古川琴音主演で戦時下のエンターテインメントを描く『アイドル』山崎育三郎・正門良規らも出演

ドラマ
2022年06月17日
『アイドル』古川琴音 ©NHK

8月11日(木・祝)放送の特集ドラマ『アイドル』(NHK総合 午後7時30分〜8時43分)で古川琴音が主演を務めるほか、山崎育三郎、愛希れいか、正門良規(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、田村芽実、椎名桔平らの出演が決定。それぞれからコメントが到着した。

いつの時代も若者を熱狂させ、ときめかせる“アイドル”。昭和初期から終戦間際まで、戦時下の日本で1日も休むことなく営業を続けた劇場「ムーランルージュ・新宿座」。そこは、“アイドルに会いに行ける劇場”でもあった。

ファンとともに成長し、劇場の絶対的エースとなった明日待子(あした・まつこ)は、日本が戦争へと進んでいく中でもファンの声援に笑顔で応え、ステージで歌い、踊り続けた。

本作のテーマは“戦時下のエンターテインメント”。待子という1人のアイドルの青春を描きつつ、劇場での歌とダンスをぜいたくに取り込んだ音楽ステージ、ショーを届けていく。昭和11年ごろに実在した登場人物や劇場をベースとした、八津弘幸によるオリジナル作品だ。

そんな本作の主演として、小野寺とし子/明日待子役を務めるのは古川琴音。さらに、劇場の看板俳優・山口正太郎役を山崎育三郎、ムーランルージュのトップスター・高輪芳子役を愛希れいか。

兵士に襲われそうになった待子を助けた学生・須貝富安役を正門良規、待子の親友であり良きライバル・小柳ナナ子役を田村芽実、ムーランルージュの支配人であり敏腕プロデューサー・佐々木千里役を椎名桔平が担当する。

発表にあたり、古川は「戦争と共に生きた、まっちゃん。どんな時代だったとしても、ファンが明日を楽しみに待てるような、そんな希望を与え続けた、まっちゃんの煌めきを届けられたらと思います」と思いを語る。

山崎も「戦時下で、舞台に全てをかける役者たちの葛藤、今この時代だからこそ大きな希望をもらえる作品です。今回のためのオリジナル楽曲も、チームで歌い踊り、リハーサルを重ねてきました。そのパフォーマンスもぜひ楽しみにしていただきたいです」と。

正門は「今だからこそ、皆さんに見ていただきたい物語です。アイドルとしてこの作品に関われたことが本当に幸せです。ぜひ、放送をご覧になってください」とメッセージを寄せた。キャスト陣と作者の八津弘幸、演出の鈴木航によるコメント全文は次ページに掲載。

また、ドラマ放送前日の8月10日(水)には探偵所長・佐藤二朗が送る『歴史探偵』とのコラボ番組『歴史探偵 “戦争とアイドル”』(NHK総合 午後10時〜)も放送される。

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