歴史学者・磯田道史が語る“過去”をひもとく魅力とは?『サワコの朝』10・27放送

バラエティ
2018年10月25日

サワコの朝

 10月27日(土)放送の『サワコの朝』(TBS系)に、歴史学者の磯田道史が登場する。

 32歳の時に出版された「武士の家計簿」がベストセラーとなり、2016年には阿部サダヲ主演映画「殿、利息でござる!」の原作も手掛けて大ヒットした磯田。幼いころから歴史や考古学に興味を持ち、小学生の時から家の庭に高さ2メートル以上もある出雲大社の模型を作ったり、弥生式士器を自分で作ってみようと試行錯誤しながら焼いてみるなど、かなり好奇心旺盛だったという。

 そして、高校生になると家に受け継がれていた古文書を解読しようと一念発起。古本屋で辞書を買って、読み解く作業に没頭していたと言い、スタジオには家から貴重な古文書を持参。関ヶ原の戦いのころの忍者の日常を解説し、世界に一冊しかない資料から過去をひもとく魅力を語る。

「記憶の中で今もきらめく1曲」は、渡辺美里の「My Revolution」。実は学校の試験が苦手だった磯田が、自分自身「変わらなきゃ」と思っていたころによく聴いていたというこの楽曲と当時の思い出を振り返る。

 磯田いわく、現代社会は急激な発展により、1000年ほどで起きる変化がほんの一世代で起こる可能性がある時代。人工知能AIがどんどん進化する中で、これからの人間は何をするべきなのか、そして日本が目指すべき未来とはどういうものなのか。「知の巨人」と言われる磯田が歴史学者の視点で語る。

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