菜々緒&ガンバレルーヤよしこ&平祐奈が『ほん怖』初主演

エンタメ総合
2018年08月03日

『ほんとにあった怖い話』 8月18日(土)放送の『ほんとにあった怖い話』で、菜々緒、ガンバレルーヤよしこ、平祐奈がそれぞれ初主演することが決定した。

 2度目の『ほん怖』出演となる菜々緒は「毟り取られた居場所」で初主演。演じるのは、看護師・久美子役。黒竹の鉢植えを大切にしている入院患者に、病院内への持ち込みが禁止されているため手放すよう説得をする久美子だったが、次第に自分がその黒竹に魅せられてしまう。

 菜々緒は「幽霊が見えるというお話とはちょっと違って“物の念”のお話なので、誰にでもついてまわるようなリアリティーがあって、ちょっと怖いなと思いました」と。

 実際には見えない“念”の話を演じるにあたっては「気付いた時の表情や、何かを察知するという五感を表現する事が大事な役どころなので、ちょっとしたしぐさや表情を大事に演じていきたいです」と意気込みを。

 怖い話は得意ではないそうで、「夏の風物詩であるこの作品に携われるのは貴重な体験なので、ちょっとビビリつつも参加させていただいています」と本音も。霊感はないというものの、「不気味な雰囲気を感じたり、この場所に居たくないという感覚に陥ったことはありました」と恐怖体験も明かした。

 さらに「リアリティーがあるゾッとするお話なので、夏の『ほん怖』を見てひんやりした気持ちになってもらえたらいいなと思います」と語った。

 ガンバレルーヤのよしこは「ナニワ心霊道」でドラマ初出演で初主演を果たす。よしこ本人が体験した“遺品整理”の出来事が今回ドラマになったという。

 よしこは「最初、スケジュールに『ほん怖』と入っていたのを見て、髪がロングなのでお化け役のオファーかと思いました(笑)。『ほん怖』は同居しているまーちゃん(相方のまひる)と一緒に見るのを楽しみにしていた番組なので、自分の体験した話で出させていただけると知って、本当に信じられないくらいうれしかったです」と語り、相方のまひるも「最初聞いたときに、どっきりかと思いました」と。

 よしこは女優としての気持ちについて「小雪さんを意識するといいますか(笑)、いつもは芸人として意識してましたが、今回は女優として小雪さんを意識しながらやっています」と。待ち時間にディレクターズチェアに座るのも初体験で「女優をやらせてもらえることにワクワクしています」と語った。

 『ほん怖』について、まひるは「小さい頃から毎年楽しみで、録画して永久保存版にしています。ワクワクするんですよね」と明かし「大好きな『ほん怖』に出させていただいてとても光栄です。私たちが体験した恐怖を皆さんにも共有してもらえたらうれしいです。ぜひ家族みんなで怖がってください」と語った。

 平祐奈は「薄闇に浮かぶ陰影」(仮)で『ほん怖』初主演。引っ越したばかりの慣れない田舎で山道に迷い込み、恐怖体験をする女子高校生を演じる。

土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 -夏の特別編2018-』
フジテレビ系
8月18日(土)午後9時~11時10分

<出演>
ほん怖クラブリーダー:稲垣吾郎

「毟り取られた居場所」
脚本:鶴田法男
山上ちはる
演出:下畠優太
出演:菜々緒、飯豊まりえ、小野武彦 他

<あらすじ>
病院の内科で看護師として働く村田久美子(菜々緒)は、高齢の入院患者・五十嵐徳治に手を焼いている。雑菌が院内に入り込む危険性から鉢植えの植物を病室へ持ち込むことは禁止されているが、五十嵐は黒竹の植木鉢を病室に置きたいとこだわっていた。久美子の説得により、五十嵐は観念して手放したものの、黒竹が寂しがっているから返してほしいとうわごとのようにつぶやきながら五十嵐は亡くなってしまう。久美子も、この黒竹に何か奇妙なものを感じていた。五十嵐が亡くなったことで、黒竹をこっそり自宅に持ち帰る久美子。ある夜、久美子が寝ていると、いるはずのない猫の鳴き声が聞こえてくる…。

「ナニワ心霊道」
脚本:酒巻浩史
演出:森脇智延
出演:よしこ(ガンバレルーヤ)、まひる(ガンバレルーヤ)、余貴美子 他

<あらすじ>
よしこが、まだ芸人としての仕事がなくスナックでアルバイトをしていた時の出来事――。常連客が連れてきた柴崎雄二と、千佳ママ(余貴美子)の薦めもあって、よしこは連絡先を交換した。数日後、柴崎からよしこに「明日、ひま?」とのメールが届く。デートの誘いかと思ったよしこだったが、翌日連れて行かれたのは、柴崎の父親の部屋だった。この間亡くなったため、遺品整理を手伝ってほしいという。一生懸命働くよしこに、柴崎が父の形見の黒い数珠をプレゼントする。男性からの初めてのプレゼントに喜ぶよしこだったが、それ以来、よしこが相方のまひると同居する部屋で、おかしな事が頻繁に起こるようになる…。

「薄闇に浮かぶ陰影」(仮)
脚本:酒巻浩史
演出:下畠優太
出演:平祐奈 他

<あらすじ>
親の転勤で田舎に引っ越したばかりの女子高校生・金子初美(平祐奈)は、まだ新しい土地になじめないでいた。ある夏の日、いつもと違う道を行こうとしたところ、山道に迷い込んでしまう。ふと気付くと、髪の長い女が不気味に近づいてくるのだった…。

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