百田夏菜子(ももいろクローバーZ)が主演の土ドラ『僕の大好きな妻!』(東海テレビ・フジテレビ系 午後23時40分~深夜0時35分)がクランクアップを迎え、徳重聡、古川毅(SUPER★DRAGON)、小倉久寛、結城モエらからコメントが到着した。
そんな中、最初にクランクアップを迎えたのは、萬坊漫画工房のメンバー・佐竹役の徳重聡と河口役の古川毅だ。第6話で、佐竹が漫画家アシスタントを辞める決意をし、後任について萬坊(小倉久寛)に説明するシーンがラストカットに。この時の佐竹の気持ちと、徳重自身が現場を去る気持ちが重なったという。
そして、同じ日に小倉もクランクアップ。工房内の作業場で、1人でネームを考えるシーンがラストとなった。天を仰いでずっこけるシーンで、本当にひっくり返りそうになる小倉の姿にスタッフからも笑いが起きるという、和やかなクランクアップだったそうだ。
いっぽう、漫画工房のメンバーの中で、別日のクランクアップとなったのが、ゆみ役の結城モエだ。第4話で発達カフェを訪れた帰り道のシーンを、初夏の日差しが照りつける中、都内の公園で撮影。ゆみが悟に悩みを打ち明けるシーンが最後となった。
知花を優しく見守る医師・宮野森を演じた中田喜子は、自身がなぜ発達障害をみる医師になったのかを知花に話す第7話のワンシーンでクランクアップしている。
なお、本作のオールアップは、第6話の貴子(雛形あきこ)と息子・大貴(佐藤結良)のシーンに。この日は、第6話で知花が貴子のマンションを訪れてからのやりとりを、台本に描かれた順番で撮影。そのため、ビーフシチューの美味しそうな匂いが漂う中での撮影終了だったそう。
続けて、雛形と佐藤があいさつをしているところに、すでにクランクアップを迎えていた百田と落合が花束を持って駆けつけ、オールアップにふさわしい、にぎやかなエンディングとなった。
徳重ら6名のコメント全文は、次ページに掲載。また、百田と落合からもコメントも後日発表予定となっており、続報にも注目だ。
徳重聡 コメント
暗くなりがちな題材なのに、台本では明るい部分が多く、また現場もそれを体現しているような明るく素晴らしい現場でした。個人的に、最近は暗い人やヤバい人を演じることが多かったので(笑)、こういう佐竹のような明るい人間を演じさせていただいて、非常に幸せな時間でした。ありがとうございました。
古川毅(SUPER★DRAGON)コメント
髪を染めたりといった役作りから始まり、こういうキャラクターはほぼ初挑戦でした。皆さんにご迷惑をかけることもあったかと思いますが、毎回、本当に勉強でしたし、この作品に携わることでポジティブなエネルギーをもらいながら、貴重な経験ができました。また皆さんとご一緒できるよう精進します!
小倉久寛 コメント
出演者もスタッフさんも楽しい方ばかりで、とても楽しい現場でした。楽しかったんですけど、並行してお芝居の稽古もあって、かなり忙しかったんですね。それで「休憩時間に次のシーンのせりふを覚えよう」と思ったりしたんですが、巻き(早く進む)の撮影が多くて、休憩がなくなって(笑)。ちょっと大変でしたけど、それも楽しい思い出です。
結城モエ コメント
スタッフさんもキャストの皆さんも楽しい方ばかりで、毎回とても楽しい現場でした。本当に、本当にありがとうございました。
中田喜子 コメント
お疲れさまでした。台本を読み進むにつれて、私の心の中には温かい涙があふれてきました。
それはやはり、1人ひとりの登場人物がとても優しい人だということに心を打たれたのだと思います。視聴者の皆さんにも、人と人とが向き合うことの大切さが伝わるといいなと思っております。ありがとうございました。
雛形あきこ コメント
ありがとうございます。全シーンの終了(オールアップ)なので、何だか私が今まで頑張ってきたみたいになっちゃってますが…(笑)。でもとても楽しくやらせていただきました。またどこかで会ったときは優しくしてください。ありがとうございました。
第7話あらすじ
貴子(雛形あきこ)と息子の大貴(佐藤結良)と交流した知花(百田夏菜子)。悟(落合モトキ)と食卓を囲む中、ふいに子どもの話題になる。知花との子どもが欲しいと言う悟に、知花は「お断りします!」とにべもなく断る。ショックを受ける悟だったがその裏には思わぬ真意があり…。いっぽう、貴子は、知花の発達障害を知った上でもう一度雇うと決める。しかしスタッフの由(中村加弥乃)、山田(真凛)は難色を示して…人は社会の中でどう生きるべきなのか。それぞれが人生の岐路に立つ第七話!
番組情報
土ドラ『僕の大好きな妻!』
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
毎週土曜 午後11時40分〜深夜0時35分 ※全8回
公式HP:https://www.tokai-tv.com/bokutsuma/
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