菊地凛子が『PICU』で月9初出演!物語のカギを握る北海道知事役「子供は全てにおいて希望だと思いました」

ドラマ
2022年09月28日
『PICU 小児集中治療室』
『PICU 小児集中治療室』菊地凛子 ©フジテレビ

10月10日(月・祝)にスタートする吉沢亮主演の月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系 毎週月曜 午後9時〜9時54分)に菊地凛子が出演することが分かった。

「PICU」とはPediatric Intensive Care Unitの略称で小児専門の集中治療室のこと。いわば“子供のためのICU”だ。本作は、「大規模なPICUの運営は極めて困難」とされる広大な北海道で、“しこちゃん先生”こと新米小児科医の志子田武四郎(吉沢亮)が、PICU科長・植野元(安田顕)ら先輩医師と共に、どんな子供でも受け入れられるPICUを作るため、そして、1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するために奔走する姿を描く。

主人公の小児科医・志子田武四郎を演じるのは、月9初主演となる吉沢亮。さらに、安田顕、生田絵梨花、高杉真宙、菅野莉央、甲本雅裕が、中尾明慶、木村文乃、高梨臨が共演する。

このたび出演が発表された菊地が演じるのは、38歳の若さにして抜群の行動力と率先力で北海道を住みやすい街にするため尽力している北海道知事の鮫島立希。3年前に北海道で起きたある少女の死をきっかけに、「もう二度とこのような悲劇が起きないように」とPICUの必要性を問い続けてきた。

東京にいる植野に直談判し、植野が提示した“ある一つの条件”をのんで何とか計画はスタート。3年にわたる準備期間を経て、ようやく丘珠病院にPICUが設立されるが、そこは圧倒的な人材不足で患者を受け入れる体制ではなかった。求人しても全く集まらないのは、道内の他の病院が丘珠病院のPICU設立に猛反発していることが原因だという。それは、かつて植野が提示した条件が引き金になっているようだった。

3年越しの夢が実現してもなお、PICUにはまだまだ課題が山積。それでも鮫島の信念は揺らぐことなく、「北海道は素晴らしい場所です。だから、ここに住んでいる子供が、北海道が広いから、札幌が遠いから、そんな理由で命を落とすことがあってはならないことなんです」と訴える。

そんな若き女性知事・鮫島を演じる菊地は、国内外を問わず活動し、アカデミー助演女優賞にノミネートされたほか、各映画賞で女優賞を受賞した映画「バベル」(2006年)をはじめ、映画「パシフィック・リム」(2013年)、映画「トレジャーハンター・クミコ」(2014年)など数々の海外作品に出演。その唯一無二の存在感と圧倒的な演技力で国際的に高い評価を受けている。月9ドラマには初出演となり、フジテレビの連続ドラマには『LIAR GAME Season2』(2009~2010年)以来12年ぶりの出演となる。

菊地凛子 コメント

◆台本を読まれた感想をお聞かせください。

子供は全てにおいて希望だと思いました。その命を守りたいと奮闘する中で、なかなか思うようにいかない長い道のりの戦いに、完全に心を持っていかれました。なんと意義のある作品なんだろうと!! 私も頑張りたい! と強く思いました。

◆撮影に臨むにあたり、意気込みをお聞かせください。

月9に出演できるなんてうれし過ぎです!! キラキラなキャストの皆さんと、楽しいクルーの皆さんと、大好きな北海道を舞台に、撮影ができるなんて、感謝でいっぱいです! 頑張ります!!

◆放送を心待ちにしている視聴者へのメッセージをお願いします。

どうしましょう…私も放送が楽しみです!! とっても温かいエネルギーの皆さんと作っております。多くの人に、この作品の思いが届くといいいなと思っています。

プロデュース・金城綾香(フジテレビドラマ・映画制作センター)コメント

鮫島は心に熱い思いを抱いている知事です。なんとか北海道の小児医療を変えようともがいて、自ら行動を起こします。菊地さんが演じてくださったことで、私が想像していたよりもずっとずっとチャーミングで温かく、血の通った女性になりました。菊地さんご本人のお人柄がこの役を豊かなものにしてくださったのだと思います。鮫島は強さやスマートさがありながらも、いろんなものと戦っていて、時にのぞかせる彼女の本心が現れる表情に、人間らしさが垣間見える人です。鮫島と主人公の邂逅も、ぜひ楽しみにしていただきたいです。

番組情報

『PICU 小児集中治療室』
フジテレビ系
2022年10月10日(月・祝)スタート
毎週月曜 午後9時~9時54分
※初回30分拡大(午後9時~10時24分)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/PICU/
公式Twitter:@PICU_cx
公式Instagram:@picu_cx