生田斗真×瑛太『友罪』特報映像&ビジュアル解禁

映画
2017年12月13日

『友罪』 生田斗真と瑛太が出演する瀬々敬久監督の最新作『友罪』の特報映像とティザービジュアルが解禁された。

 本作は、デビュー作で江戸川乱歩賞を受賞し、ミステリー界の若手旗手として注目される作家・薬丸岳が2013年に発表し、神戸児童連続殺傷事件を彷彿とさせ話題を呼んだ「友罪」の映画化。かつて世間を震撼させた事件を起こした少年Aの“その後”を描く。

 特報は、短い映像ながらも目をそらせないほどの緊張感と気迫に満ちており、主演の生田斗真と瑛太をはじめ、豪華共演者が織り成す、疑心や後悔に囚われた者たちの重厚な人間ドラマに期待が膨らむ。

 また、ティザービジュアルで映し出されているのは、特報とは打って変わり、仲良さげに楽しそうな笑みを浮かべ自撮りをする益田(生田)と鈴木(瑛太)の姿。一見、親友に見える2人の間に何があるのか―。2人の笑顔と爽やかな青空に相反する、キャッチコピーにある“少年A”というワードと、タイトルの「友罪」が意味するものとは。謎に包まれた本作への興味を掻き立てるビジュアルとなっている。

 そして、劇中写真も初解禁。公開されたのは、工場での勤務中、ふと冷たい視線で一点を見つめる鈴木の姿を捉えた、不穏な雰囲気を感じるカットや、佐藤浩市演じるタクシー運転手・山内修司が厳しい表情で電話を掛けているカット、益田のジャーナリスト時代の同僚でかつて恋人だった、山本美月演じる・杉本清美が訝しげな面持ちで事件に関して調査をしているシーン。鈴木に次第に好意を抱いていく藤沢美代子(夏帆)、鈴木の少年院時代に担当法務教官だった白石弥生(富田靖子)の表情もどこか固く、それぞれが抱える過去とは何なのか、そしてどのように人間模様が交錯していくのか。

映画『友罪』
2018年5月全国ロードショー

監督:瀬々敬久
原作:「友罪」薬丸岳(集英社文庫刊)
出演:生田斗真、瑛太、夏帆、山本美月、富田靖子、佐藤浩市
製作幹事:WOWOW/ハピネット
配給:ギャガ

<STORY>
ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の2人は次第に打ち解け心を通わせていく。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める――。

公式サイト:http://gaga.ne.jp/yuzai/

©薬丸 岳/集英社
©2018映画「友罪」製作委員会