水沢林太郎、吉川晃司との共演に「あんなに大きい背中を見たのは初めて」『探偵・由利麟太郎』第4話7・7放送

ドラマ
2020年07月07日

『探偵・由利麟太郎』

吉川晃司主演ドラマ『探偵・由利麟太郎』(フジテレビ系)の第4、5話に出演する水沢林太郎のコメントが到着した。

本作は、吉川晃司と志尊淳がバディを組んで事件を解決するホラーミステリー。地上波連続ドラマ初主演となる吉川が演じるのは、元警視庁捜査一課長という経歴を持つ白髪の名探偵・由利麟太郎。そんな由利を敬愛する助手で、ミステリー作家志望の青年・三津木俊助を志尊が演じる。

7月7日、14日(火)に放送される最終章「マーダー・バタフライ前編/後編」は、“由利麟太郎シリーズ”の中でも最も人気のある「蝶々殺人事件」が原作。

『探偵・由利麟太郎』

水沢が演じるのは、イケてない新社会人・雨宮順平。オペラ界のスター女優・原さくら(高岡早紀)率いる音楽団を陰で支える裏方であり、さくらのメインマネージャー・土屋恭蔵(鈴木一真)の助手をしている。ミスが多く、要領が悪いと上司である土屋に厳しく叱責される存在だ。

水沢林太郎 コメント

『探偵・由利麟太郎』

◆雨宮順平という役柄を演じてみていかがですか?

難しかったです。僕は今17歳ですが、学生ではない社会人の役は初めてでした。これまで演じてきた役は、僕自身が少しは経験したことのある部分が多かったので、最初はいろいろ戸惑いました。あと、雨宮順平は新人でとても不器用な男性なので、それを表現するのも難しかったです。

◆役作りで参考にされたことはありますか?

本屋さんに行って、“新社会人の心得”みたいな本を読みました(笑)。見た目からやっていこうと思って。“ネクタイがちょっと長い”とか、外見で新社会人に寄せられるところはまず寄せようと思いました。

『探偵・由利麟太郎』

◆では、吉川晃司さんの印象を教えてください。

父が吉川さんの大ファンで、吉川さんみたいになりたいって本当によく言っていました(笑)。父は、吉川さんのコピーバンドもやっていたみたいで、吉川さんにもこのお話をさせていただきました。今回、共演できて父が一番喜んでくれています。父から吉川さんのいろいろなエピソードを聞いていたので、すごい方だとは当然思っていたのですが、実際お会いしてみて、まず“とんでもないな”と思いました。あの存在感。背中が大きい。あの背中は“人の体じゃない!”って思いました(笑)。あんなに、大きい背中を見たのは、初めてでしたね。

『探偵・由利麟太郎』

◆主人公である由利麟太郎とお名前が同じ林太郎(りんたろう)で、ご縁があるなと…。

林太郎は、本名なんです。父親がつけてくれたみたいです。最初台本を頂いた時、びっくりしました。「由利麟太郎? え? 同じ名前だ!」って思いました。

◆撮影現場での印象的なエピソードはありますか?

ほぼ初めましての方々ばかりでしたが、たくさんの先輩方とお話しさせていただき楽しかったです。あと、吉川さんにプロレス技をかけられたのが思い出深いです。絶対作品に関係ないだろうというポーズをたくさんしました(笑)。

『探偵・由利麟太郎』

◆4、5話の見どころ、注目ポイントなど視聴者へのメッセージをお願いします。

とにかく、面白いです。現場では、細かいところまですごく力を入れて撮影されているので注目していただければなと思います。僕の役は…ダメダメな男です。何を考えているか分からない役です。そして、最後の最後にはとんでもないことが起こりますので、最後まで見ていただければと思います!

ドラマ情報

『探偵・由利麟太郎』

『探偵・由利麟太郎』
カンテレ・フジテレビ系
毎週(火)後9・00~9・54

原作:横溝正史「由利麟太郎シリーズ」

出演:吉川晃司、志尊淳・木本武宏、どんぐり・田辺誠一ほか

脚本:小林弘利
演出・プロデュース:木村弥寿彦(カンテレ)
プロデューサー:萩原崇(カンテレ)、森井敦(東映京都撮影所)、福島一貴(東映京都撮影所)