佐野勇斗、目黒蓮とのタッグに手応え「ハルとガクのいい関係性が画に出ている」『トリリオンゲーム』インタビュー

特集・インタビュー
2023年07月28日
『トリリオンゲーム』©TBS/撮影:高橋裕子

金曜ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)で、 主人公・ハル(目黒蓮)とタッグを組むガクを演じる佐野勇斗さんにインタビュー。本作の魅力から、役作りについてや共演陣の印象、撮影現場の様子などを聞きました。

本作は“世界一のワガママ男”のハルと、“気弱なパソコンオタク”のガクという正反対の2人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世の全てを手に入れようと成り上がるノンストップ・エンターテインメント。主人公のハルを目黒、ガクを佐野が演じ、今田美桜、福本莉子、竹財輝之助、吉川晃司、國村隼らが共演する。

◆この脚本を読んだ段階で、この作品の最大の魅力はどこだと思われましたか?

目黒君演じるハルとガクの2人が成り上がっていくお話で、見てくださる老若男女全ての方々に、「夢って持っていいんだ」「夢ってこうやって口に出していいんだ」と勇気を与えられるなという印象を原作を読んで受けたので、そこが最大の魅力なんじゃないかなと思います。

◆実際に撮影をしていく中でもその魅力は感じられましたか?

第1話を撮影している段階から、目黒君と「これ最終回じゃないよね?」と2人で話したくらい本当に内容の濃い撮影でしたしスケールが大きいので、これからこの第1話を超えるのが難しいんじゃないかと思うぐらいすごく手応えはあります。

◆具体的にどんなところが大変でしたか?

「セキュリティチャンピオンシップ」というハッカー大会のシーンは、3日間600人ぐらいのエキストラの方々が朝早くから夜まで一緒に撮影してくださって。たくさん協力してくださって、皆さんがすごく盛り上がってくださったおかげで、いいシーンになったなと思っています。

◆規模が大きい撮影はいかがでしたか?

完成した画を見たとき、それこそ海外のドラマみたいな色鮮やかさがあって。いろんなスタッフさんが力を合わせてすごく華やかな画を作ってくださっているので、皆さんがどう受け取ってくださっているのか楽しみです。

『トリリオンゲーム』©TBS/撮影:高橋裕子

◆目黒さんとのタッグが物語の主軸の一つになると思うのですが、事前に話をされたりしましたか?

撮影前は、リハーサルとポスタービジュアルの撮影のときにお会いして、目黒君と「ここの2人が本当に大事だから、2人でめちゃくちゃ盛り上げようね」という話をしました。

◆目黒さんが引っ張ってくれるのでしょうか?

そうですね。普段すごくしゃべるタイプではない方だと思うのですが、現場では今回のハルという役柄もあって積極的にしゃべってくださるおかげで、ハルとガクのいい関係性が画に出ているのかなと思います。

◆クランクインして1か月弱たっていますが、目黒さんとの仲は深まりましたか?

「ご飯に行こう」というのは話していて、「今日行く?」と連絡を取り合っているのですが、なかなか行けていないんです。

目黒君自身も、Snow Manとしてここまで来るのにいろんな経験があるから、僕の気持ちが分かると言ってくださって。同じ境遇というのが大きいと思うのですが、本当に今回の出会いがありがたいなと思っています。

『トリリオンゲーム』©TBS/撮影:高橋裕子

◆今田さん、福本さんの印象はいかがですか?

福本さんが演じる凜々は「トリリオンゲーム」社に入社する仲間なので、一緒にいることも多くて。初めてお会いしたのですが、僕はすごく空気感が合うというか、初めて会ったときからふざけあえるぐらいの関係性になれました。年下なのですが、本当にすごくしっかりされていて、年上の僕らに対しても、物おじせずツッコんでくれるし、お芝居がやりやすくてありがたい存在です。

今田さんが演じる桐姫は「ドラゴンバンク」の取締役という敵サイドということもあって、ハッカー大会のときもだいぶ離れたところにいたりと、あまりしゃべれていないので、ここからたくさん一緒のシーンもあると思うので話していきたいです。

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