笑い飯・西田、R藤本、ラランド・サーヤらが“グランド座王”を目指す『千原ジュニアの座王チャンピオン大会』

『千原ジュニアの座王』上段左から）スカチャン・ヤジマリー。にゃんこスター・アンゴラ村長、カベポスター・永見、セルライトスパ・大須賀、しずる・KAƵMA　中段左から）かが屋・賀屋、ロングコートダディ・堂前、笑い飯・西田、R藤本、ラランド・サーヤ　下段左から）ブラックマヨネーズ・小杉、千原ジュニア、竹上萌奈（カンテレアナウンサー）©カンテレ

千原ジュニアがMCを務める、即興力No.1決定戦『笑いの総合格闘技！千原ジュニアの座王チャンピオン大会』（カンテレ・フジテレビ系　午後11時～11時30分）が、10月3日（火）に放送される。7度目の全国ネットSPとなる今回は、審査委員長にブラックマヨネーズ・小杉竜一を迎え、チャンピオン大会を届けていく。

“座王～ざおう～”は、漫才やコント、ピン芸、歌ネタなど作り込んだネタではなく、“即興”ネタを競い合う、いわば“笑いの総合格闘技”。ルールは、芸人たちが「大喜利」「ギャグ」「モノマネ」などのお題が書かれたイスを奪い合うイス取りゲームを行い、座れなかった芸人は「このお題でこの人だったら勝てる！」と思う芸人を指名。指名された芸人のイスに書かれたお題に沿ってネタを披露し、2人のうちどちらが面白いかを審査委員長が判定。最後まで勝ち残った者が“座王”に輝く。

今回は、死闘を制し“座王”に輝いたことがある芸人のみがプレイヤーとして戦い、座王の中の座王“グランド座王”を決定する。“座王の鬼”の異名を持ち、通算成績296勝48敗、座王63回の首位記録を持つ笑い飯・西田幸治は、5度目のグランド座王を狙う。その西田に次いで歴代優勝回数2位につけるR藤本、歴代優勝回数3位のロングコートダディ・堂前透らゴールドビブス保持者（100勝達成者）や、堂前と並ぶ座王14回を記録したセルライトスパ・大須賀健剛といった歴戦の猛者たちが一堂に会する。

また“座王の破壊王”ことしずる・KAƵMAや、先日得意のスプレーギャグを生かして初優勝したスカチャン・ヤジマリー。ら奇才の活躍にも期待がかかる。さらに2年半ぶりの登場となる、かが屋・賀屋壮也、M-1＆R-1ファイナリストのカベポスター・永見大吾、今年7月に初座王となったにゃんこスター・アンゴラ村長、座王2回のラランド・サーヤら実力派の若手がそろい踏み。そんな総勢10名の歴代王者の中から“グランド座王”を手にするのは、果たして誰なのか。

爆笑と大波乱で大盛り上がりとなった収録は、予定時間を大幅に超えたという。収録直後、MCの千原ジュニアに感想を聞くと「1回戦からドローの連続で、すごいレベルの戦いが始まったなと。これをそのままライブでやったとしても、だれる瞬間がなかっただろうなと思うぐらいで、カットするのがもったいない。俺がカンテレの局員やったらノーカットのDVD発売するんちゃうかな（笑）。毎回やけど、今回特に質がめちゃくちゃ高くて、緊張感から来る大ケガがまったくなかった。小杉審査委員長のほどよいテディベア感が今日の座王をほんまにいいものにしてくれたんだと思っています。笑いは緊張感がありすぎてもあかんので」と大満足の様子。

また通算7度目の全国ネットとなる“座王”への想いを聞くと「毎週とか、1か月に1回のペースで座王に出てる芸人はたまらんでしょうね。なにしててもどっかに座王があるわけやからね。でもそのおかげでたくさんの方に支持していただいて、噂では海外でも見られていると（笑）。それは演者がすごいからだと思いますよ。座王に出たい若手芸人もいっぱいいるって聞くので、彼らがみんな出られるぐらい番組がずっと続けばいいなと思っています」と芸人たちをねぎらい、今後の野望を語った。

チャンピオン大会の審査委員長は5度目となる、ブラックマヨネーズ・小杉竜一。今回の審査について「非常に厳しい戦いでしたけど、これからもガンガン審査していきたいですね」と答えたが、ジュニアに「2回戦はドローやったやろ」とツッコまれる一幕も。しかし小杉は「ジュニアさんは違うかもしれませんが、僕はあのようにジャッジしましたから。視聴者のみなさんにもその辺を踏まえて見てほしいですね。日本国民全員が審査員です。“俺のジャッジはこうだ！”と言いながら見てほしいなと思います」と呼びかけた。

最後に歴代チャンピオンたちへのメッセージを求められると、「僕自身にはない能力を持った方たちの戦いなんで、こんなすごいことができるんだなってリスペクトもありましたね。テレビの世界でいろんな職種の方と仕事をしてきましたが、座王はほんまに芸人しかできない番組やと思います。出演した芸人のみなさんに、底力を見せてくれてありがとうと言いたいです」と熱戦を繰り広げた芸人たちをたたえた。