雨上がり決死隊が『R-1ぐらんぷり2019』で頂点目指す芸人たちにエール「緊張を楽しんで」

エンタメ総合
2019年02月12日

R-1
 今年で17回目を迎える“ひとり芸日本一決定戦”『R-1ぐらんぷり』の決勝(3月10日放送)で、今回も雨上がり決死隊が司会を務めることが決定した。

 第2回大会から司会を務める雨上がり決死隊。昨年の大会を振り返って、宮迫博之は「全体的なレベルも毎年上がってきていますよね。その前までは裸芸人(ハリウッドザコシショウ、アキラ100%)が続いていたので、『もうどうなるんだろう?』と思っていたんですが」と。

 また、決勝進出を目指して2月15日(金)に行われる準決勝に臨む芸人たちには、「緊張を楽しんで、普段の力を発揮していただきたいですよね。勝ち負けも大事ですけど、“やり切る”ということが一番大事だと思うので、自分らしく頑張っていただきたいです」とエール。「我々はずっとコンビでやってるので、1人でネタをする“恐怖”というか、誰も助けてくれない1人の状態であれだけのお客さんや視聴者の方の前で笑いを取るということは、尊敬に値する」と、己の身一つでしのぎを削る芸人たちへのリスペクトも口にした。

 今回から参加資格をプロに限定した『R-1ぐらんぷり』。現在応募受付中のアマチュアを対象にした「R-1アマチュア動画ぐらんぷり2019」について、応募を迷っている人へのメッセージを求められると、蛍原徹が「何でも、とりあえず送ってくださったらいいですよね」と気軽な応募を進める一方で、宮迫は「プロの『R-1』を超えることはやめてください(笑)。『こっちのほうがおもろいやないかい!』ってことがないようにね。期待しているけど、超えないでほしいなぁ」と話し、笑いを誘った。

『R-1ぐらんぷり2019』決勝は、3月10日(日)にカンテレ・フジテレビ系で生放送。「R-1アマチュア動画ぐらんぷり2019」は、2月17日(日)まで応募受付中。

<R‐1ぐらんぷりの歴史>
『R‐1ぐらんぷり』の「R」は、「落語」(RAKUGO)の頭文字。第1回大会は出場者全員が座布団の上で漫談を披露するルールだった。第2回以降はその規制がなくなり、1人で行う芸なら何でもOKで、効果音なども使えるようになった。第1回大会は、当時ほとんど無名で、どこの事務所にも所属していなかっただいたひかるが、数々の人気芸人たちを抑えて優勝し、一躍その名を全国に知らしめた。その後も、浅越ゴエ(第2回)、ほっしゃん。(第3回)、博多華丸(第4回)、なだぎ武(第5、6回連覇)、中山功太(第7回)、あべこうじ(第8回)、佐久間一行(第9回)、COWCOW多田(第10回)、三浦マイルド(第11回)、やまもとまさみ(第12回)、じゅんいちダビッドソン(第13回)、ハリウッドザコシショウ(第14回)、アキラ100%(第15回)、濱田祐太郎(第16回)といった実力者たちが頂点に輝き、トップ芸人の仲間入りを果たしている。

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