杉野遥亮が地上15mに吊るされ絶叫「何でもしますからぁぁ!」『スカム』予告映像解禁

ドラマ
2019年06月18日

『スカム』 MBSで6月30日(日)から、TBSで7月2日(火)から放送の杉野遥亮主演のMBS/TBSドラマイズム枠『スカム』の予告映像とメインビジュアルが解禁。さらに、杉野らを束ねる詐欺師のボス・番頭役で大谷亮平の出演が決定した。

 本作は、週刊モーニングで連載中の「ギャングース」で共同原作者を務め、“犯罪現場の貧困”“犯罪する側の論理”をテーマに取材活動を続けるルポライター・鈴木大介が巨大犯罪・振り込め詐欺に従事する若者たちの実態を取材した「老人喰い」を原案にドラマ化。

 社会的要因により振り込め詐欺に手を染めざるを得なかった若者たちのドラマを克明に描きながら、「世代間格差」という現代日本が抱える社会問題を突きつける社会派詐欺エンターテインメントとなっている。

 順風満帆な勝ち組人生から一転し、新卒切りによって無職となり、時を同じくして発覚した父親の難病治療のため、振り込め詐欺を始める杉野遥亮演じる主人公・草野。彼を中心に、さまざまな動機で振り込め詐欺に手を染めていく若者たちの“成功”と“転落”を、振り込め詐欺の巧妙な手口や、民間企業以上の規律で運営される詐欺組織の実態を交えながら、激しくもユーモラスに活写する。

 公開された予告映像では、主人公・草野(杉野)が、戸塚純貴演じる悪友から怪しいバイトを紹介され、詐欺被害者が振り込んだお金をATMから下ろし警察から逃走を図るシーンや、営業会社の研修と称して行われた電話アポイント営業の様子、和田正人演じる詐欺の店長による気合のこもった朝礼など、振り込め詐欺に巻き込まれていく草野の人生とともに、リアルな詐欺の実態が描かれている。

 中でも、大型クレーンで地上から約15メートルの高さに吊るされた杉野が恫喝され、「何でもしますからぁぁ!」と懇願する衝撃のシーンは必見だ。

 さらに、映像に合わせてメインビジュアルも公開。1500万ドル相当分に値する紙幣の山の上に、無造作に座る杉野と相棒役の前野朋哉を中心に、2人の頭上に差し込む光と、黒く暗い地面のコントラストから本作で描く<若者たちの成功と転落>を表現し、「ワケあって!オレオレ詐欺始めました」というキャッチコピーを添え、ブラックでユーモラスな本作の世界観を表現している。

 そして、大谷亮平の出演が決定。大谷は、杉野演じる草野ら詐欺師役を束ねる組織のボスである番頭役を演じ、詐欺稼業の資金源である金主たちからの重圧に耐えながら、現場の詐欺師たちを信用し、守り抜こうとする義理堅い男を熱演する。

『スカム』
MBS
6月30日(日)スタート
毎週日曜 深0・50~

TBS
7月2日(火)スタート
毎週火曜 深1・28~ ほか

<ドラマ全体あらすじ>
名門私立大学卒業後、大手企業に就職し、順風満帆な勝ち組人生を歩んでいた草野誠実(杉野遥亮)しかし、リーマンショックにより、入社わずか半年で新卒切りに遭う。時を同じくして、父親が病に倒れ、父親の命を救うには保険の効かない高額な治療を受けなければいけないという事態に。さらには、再就職先が見つからず、銀行には教育ローンの返済を催促される始末。理不尽な社会に絶望し、追い詰められた誠実は1日で数十万円稼げるという怪しげなバイトをすることに。
それは、オレオレ詐欺でターゲットとなった老人が振り込んだお金をATMから引き出す“ダシ子”という仕事だった。
そして、その仕事で気概を認められた誠実は、直接、老人に振り込め詐欺の電話をかける“かけ子”という仕事を強要されることになる。
地獄の研修、個性的な仲間たちとの出会い、初めての成功、リーダーへの抜擢草野は詐欺稼業での躍進に葛藤しながら、いち早くお金を稼ぎ、裏社会から抜け出そうとするが…。
はからずも、詐欺師として裏社会でのし上がっていってしまう彼に訪れる結末とは!?

公式HP:https://www.mbs.jp/drama-scams/
公式SNS:https://twitter.com/scam_0630

©「スカム」製作委員会・MBS