芦田愛菜が主演のヒューマンドラマ『エンディングカット』佐藤隆太、広末涼子らも出演

ドラマ
2021年12月21日

3月19日(土)放送予定の土曜ドラマ『エンディングカット』(NHK総合)で、芦田愛菜が主演を務めることが決定した。

タイトルの「エンディングカット」とは、納棺師の技術を持つ理美容師が遺族の声に耳を傾けながら故人の髪をカットやカラーなどヘアーセットすること。

慌ただしい葬儀の作業に追われる遺族にとって、約2時間のエンディングカットは、故人との最期の別れの時間を生み出す。誰もが避けては通れない“大切な人の死”に、残された家族は何ができるのか。

本作は2019年に「FMシアター」で放送し、令和元年度文化庁芸術祭ラジオ部門大賞を受賞。その作品で主演を務めた芦田愛菜を再び主演に据え、佐藤隆太、広末涼子、マイコ、鶴見辰吾らの共演でテレビドラマ化する。

主人公・迫田結(芦田)は、海辺の町に住む高校3年生。父の和俊(佐藤)と母の七海(広末)は美容師で、夫婦で小さな美容室を経営しており、小さい頃から絵を描くのが好きだった結は、美大への進学を目指し街の画塾に通っている。

推薦入試を間近に控えた結は、ひと夏かけて1枚の絵を描き上げたものの、画塾の講師で尊敬する那須薫(マイコ)に何か足りないと指摘される。自分に足りないものは何かと思い悩む中、結には1つ気がかりなことがあった。

最近、和俊の様子がおかしい。店を七海にまかせきりで、自分は出張カットの仕事ばかりをやっているのだ。ある日、結は画塾に向かう途中、喪服を着てワンボックスカーに乗り込む和俊の姿を目撃する。

不審に思った結が和俊の後を追いかけると、たどり着いた先は葬儀場だった。出てきた和俊を結が問い詰めると、納棺するご遺体の髪を切る「エンディングカット」という仕事を始めたことを打ち明ける。

番組情報

土曜ドラマ『エンディングカット』
NHK総合
2022年3月19日(土)後9・00~10・13

出演:芦田愛菜、佐藤隆太、広末涼子、マイコ、鶴見辰吾 ほか

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