ジャニーズJr. 岩本照「毎日が千秋楽ぐらいの気持ちで突っ走りたい」舞台「愛と青春キップ」初日

エンタメ総合
2018年10月26日

195513_01_R ジャニーズJr.内ユニットSnow Manの岩本照、渡辺翔太、阿部亮平がトリプル主演を務める舞台「愛と青春キップ」の公開ゲネプロが行われた。

 本作は、ダンスに青春をかけた若者たちの成長を描く物語。若者たちが偶然に乗り合わせた船が嵐に遭遇、難破し、とある無人島に漂着。スターを夢見る彼らのダンスと歌の力で苦境に立ち向かっていく。

 ジャニーズ以外の舞台に初めて出演する岩本、渡辺、阿部の3人は、「3週間の稽古で作り上げた舞台です。本当にすべてが初めましてという状態だったので、ここまで駆け抜けてこられたのもたくさんの方のおかげ。早く初日やりたいなという気持ちでした」と岩本がコメントすると、阿部が「お客さんの反応がすごく楽しみです」と。渡辺は「リハーサルでは緊張していたんですが、いざこの日を迎えたら楽しもうという気持ちのほうが強かった。ジャニーズの中でずっとやっていたので、顔を見てお芝居しても知っている人だったのが、今回は面と向かって初めてお芝居する方たちがいっぱいいたので、最初は人見知りしてしまって、2人に助けてもらいました」とコメント。

 舞台中、キレキレのダンスパフォーマンスを見せる3人は心がけていることを問われると、岩本は「コミュニケーションをとることですかね。この作品に関しては、こういうふうに踊ろうと作っていないんです。そういう人たちと出会えて、心の底から“俺もダンスが好きだからここまでやってきたんだ”みたいなところが、自分と合う部分があるので、ほかの人ともメンバーともよりコミュニケーションをとることで、その踊りが見ている人に伝わるのかな。チームワークをより深くすることがダンスとか、歌とか芝居をよりよくしていくコツかなって思っています」とコメント。

 阿部は「ダンスって何だろう、踊りって何だろうって考えさせられるような作品なので、そこで僕たちのダンスを見て、情熱とかを感じてほしいなって思いながらやっています」と、Snow Manで披露しているダンスと比較してコメントした。渡辺も「普段踊らないようなジャンルでもあるので、新鮮。お芝居中にアイコンタクトしながら相手を見て踊るんですが、アイコンタクトとか気持ちがノっているだけで踊りの見え方とかも変わってくるのかなと思って、今回新しい発見が多い」と、学んだことを明かした。

 さらに、渡辺は「普段だったらジャニーズなので、せりふを言っている時もわざと正面を向いて言っていたりするんです。でも、今回は気持ちにのせてやっているので、カメラとかがあってもお尻向けちゃうくらい、向き合ってせりふを言っちゃう」と明かした。見てほしいところを問われると、阿部は「3人だけで踊るところは、Snow Manが踊ってるぞっていう存在感を見せつけたいシーンです」と。

 岩本は「誰1人欠けても成立しない作品だと思っているので。引っ張っていく気持ちと、みんなに支えられていく気持ちのパス回しはあまり見せずに、俺たちが持っている想像力を見ている人たちをその世界に連れていくって感じができたらいいかな」とコメントすると、渡辺が「単推しじゃなくて箱推しみたいな感じ?」と切り返し、阿部が「個人を愛するのではなく、この作品全体を愛してほしいということです」とまとめ、チームワークを見せた。

 渡辺は「女の子を助けるシーンがあるんですが、ああいうシーンは普段ない。女性とお芝居するってことが普段ないので、見ている人には新しい僕が見れるのかなって思います。リハーサルの前日にせりふを覚えて行ったんですが、緊張しすぎて相手の目を見た瞬間にせりふが全部飛びました」と明かした。

 最後に岩本が「ここがゴールじゃなくて、毎日が千秋楽ぐらいの気持ちで120%でぶつかって、こんなに新鮮な体験ができたのもありがたいですし、みんなで一丸となって誰一人欠けることなく、最後まで突っ走っていきたいなと思っています」と意気込みを語った。

<上演スケジュール>
東京・オルタナティブシアター
10月25日(木)~11月11日(日)

京都・京都劇場
11月17日(土)~18日(日)

<キャスト&スタッフ>
出演:岩本照(Snow Man/ジャニーズJr.)、渡辺翔太(Snow Man/ジャニーズJr.)、阿部亮平(Snow Man/ジャニーズJr.)/佐々木崇、高岡裕貴、中島早貴、菜々香/髙橋果鈴、松原夏海、田口恵那/松澤一之/剣幸

脚本:モトイキシゲキ
演出・振付:藤林美紗

HP:https://www.aitoseishunkipp.com/
公式Twitter:@aitoseishunkipp