広瀬アリス主演×大九明子監督で『失恋めし』ドラマ化 共演に井之脇海、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコ、若林拓也

ドラマ
2021年11月19日
©木丸みさき・KADOKAWA/ytv
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広瀬アリスが主演を務めるドラマ『失恋めし』が、2022年1月14日(金)よりAmazon Prime Videoで独占配信されることが決定した。地上波では、読売テレビで2022年7月に放送を予定している。

本作は、木丸みさきのコミックエッセー「失恋めし」(KADOKAWA刊)が原案。「勝手にふるえてろ」(17)、「私をくいとめて(20)などの話題の映画を手掛ける大九明子が監督を務める。

広瀬が演じる主人公のキミマルミキは、地元紙に「失恋めし」というマンガ連載を持ち、日々連載のネタとなる失恋エピソードを探しているイラストレーター。各話ごとに登場する失恋した人には、忘れられない思い出の味がそれぞれにあり、その味をミキと共に味わいながら失恋エピソードを話し始める。するといつしか傷ついた心が癒やされ前向きな気持ちになっていく。

レギュラーキャストには、ミキがほんのり恋心を抱く近所の花屋の青年を井之脇海、ミキが連載する地元紙の出版社・STO企画(佐藤さんという名字の社員ばかりが集う)の個性豊かでチャーミングな面々には、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコが集結。近所のお弁当屋さんの佐藤さんを若林拓也が演じる。

本作は、全て実在する飲食店で撮影。各話ごとにその店の人気メニューが続々登場する。広瀬は「私が失恋したら、おいしいごはんをいっぱい食べよう! と思います(笑)」、大九監督は「これを見てどうぞゆるりとお眠りくださいと言いたいところですが、睡眠欲に食欲が勝ってしまうかもしれません」とコメントしている。

キャスト・監督・原作者コメント

広瀬アリス/キミマルミキ

お芝居していてとても心地よかったです。主人公のキミマルミキちゃんの役柄が染みついていく感じがあり、気持ちいいなって思いながらお芝居することができました。
撮影中、自分の癖やちょっとしたミスなどを、大九監督が芝居としてそのまま生かしてくださったので、焦った顔や、道を間違えた瞬間など、普段のままの私が映し出されていると思います。ありのままでいれたことに感謝しています。
“失恋“というと、ネガティブな感情になると思いますが、それを乗り切れる何かがあるのはとてもいいことだし、食べることもそのひとつだとこの作品を通じて思いました。いつか私が失恋したら、おいしいごはんをいっぱい食べよう! と思います(笑)。

井之脇海/花屋の青年

大九監督の作品が好きでずっと見ていたので、参加が決まった時、とてもうれしかったです。
現場には、南半球にしか咲かないような花や、変な形をした珍しい花がたくさんあって、それを眺めるのが撮影中の僕の癒やしでした。
今回は、花屋の青年が持つ雰囲気が、普段の僕と近いと感じたので、「この役だったらどうするか?」だけではなく「僕だったらこうするな」と感じたことを監督に提案して役を作ったので、細かいところに僕の生活の“匂い”のようなものがにじみ出ていると思います。

村杉蝉之介/佐藤元(1号・STO企画)

今回、私は1号という役をやらせていただきました。ロボットでもライダーでもなく主人公キミマルさんが出入りしている会社の上司の役です。
部下の2号、3号、そしてハラハチ君たちとの愉快なやりとりをお楽しみください。
そして、大九明子監督の新作です! ご期待ください!

臼田あさ美/佐藤双葉(2号・STO企画)

主人公の担当編集者2号を演じました。原作のおいしいものに癒やされるほっこり感も残しつつ、大九組ならではのキャラクター作り、そして、ぶっ飛んだおかしなシーンも多いのではないでしょうか。正直、どんな作品に仕上がっているのか想像もできないほどでドギマギしていますが、ゲラゲラ笑いながらも、ふと温かい気持ちになれる瞬間があれば幸いです。
ぜひ、皆さま、よろしくお願いします。

安藤ニコ/佐藤光子(3号・STO企画)

3号/佐藤光子という役は、私にとって本当に大切でいとおしい存在です。
ちょっぴり生意気でありながらも、バカが付くほど真面目で真っすぐな女の子です。STO企画の本当ににぎやかで自由な空間の中で、部長と係長に負けないくらいの自分の世界観を繰り広げていきます。
何事にも全身全霊で一生懸命取り組み過ぎてしまう3号の不器用さと素直さは演じていてとても面白かったです。また、恋に落ちた時に180度変わる、彼女の新たな一面にもぜひ注目していただきたいです。

若林拓也/佐藤八郎(ハラハチ弁当の配達員)

僕が演じますハラハチくんこと佐藤八郎は、STO企画に颯爽とお弁当を配達に来る元気な青年です。
あんな話やこんな話が繰り広げられている中、毎回ド派手な格好で現れます!
少し抜けてる一面や、かわいらしさもあり、見てるだけで元気をもらえるような快活なお弁当屋さんになってたらうれしいです。
見どころはなんと言っても毎話出てくるおいしそうなご飯たち!
完全に飯テロなドラマです。
登場人物のキャラクターやゆったりとしたストーリーが面白いので、ぜひご覧ください!!

大九明子監督

「失恋めし」を配信ドラマにというお話を頂戴した時、寝る前に見たくなるゆるいものにしようと決めました。そのために“丸々区三角町”というふざけた一区画を爆誕させ、血眼でゆるさに徹しております。
これを見てどうぞゆるりとお眠りくださいと言いたいところですが、睡眠欲に食欲が勝ってしまうかもしれません。私なんかもう、数々のご馳走をおいしく食べる登場人物たちの咀嚼音を思い出して、ヨダレが出てまいりました。

原作者・木丸みさき

地元の情報紙で連載していた漫画「失恋めし」がまさかドラマの原案になるなんて…。
世の中何が起こるか分かりません。
「失恋と食」をテーマにした漫画なのですが、連載中は「安易にやけ食いに走らないこと」「読んだ人が前向きな気持ちになれること」を心がけてひとつひとつのエピソードを考えました。
今回のドラマでは広瀬アリスさん演じる漫画家のキミマルミキが、きっと私の何倍も面白くて前向きになれるエピソードをひねり出してくれると思います。

作品情報

『失恋めし』(全10話)
配信開始日:2022114日(金)Amazon Prime Videoにて一挙独占配信
放送開始日:読売テレビにて20227月放送予定

出演:広瀬アリス、井之脇海、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコ、若林拓也
原案:木丸みさき「失恋めし」(KADOKAWA刊)
脚本:今井雅子
監督:大九明子
音楽:髙野正樹

チーフプロデューサー:前西和成
企画・プロデュース:田中雅博
プロデューサー:伊藤太一(AOI Pro.)、長汐祐人(AOI Pro.
共同プロデューサー:熊谷喜一(ヘッドクォーター)

制作協力:ヘッドクォーター
制作プロダクション:AOI Pro.
制作著作:読売テレビ

©木丸みさき・KADOKAWA/ytv