安な部分もあったんですけど…。

ヨンファ:僕たちでも難しいと思う単語も本当に上手に話しますよね。上手でびっくりしました。

矢吹:今回MCをして、初めて知った単語もいっぱいありました。私は収録では日本語で話す部分が多かったんですが、一度ロウンさんが収録に参加できなかったときに、急きょ日本語と韓国語のどちらも進行することになって。その時は大変でしたが、勉強になったので成長できたと思います。

◆他のプロデューサーの皆さんとは?

ヨンファ:皆さんの音楽のスタイルが全然違うので、本当にステージが楽しみでした。収録後、「これは、FTISLANDスタイルですね」「これよかったですね」と話したり。これが『THE IDOL BAND』の魅力ですよね。みんな休憩中とか収録後もオーディションの話をして盛り上がっていました!

矢吹:たしかに、プロデューサーの方々は、参加者の皆さんとずっと一緒にバンドを作っているので、裏でもずっと音楽のことを話している印象です。だから、この番組は参加者の皆さんも頑張っているし、プロデューサーの方々も本気でのぞんでいるのが伝わってきます。裏話で言うと、プロデューサーさんたちの席にはお菓子があって、うらやましいなと思ってました(笑)。

ヨンファ:MCの席にはないんですよね。

矢吹:そうなんです、カメラに映っちゃうので。いつもいいなって思いながら見ていました。ロウンさんとは演技の話をしましたね。私がこれから俳優業に進むという話をして。

◆ロウンさんからはアドバイスはありましたか?

矢吹:日本と韓国では撮影の仕方など、違いを感じました。「韓国語もできるから、韓国でもドラマに出演できたらいいですね」とロウンさんが言ってくださって、挑戦してみたいなと思いました。

◆ヨンファさんも俳優業をやられていますよね。

ヨンファ:ぜひ呼んでください。僕、頑張ります!(笑)

矢吹:ヨンファさんも日本語がとても上手なので、私も共演できるように頑張ります!

◆最終回の見どころを教えてください。

ヨンファ:ファイナルのミッションはプロデューサーを務めるバンドのカバー曲と、プロデューサーが作るオリジナル曲の2つのステージになっています。それぞれのプロデューサーのスタイルが違うので、そういったところにも注目して楽しんでください。

矢吹:私も皆さんと同じタイミングで、各チームの新曲を聴くことになるので、今からワクワクしています。

PROFILE

『THE IDOL BAND:BOY’S BATTLE』
矢吹奈子

矢吹奈子
●やぶき・なこ…2001年6月18日生まれ。東京都出身。4月1日(土)にHKT48卒業を控えている。

『THE IDOL BAND:BOY’S BATTLE』左から)ジョン・ヨンファ、矢吹奈子
ジョン・ヨンファ

ジョン・ヨンファ
●1989年6月22日生まれ。韓国出身。A型。CNBLUEのメンバーで、ボーカルとギターを担当。

番組情報

『THE IDOL BAND : BOY’S BATTLE』
TBS
毎週土曜 深夜1時58分~2時28分