エレカシ宮本浩次がソフトバンク新CMで広瀬すずと初共演「凛としたオーラがあった」

エンタメ総合
2019年05月03日

ソフトバンク新テレビCM「新時代」篇 宮本浩次、広瀬すずが出演するソフトバンク新テレビCM「新時代」篇が全国で放映中。

 新CMは、ソフトバンクが「音楽」を主役に展開する「SoftBank music project」の第8弾。テーマソングは、宮本が新CMのために「新時代」をテーマに書き下ろしたオリジナル楽曲『解き放て、我らが新時代』。

 日中、街中で宮本がスマホを取り出すと、手からスマホがすり抜けて、ピタリと地面に着地する場面から物語がスタート。拾おうとした宮本をあざ笑うかのように逃げ出すスマホと、人混みをかき分けながらスマホを追いかける宮本。前を歩いていた広瀬の肩にスマホが飛び乗ると、彼女の頭上や左右の肩を素早く移動し、スマホは自分を捕まえようとする宮本を翻弄する。

 スマホの行方を見失い、キョロキョロ周りを見渡している様子を物陰からのぞいたり、捕まえようと近づいてきた宮本のアップの写真を撮ってアプリで顔を変形させたりと、やりたい放題のスマホに対して、怒り心頭な宮本。追いかけている間に辺りはすっかり暗くなる。

 今度はスマホが自販機の電子決済で購入した大量の缶ジュースに巻き込まれ、思いっきり転倒する宮本。その姿を見て、面白そうにピョンピョン飛び跳ねていたスマホだが、ここでまさかの緊急事態が発生。いつの間にかバッテリー切れ寸前で、すっかりフラフラの状態に。そんなスマホの姿を目の当たりにして、宮本は先程までの必死の形相から一転、何かを悟ったかのような柔らかい表情を浮かべる。「スマホに使われるか、使いこなすか」という思いを胸に、宮本が取った行動とは…。

https://youtu.be/SIxaGeZqqqA

<宮本浩次 インタビュー>
◆CM撮影の感想をお聞かせください。

愛着の湧くいろんなシーンがあって、非常に楽しく撮影ができました。撮影中、スタッフのみんなと“スマホくん”という愛称で呼んでいた自分のスマホが、飛んでいくところを一生懸命追いかけたりしながら、コミカルで明るいキャラクターを演じることができてうれしかったです。“スマホくん”と呼んでしまうほど、私にとっても皆さんにとっても、常に身に着けているスマホは、大切な日常の友人のような存在だと思います。

◆ぜひここを見てほしいというシーンは?

ストーリーが非常に凝っていて(ぜひ見てほしいです)。スマホを追いかける途中、私がジュースの缶に引っ掛かって、ひっくり返るシーンがあるんですけど、周りにあるおでん屋さんや缶ジュースの自動販売機のセットが、本物以上に本物なんですよ。リアルで戯曲的というか、その中にいると不思議な感覚がすごくあって、非常に面白かったです。

◆初共演した広瀬すずさんの印象をお聞かせください。

広瀬さんとの一緒のシーンが終わった後、「残りの撮影も頑張ってください」とねぎらっていただいて、すごく励まされました。彼女はいい緊張感が漂った方で、第一線で活躍している凛としたオーラがあって。そういう雰囲気を持っている広瀬さんに励まされたことが、非常にうれしかったです。

◆ご自身が書き下ろした楽曲に込めた思い、メッセージについて。

「しばられるな」「新時代」というテーマに関して、「私自身、新しい扉を開く」とか、「新しい自分に出会う」という印象を持ちました。今まで自分がやったことがないジャンルに挑戦したいと、最初のスタッフミーティングの時、「ヒップホップをやってみようと思います!」とみんなの前で宣言して作ったのが、今回の楽曲です。ヒップホップと言っていいのかどうか分からないんですけど、言葉を明快に強く述べるという形にしました。

◆この曲のここを聴いてほしいというポイントがありましたら、お聞かせください。

自由に言葉を入れることって面白いんですよね。「jump」とか「dive」とか「永遠のチャレンジャー」とか、要所要所に盛り上がる言葉を載せることがすごく楽しくて。レコーディングといっても、半分は自宅の作業場で作ったもので、ほとんどやり直しもなく、一気に仕上げました。それこそ「しばられるな」じゃないですけど、いろいろ考えて、これがイケる、ではなく、瞬間的な勢いで、すごく自由に作ったので、制作した時の瞬間の思いが凝縮した曲になっているんじゃないかなと思います。

◆普段からタブレットを愛用されているそうですが、どのような使い方をされているのでしょうか?

調べものが多いですね。辞書代わりに、広辞苑で引くような言葉をiPadで調べたりしています。あとは音楽。今レゲエに凝っていて、ボブ・マーリーが好きなんですけど、「あの曲なんだっけ?」という時、YouTubeでその歌を検索する時に使っています。

◆宮本さんにとって、タブレットは相棒のような存在でしょうか?

相棒というほどまでは使いこなせていなくて。人によっては、iPadでレコーディングしちゃう人とかいますしね。私はまだアナログな使い方というか。すごく大切な日常の道具のひとつで、可能性を感じるものではあるんですけど、入り口のところでまだ右往左往している感じです(笑)。これからもっといい相棒になれるといいなと思います。

◆間もなく幕を閉じる「平成」は、宮本さんにとってどんな時代でしたか?

西暦を使うことが多くて、元号ではあまり区切らないようにしていますが、平成が終わって新時代になっても、毎日熱い思いで生きていられたらといつも思っています。ソロ活動を始めた今年、ヒップホップという新しいジャンルに挑戦した自分の曲を、ソフトバンクの素晴らしいテレビCMで発表できて、なおかつ私自身もドラマチックで楽しいストーリーの中に参加できたのが、非常にうれしかったですね。人前で歌ったりするのは子供の頃から好きですし、とても幸せなことだなと。そういう意味では、今回のテレビCMで、素敵な新時代のスタートを切ることができそうだなという感じです。

<広瀬すず インタビュー>
◆CM撮影の感想をお聞かせください。

完成がとても楽しみだなぁと思います。撮影は大変そうだなぁ、、と思いましたが、新元号がテーマのCMはいつもよりも少しワクワクしました。

◆共演した宮本浩次さんの印象について。

絵コンテの絵と宮本さんのお芝居が本当にそっくりだったので、びっくりしました(笑)。現場では周りの方や私にも常に丁寧で素敵な方でした。今回ご一緒させて頂いたのは一瞬でしたが、次回はたっぷり共演してみたいです。

◆5月1日から新元号「令和」を迎えますが、新時代に向けて挑戦してみたいことは?
変わらず、ずっと朝ドラの撮影が続くので、「令和」の新しい風を感じながら、朝ドラの舞台になっている「昭和」の時代を生き抜きたいと思います!