元サッカー日本代表・播戸竜二がMCに挑戦『アスリートってナニ食べてんの！？』11・29スタート【コメントあり】

『アスリートってナニ食べてんの！？』（ABCテレビ／関西ローカル　毎月最終水曜　深夜放送）が、11月29日（水）スタート。MCを務める播戸竜二（元サッカー日本代表）と出演の蛙亭（中野周平、イワクラ）からコメントが到着した。

トップアスリートたちがパフォーマンスを発揮する中で欠かせない食事。一体ナニを食べて、どんなトレーニングをしているのか。密着取材し、そこに至るまでのアスリートの哲学に迫る。

11月29日放送の初回は、大阪の名門・清風高校出身である2020東京オリンピックの銀メダリスト、体操・北園丈琉選手（21歳）と、2018平昌オリンピック日本代表、ショートトラックスピードスケート・渡邊啓太選手（31歳）に密着。

現在、寮生活を送る体操・北園選手の食事を作っているのは、徳洲会管理栄養士の加藤美里さん。食事はもちろん、選手の健康や栄養管理まで行っている。

加藤さんが作るのは「家庭的メニュー」。体操競技に必要な「速筋」に効果のあるタンパク質が豊富に含まれているちくわを使った「磯部揚げ」や、筋肉のつりを予防するために必要なミネラルたっぷりの黒糖を隠し味に作る「肉じゃが」は、選手の間でも人気のメニューだ。白米のほか、ビタミン豊富な五穀米や玄米も必要に応じて使い分けるという徹底ぶり。

人間離れした動きが一番の体操の魅力、体操を知らない人が見ても楽しめる競技だと語る北園選手。「毎日けがなく体操ができているのも加藤さんのおかげ」と、パリ五輪では金メダルをとって恩返しがしたい…そして、次の世代へつなぐため、日本を代表する存在であるために、北園選手は今日も技を磨き続けている。

ショートトラックスピードスケート・渡邊選手の食事は、基本的に「自炊」。朝食はオートミールにバナナとチョコ味のプロテインを加えたものを。満腹感もあり栄養価も高く、チョコバナナが好きなのでおいしいと、実は甘党の渡邊選手。現在は膝靱帯を痛めリハビリ中で、パーソナルジムで足腰と体幹を中心に1時間みっちり鍛えている。

昼食はバランスが偏らないように心がけ、せいろを使った蒸し野菜、おみそ汁に、焼いた〇〇肉。身体のリカバリーにいいと勧められたものだという。

夜、一般開放が終了した後のスケートリンクが使用できる2時間で約7キロを滑り、帰宅後、疲れていても自炊をする。食事の時間が遅くなり、体重コントロールが難しくなるため、ガッツリ食べたくても白米は食べず、豚肉と野菜を焼いてポン酢をかけて…。

日本でショートトラックはまだマイナー競技。ショートトラックを人気競技にしたい、日本のショートトラックを変えたい！と目を輝かせて語る渡邊選手。目標の2026年のミラノ・コルティナ冬季五輪出場に向け、これからも全力で挑み続ける。

播戸と蛙亭の収録後コメントは下記に掲載。

播戸竜二　コメント

◆TV初MCをやってみていかがでしたか？

播戸：小さい頃からテレビで見ていた“MC”…果たしてできるのか？とも思いましたが、これはもう楽しくやろう！というのが大前提にありました。最初はちょっと緊張してかんじゃったけどね（笑）。

◆今回北園選手、渡邊選手を見てきたわけですが、同じアスリートとして意外だったところや印象に残ったところはありますか？

全部印象に残ったというか、全員のことが気になります。ほかの競技・アスリートがどういう食事をしているのか…サッカー選手は分かるけど、ほかの競技はどうなのか全然知らなかったので、この番組は一般の人が見て「そうなんや！」って思うのはもちろん、アスリートが見ても勉強になると思います。食事だけじゃない全体的な生活の流れが分かるのがよかったです。

◆播戸さんの好きな食事メニューは？

そうですね…玉子焼きとか好きですね、あと、うどんとか！中でも、玉子とじうどんが好きです！

◆試合前にコレを食べるというのはやっぱりうどんですか？

そうですね、うどんとおにぎり2個、あとフルーツですね！それを試合開始3時間半前に食べてたんです。

◆蛙亭さんとの絡みはどうでしたか？

最初のあいさつでいろんな話をしたとき、すごく優しくて！お土産を持っていったら喜んでくれて…蛙亭さんの関係性がとてもほほ笑ましかったです！

◆視聴者の皆さんに番組の見どころ＆メッセージをお願いします。

「食」が分かるのはもちろんのこと、明るく楽しく元気になるような番組になってほしいと思っています。アスリートの「食」を通して、アスリートの「素」の部分も出ると思いますので、ただストイックに練習…だけじゃなく、見ている方により身近に感じて、その競技をもっと好きになってもらえたらいいなと思っています。

蛙亭（中野周平、イワクラ）コメント

◆収録を終えいかがでしたか？印象に残ったところは？

中野：見応えがすごかったですね…！アスリート飯ってストイックなイメージがありましたが、ストイックな面もいっぱいありながら、そんなものも食べるんだ！…とか見ていて興味津々でした。めっちゃ楽しかったです。

イワクラ：食べることは好きなんですけど、普段、食事を結構適当にしちゃってるので。栄養士の方が選手のことを思って作るとか、ここの筋肉のためにはこういう料理…とか、そういう誰かのことを思って作るごはん、めっちゃ好きです。

◆賞レース出場時、「こういうメシを食っていく！」とかありますか？

イワクラ：私は明太子が一番好きな食べ物で、テンション上げたいときは回転ずし屋さんで明太子マヨ食べていきますね。

中野：あまりないんですけど…。そういうときはイワクラが僕に甘いものとかを買ってくれます、糖分として。それをいっぱい食べて臨むというのはありますね。

イワクラ：今年のキングオブコントのときは、うなぎ！

中野：うなぎの一番高いやつ！

イワクラ：うなぎと、あとケーキを食べさせて…結果は8位だったんですけど（笑）。でもやっぱり最っ高のパフォーマンスをしてたので！

中野：大事ですね、やっぱり食は！

イワクラ：テンション上げるっていう意味でも！

◆元サッカー日本代表の播戸さんと初めてご一緒されたと思いますが、どうでしたか？

中野：陽気な方で、楽しく収録中もずっと笑っていたので、僕も楽しかったです！普通に素で笑っている時間とかがありました。

◆アスリートと、あんまり絡むことはないですか？

中野：ないですね…。スタジオでちょっと会ってもお話するって機会はなかなか…。

イワクラ：だから、出てくるお名前やエピソードとかが「おっ！」ってなる。トルシエ監督の話や、いろんな選手の方の話とか、普段接しない方の話を聞けたのですごい面白かったです。

◆視聴者の皆さまに向けてメッセージをお願いします。

中野：スポーツしていなくても勉強になるところ、楽しめる部分がいっぱいあるので、ぜひ皆さんに見てもらいたいですね。そして、何より播戸さんのMC力をご堪能いただきたいですね！

イワクラ：今までスポーツ選手って練習が大変…みたいなものは見たことがあったので分かっていたのですが、食事を見てみたら「ああ、こんな自分たちが食べてるようなものも食べられているんだな」と、ちょっと親近感。やっていることは全然違うしストイックなんですけど。人となりとかも見えたりしたので、スポーツやオリンピックに一気に興味が湧きました！