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青木玄徳インタビュー「僕と山田君の中にはバディ感ができています」映画「闇金ドッグス7」

青木玄徳インタビュー「僕と山田君の中にはバディ感ができています」映画「闇金ドッグス7」

闇金業者を描く人気シリーズの最新作「闇金ドッグス7」が、9月2日(土)に公開。シリーズ3度目の主演となる須藤司役・青木玄徳さんにインタビューを敢行し、本作のラブストーリー要素や忠臣(山田裕貴)と須藤の関係性についてお話をうかがいました。


ラブストーリーであり、忠臣と須藤の仲直りの話でもあります

青木玄徳インタビュー

◆「7」では須藤のラブストーリーが描かれていて、これまでとは新しい一面が見られる気がします。

コミカルな要素も入れながら、悩みを抱えた須藤がどう進んでいくかを描けたと思います。ラブストーリーと言われていますが、女性との関係性というより、(須藤が)悩んでいるという状況が新しいですよね。忠臣との仲も少し険悪になっていて。これまでは、基本的に忠臣の下で須藤が舎弟のように走り回っているということがラストファイナンスの形でしたが、今回それがなくなって、忠臣と須藤が完全に別の話になっている。須藤が女性と出会って助けようとするというのは、そもそもの須藤の本質をうまく使えていると思います。「3」でも女性との関係が少し描かれましたが、「7」はそれとはまた違う関係性なので、今回のような終わり方を迎える須藤もすごく新しいと思いました。

◆コミカルな面も出しているというお話でしたが、お金がなくてお腹を空かせた須藤が、公園でハトのエサを奪って食べるシーンがありました。

あれは最悪でした!

◆最初から脚本に書かれていたのですか?

はい。初めからこれはヤバいなと思っていましたが、1度ハトがつついたパンって、ハトの味がするんですよ! 気持ちが悪くなっちゃって「イソジンを持ってきてほしい」とスタッフさんにお願いしました。でも、イソジンがないからとウイスキーを渡されて「『ランボー』かよ!」と(苦笑)。あまりに気持ち悪かったので、結局ウイスキーでうがいをして、そのまま次のカットを撮影しました。ハトの味もキツかったですし、そのあとのウイスキーの流れもわけが分かりませんでした(笑)。

青木玄徳インタビュー

◆物語の面でキツかったのは、やはり先生とのエピソードですか?

そうですね。演じている役者さん自身の女性としての威厳まで崩れてしまうんじゃないかというような大変なせりふが出てきたり。お芝居としては、「ふざけんなよ」と怒っているようにしたかったんですけど、聞いていて悲しくなってしまったので、この悲しい感情のままいこうと思いました。あそこはなんとも言えない気分になりましたね。

◆その先生も、元々は非常にいいことを須藤に言ってくれていました。青木さんご自身がこれまでに大きく影響された人や言葉はありますか?

父親ですかね。もちろん母親もですけど。父は僕が19歳のときに亡くなってるんですけど、ちょうど僕自身がボロボロだった時期だったんです。父が亡くなる少し前ぐらいも、おそらく僕が浮かない顔をしていたんだと思います。そのまま出かけようとしたとき、玄関先で声をかけられたんです。普段、あまり話しかけてくる人じゃなかったんですけど、「お前、そんな顔をするな。悪いことをしているわけじゃないんだろう。元気を出せ」みたいなことを言われて。そんなことがあったすぐ後に亡くなったということもあって、今でもすごく覚えていますね。

青木玄徳インタビュー

◆共演者の方についてもお聞かせください。今回、山田裕貴さん演じる忠臣とのシーンは少なかったですね。

そうですね。山田君とは基本的に芝居の話をサクっとしてから現場に入るんですが、須藤と忠臣を通して、僕と山田君の中にはバディ感ができています。相変わらず頼りになる山田裕貴であり、安藤忠臣だなと思いながらやらせてもらいました。

◆忠臣と険悪なムードになるというのは新鮮でしたか?

忠臣が須藤に対して怒ってくるというのは、これまでにもよくある光景なんですよね。ただ、彼に対して須藤が物申すというのはなかなかないので、そういうときは須藤が動揺してビビりながら吠えている感じを出せたらと思っていました。今回は、ラブストーリーであり、忠臣と須藤の仲直りの話でもあると思うんです。「5」で須藤が抱えた罪悪感に対して、そこにいる象徴的な人物である忠臣に一番文句を言いたくなる。でも、本当は須藤自身に原因があって、それを忠臣にぶつけていたんです。仲直りの話ですが、そこには「6」「7」で描かれたように2人の女性の存在が必要だったんだと思います。

青木玄徳インタビュー

◆エマ役の逢沢りなさんの印象もお聞かせください。

時間がなくてあまりお話していませんが、1つひとつすごく丁寧にお芝居される方だと思いました。長くて難しいせりふが多かったので、現場でもギリギリまで練習されていました。須藤とエマとの関係がどういうものだったのかは、観てくれた人がそれぞれ意味を見いだしてくれると思います。

◆最後にあらためてメッセージをお願いします。

「闇金ドッグス5」を観ないことには分からない部分があるので、「5」を観てほしいという気持ちは大きいですね。続編ものとしての醍醐味というか、「5」「6」「7」を通しての須藤司というのは、1話完結とはまた違った魅力があると思います。

 

■PROFILE

青木玄徳インタビュー青木玄徳
●あおき・つねのり…1987年10月19日生まれ、血液型O型。
2011年、ミュージカル「テニスの王子様 2ndシーズン」でデビュー。『仮面ライダー鎧武/ガイム』の戦極凌馬役で大ブレイク。おもな出演作は『牙狼<GARO>~闇を照らす者~』(13/TX)、映画「Mr.マックスマン」(15)、ミュージカル「リボンの騎士」(15)、映画「闇金ドッグス」シリーズなど。待機作に「牙狼<GARO>」シリーズ劇場版最新作「牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-」(2018年公開)がある。

公式Twitter:https://twitter.com/tsunenori_aoki


■作品情報

「闇金ドッグス7」「闇金ドッグス7」
9月2日(土)よりシネマート新宿ほか公開

監督:元木隆史
出演:青木玄徳
逢沢りな、加藤歩(ザブングル)、藤田記子、前山剛久、ムートン伊藤 / 佐藤貢三
山田裕貴

企画・配給:AMGエンタテインメント

公式サイト:http://yamikin-dogs.com/

<ストーリー>
債務者を無理心中させてしまったことから、闇金という仕事に嫌気がさした須藤司(青木)は、きっぱりとその世界から足を洗い、場末のキャバクラでボーイの職に就いていた。店のナンバーワンホステスであるエマ(逢沢)に執拗に迫る面倒な客を須藤が撃退したことがきっかけで、2人は距離を縮めていく。昼はOLとして働き、夜はホステス、家では交通事故で障がい者となった姉を介護するエマ。須藤はそんな彼女の心の支えとなっていく。ある日、須藤はエマに700万円もの奨学金の負債があることを知り……。
 
©「闇金ドッグス6&7」製作委員会

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