勘違い＆格好つけから少年院へ… AK-69が両親に迷惑をかけまくった過去を赤裸々激白『しくじり先生』

6月30日に放送された『しくじり先生　俺みたいになるな!!』（テレビ朝日　毎月第4金曜　深夜0時50分～1時20分）では、AK-69が「勘違いの格好つけで親に迷惑をかけまくった先生」として登壇した。

過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる、反面教師バラエティ『しくじり先生　俺みたいになるな!!』。

6月30日の放送では、大人気ヒップホップアーティスト・AK-69が登壇。“勘違い”＆“格好つけ”から素行不良を繰り返し、少年院で過ごした過去を赤裸々激白し、しくじって両親に迷惑をかけてしまったと懺悔した。

逆境に立ち向かう歌詞が共感をよび、プロ野球やボクシング選手の登場曲に選ばれるなど、プロアスリートから絶大な支持を集めるAK-69。これまで日本武道館で単独ライブを5回開催、ラップと歌の“二刀流”のアーティストとして活躍し続けている。

そんなAK-69のしくじりは「19歳で逮捕され、両親に迷惑をかけまくったこと」。授業冒頭、若かりし頃は「暴力とハッタリこそがすべて！　悪さをすることが格好イイ」というしくじった考えを持っていたことを明かし、その勘違いから学生時代にさまざまな悪事を働いてしまったとぶっちゃける。

そもそもAK-69の勘違いがはじまったのは、保育園時代の“ある体験”からだという。それは「遊具を独占していたイジワルなガキ大将をぶん殴り、ヒーローになる」という出来事。AK-69は「自分より強い相手に歯向かって打ち負かすことで、周囲からの見られ方が変わるってことをしたんです」「ブッ叩いたら、なんか過ごしやすくなっていくな…っていう勘違い（をした）」と話し、教室からは「（間違った）成功体験ですね」「まわりはビビっちゃうもんね」という声が上がった。

AK-69の悪さは小学生になってもおさまらず、自分が暴れるたびに相手の元に出向いて謝罪を繰り返していた母から、「気まずくて近所のスーパーに行けない！」と怒られていたと振り返った。中学生になると“ガキ大将化”がエスカレートし、AK-69は悪さのせいで中学1年にして転校の手続きをすることに。ところが、転校先で熱血先生と出会ったことから更生し、以降はこれまでとは打って変わって正統派の青春を謳歌。

成績は学年上位、合唱コンクールで指揮者を担当、生徒会副会長を務める…という変わりっぷりだったそうで、生徒たちも「ウソでしょ？」「それって優等生のやること！」「スゴイいい先生！」とビックリ。当時はヤンキーに目をつけられても、ヤンキーのノートに「負けました」と一筆添えてサインすることでケンカを回避していたことも明かした。

しかし更生から一転、高校生になったAK-69は再び暴力に走り、19歳で少年院へ送致されることに…。いったい当時の先生に何があったのか。その後の授業ではしくじりの経緯や少年院での生活について回顧。また、本気で音楽の道を志すことを決意した忘れられない体験も語り、これまでの歩みから学んだ人生の教訓を呼びかけていた。

今回の授業に、キャップにサングラス、ごっついネックレスの重ね付けというファッションで登場したAK-69先生。教室から「なんか怖い…」という声が出たこともあり、先生は「サングラスを外しましょうか？」と自分から言いだし、以降は素顔で授業を行うことに。

素顔を見て「やさしい！」と安堵する生徒も多い中、堀未央奈は「サングラスを取ると“あ、本当はやさしい顔しているじゃん”っていうことが多いと思うんですけど…（AK-69先生は）取ってもちょっと怖かった…」と率直発言。先生を「え…ホントですか？」と苦笑いさせる場面も。

地上波放送直後からABEMAでは、今回のAK-69先生の授業を見逃し配信中。そして、7月7日（金）は、AK-69先生の授業後編をお届け。下積み時代のしくじりについて、またまた先生が大激白。ヒップホップドリームをかなえるためビッグマウス発言を連発していたAK-69が、親友と父親の死を乗り越えて学んだ教訓とは。