

7月5日(土)放送の『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(BS日テレ 午後9時~9時54分)は、プロ野球・元巨人の主力選手で、日本代表や横浜DeNAベイスターズの監督も務めた中畑清がゲストに登場する。
1980年代、V9後の巨人で主力選手として活躍し、4番も務めた中畑。MCのおぎやはぎ・矢作兼は、ちょうどリアルタイムで見ている世代で「往年の一番見ていた憧れのスター選手の1人ですよね。うれしいですよ」と心躍らせる。そんな中畑が乗ってきた現在の愛車は、トヨタ ヴェルファイア。その車体を見て、小木博明が「いじってますよね…」とポツリ。よく見ると、テープで補修した跡があり、中畑がその理由を説明する。
福島県の「人口2万人もいない」田舎町で生まれ育ったという中畑。「そこから生まれたスーパースター」と、笑いながら自画自賛する。当時の愛車は、トヨペット クラウン。「うちだけだったんだよ。結構、誇らしげだったんだけど…」。しかし、車は営業車としても使われており、後部座席に乗せたある“商売道具”をめぐるエピソードに、おぎやはぎは疑惑の目を向ける。
野球を始めたきっかけは、やはり長嶋茂雄さん。「日本国民の中で、あれだけ話題の中心になる人はいないじゃない?」。乗用車だけでなく、当時では珍しく、自宅にテレビがあったという中畑家。それは「借金してでも見栄を張るタイプ」という父の影響だった。そして、プロ入りしたにもかかわらず、「生活費もままならない」状況だったと意外な告白。契約金の意外な使い道も打ち明ける。
そんな困窮の中、手にした初の愛車は、トヨタ チェイサー。中古車販売をしていた友人から購入したそうで、「姉ちゃんに借金して買ったの」と回顧。その告白に、矢作は「巨人に入って、車を借金して買うって…」と首をかしげる。また購入前は先輩選手に送り迎えをしてもらっていたそうで、今では信じられないエピソードにおぎやはぎも爆笑する。
中畑といえば、切っても切れないのが、長嶋さんとの関係。選手層の厚かった時代、当時監督だった長嶋さんから強く背中を押され、打席に立った逸話も披露。語り草となっている地獄の伊東キャンプの話も。さらに、かつて番組に出演した元チームメイトの篠塚和典のエピソードをめぐるさらに深い事実を暴露し、おぎやはぎも驚く。
指導者としては、長嶋さんが倒れた後にアテネ五輪の日本代表監督で監督初経験。「プレッシャーで6キロくらいやせた」という壮絶な日々を赤裸々に告白する。また、その後監督を務めたDeNAの教え子たちへの思い、亡き妻との忘れられない思い出も語る。
番組情報
『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』
BS日テレ
2025年7月5日(土)午後9時~9時54分
出演者:おぎやはぎ、今井優杏(自動車ジャーナリスト)
ゲスト:中畑清
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