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阿部寛、高倉健が演じた主人公役に「なぜ、僕なんだろう」

遥かなる山の呼び声

 11月24日(土)放送の『スーパープレミアム スペシャルドラマ「遥かなる山の呼び声」』(BSプレミアム)の試写会に阿部寛と常盤貴子が出席した。

 本作は、1980年に高倉健と倍賞千恵子が出演した山田洋次監督の同名映画をテレビドラマ化。夫を失いながらも酪農に夢と生涯を懸ける女性と、悲運な宿命を負った男との出会いと別れを北海道の大自然を舞台に描く。

 主人公の田島耕作を阿部が、風見民子を常盤が演じる。脚本は山田洋次と坂口理子が手掛け、映画「釣りバカ日誌」「武士の献立」の朝原雄三が演出を担当する。

 今回、山田監督から直々にオファーを受けたという阿部は、「非常にプレッシャーを感じました。(山田監督とは)以前『幸福の黄色いハンカチ』をやらせてもらいましたが、なぜ僕なのだろうと。健さんによって完成されている作品なので、健さんのやった役を演じるのは役者なら誰もが断ると思う。でも先生からお話を頂いたので、やらない手はないと思ってやらせていただきました。監督にリードしてもらい、常盤さんの素晴らしい演技に助けられて、良い作品が出来上がったと思います。感無量です」と胸を張った。

 一方の常盤は、「私もプレッシャーが大きかったんですけど、映画を知らない世代の人たちに作品の良さ知っていただくのも私たちの役目ではないかと。当時、映画を見て酪農を始めた方がたくさんいると伺ったので、このドラマを見て酪農をやってみたいと思う方が増えたらうれしいです」と語った。

 北海道の雄大な景色の中の牧場を中心に展開される物語では、牛の世話など酪農のシーンが多く登場。牛の搾乳を何度も練習したという阿部が「搾乳のシーンは結構練習しましたけど、難しいんですよ。でもやってみると、牛のかわいさやいろんな性格があること、そして酪農家の方がご苦労されているというのが分かりました」と語ると、常盤は「(酪農で)牛がとにかく大好きになってしまいまして、携帯の待ち受けも牛にしてしまったくらい。牛が自分の中でブームです」と笑わせた。

 主人公・田島耕作の役作りについて阿部は、「罪を背負って逃げてきているので多くを語れないというのミステリアスなところが田島の魅力。恋愛は封じなければという気持ちを背負っているので、そこを演じるのが役者としての醍醐味でもあり難しい部分でした」と。常盤は「山田監督の作品には独特のリズムや時間の流れ方があると思い、せりふを一語一句、正確に言えたらいいなと思っていたんですが、朝原(雄三)監督がガンガン変えていて、『なるべく忠実に言いたいんです!』というやりとりもありました」と撮影の裏側を明かした。

『スーパープレミアム スペシャルドラマ「遥かなる山の呼び声」』
11月24日(土) BSプレミアム 後9・00~10・29

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