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NMB48・山本彩「これからも山本彩、NMB48に期待して」

©NMB48

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 NMB48・山本彩の卒業コンサート「NMB48 SAYAKA SONIC~さやか、ささやか、さよなら、さやか~」が大阪・万博記念公園 東の広場で開催された。

 開演前、会場のスクリーンには、山本彩の卒業シングル「僕だって泣いちゃうよ」のMVや、幼少時代も含めた過去の写真が山本のソロ曲「ひといきつきながら」に合わせて映し出された。さらに、本人の影アナに続いてスタートした、17歳から現在までを振り返る映像では、「歌詞の一行一行を自分の感情だと思って歌いたいです!」と初々しくも力強く語るオーディション時の映像も。

 そして、3万人の大観衆が詰め掛けた会場に、恒例の「OVERTURE」が鳴り響く。その直後、白を基調にした衣装をまとった山本が会場後方ステージに登場。左右を見回して笑顔を見せると、中央の花道をゆっくりと進み、いよいよ山本彩のNMB48ラストコンサートがスタートした。

 1曲目は、NMB48初のオリジナル公演「ここにだって天使はいる」に書き下ろされた「初めての星」。山本のアカペラからスタートし、徐々にほかのメンバーが加わり、最終的には全メンバーがステージ上に勢ぞろいした。

 続いて、チームNの2nd公演「青春ガールズ」で披露されていた「転がる石になれ」。そこからは「ワロタピーポー」「イビサガール」「ナギイチ」というシングル曲で会場を盛り上げる。

 最初のMCを挟んでパフォーマンスされたのは、NMB48の記念すべきデビューシングル「絶滅黒髪少女」。イントロが流れた瞬間、ファンからひと際大きな声援が送られた。「RESET」「約束よ」と公演曲が続いたあとは、山本のソロ活動を支えるバンド・チームSYが登場し、ソロ曲「ジャングルジム」と「抱きしめたいけど」を披露。そこからは山本以外のメンバーも加わり、山本が作曲したNMB48ナンバー「孤独ギター」、人気曲「HA!」をバンドサウンドでパフォーマンス。「孤独ギター」からは、山本もエレキギターをかき鳴らした。

 2度目のMCのあと、13曲目の「結晶」から17曲目の「夢は逃げない」までの流れは、NMB48に対するこれまでの思いとこれからへのメッセージが感じられる内容に。

 続くユニットコーナーでは、「Bird」で山本彩、山本彩加、山本望叶による“山本トリオ”や、初期メン7人による「嘘の天秤」、白間美瑠のソロから吉田朱里のソロへとバトンがつながれる「友達」などで会場を盛り上げた。

 その熱をさらに上昇させたのは、サプライズでステージに登場した卒業メンバーたち。23曲目の「俺らとは」では、同曲を歌ったユニット“俺ら”のメンバーである小笠原茉由、三秋里歩、岸野里香、山口夕輝が、24曲目「プライリティー」では百花が登場した。

 その百花と太田夢莉が中心となって、山本も巻き込んだNMB48ならではの百合寸劇は、女性専用エリアを中心に大きな歓声を集めた。そして、その熱狂が冷めやらぬ中、山本の盟友であるAKB48・横山由依からのビデオメッセージが紹介された。

 続いて山本と同期である山田菜々からもビデオメッセージが届き…と思いきや、山田が話していたバンのドアを開けたのは、山本彩というオチ。「ほら、お前も行くぞ!」と言って山田を連れ出し、同期2人で「太宰治を読んだか」を聴かせた。

 その直後「僕がいない」のイントロが流れる中でスクリーンに映ったのは、渡辺美優紀。“さやみるきー”のサプライズ2ショットに、会場は大歓声に包まれ、メンバーも感動を抑えきれない様子を見せた。

 ここから、「カモネギックス」「甘噛み姫」を選抜メンバーで、「北川謙二」「僕らのユリイカ」を現役全メンバーでと、シングル曲をたたみ掛け、「これが最後の曲です。受け取ってください」という山本の紹介で披露されたのは、「ずっとずっと」。ラストソングを歌い終えると、上空に大きな花火が打ち上げられ、山本は「空もお祝いしてくれてる」とほほ笑み、本編が終了した。

 すぐに、アンコールを求めるさやかコールが巻き起こり、再びステージに現れた山本が歌ったのは、ラストシングルに収録されているソロ曲「忘れてほしい」。そして、ソロ曲を歌い終えた山本の元に集まったのは、白間、吉田、川上礼奈の現役1期生3人と、上西恵や門脇佳奈子ら7人の1期卒業生。披露されたのは「卒業旅行」。そして、さらに7人の1期卒業生が加わって「三日月の背中」が披露された。

 その後「卒業生のみんなと歌えるのもうれしいですが、今いる現役メンバー全員であの曲を歌わせていただきたいと思います!」という山本の掛け声で「僕だって泣いちゃうよ」をパフォーマンス。

 アンコールのラストは、名曲「青春のラップタイム」。「NMB48は、私の青春でした!」と叫んで同曲を披露したあとは、花道に並んだメンバー全員とハイタッチした。そして前方ステージ中央に立った山本は、ファンに感謝を伝えつつ、「もう少しだけ、NMB48とアイドルをまっとうしたいと思います」と。

 そんな山本に、後方ステージに勢ぞろいしたメンバーが「さや姉!」と叫ぶと、「何?」と驚く山本。泣き顔の吉田は「卒業しなくてもええねんで」と語りかけるが、山本は「うれしいけど……」と。すると、太田夢莉が音頭を取り「ありがとうございました!」と全員で声をかける。しかし、声がそろわずに「最後、ぐちゃってるやん(笑)」と山本が笑うひと幕も。

 そして、最後に一人でステージに残った山本は、3万人の「さやかコール」に感極まった様子。「メンバーが好きだから、グループが好きだから、8年間は本当に最高でした。これからのNMB48は、昔とも今とも違ういいグループになっていくと思います。私も、もっともっと精進して、自分に厳しく、皆さんを幸せにしていけるように!」と語りかけた山本。

 静かにステージ後方を向くと、ステージのゲートが開き、光に向かって階段を上っていく。会場のスクリーンには「さや姉」に乗せて、メンバー直筆の山本へのメッセージが流れ、NMB48を支え続けた山本彩の卒業コンサートは終了した。

<山本彩 アンコール前MC>
最後に、こんなに素晴らしいステージを用意していただいて、本当にありがたく思います。NMB48での日々は、1日1日、一瞬一瞬が本当に色濃くて、気づいたら8年が経っていました。私は、前から歌うことを仕事にしたいと思っていましたが、チャンスをつかめずに挫折をして、一度その夢を手放していました。でも、もう一度私に歌うことを許してくれたのがNMB48でした。だから、この8年はNMB48にすべてを捧げて生きてきました。それは、グループに対する責任感だけじゃなくて、自分の意思としてやりたいから、NMB48が大好きで大切で、何よりも守りたかったからです。この8年間は、楽しいことだけじゃなくて潰れそうになるぐらい辛いこともあったんですが、いつも耳を傾けてついてきてくれたメンバー、けんかをしながらも味方でいてくれたマネージャーさんやスタッフさん。そして、いつも応援してくれたファンの皆さん。感謝してもしきれない気持ちで胸がいっぱいです。これからの私の人生をかけて、恩返しをさせてください。私は、NMB48に入って本当に良かったです。心からそう思っています。卒業してからも、今いるメンバーの道しるべとなるように。これからも山本彩、そしてNMB48に期待してください。

©NMB48

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