鈴木康介が本田響矢に“キュンキュン”しまくり！？「とにかくずっとかわいい」『ジャックフロスト』スペシャルトークライブ

ドラマシャワー『ジャックフロスト』（MBSほか　毎週木曜　深夜1時29分ほか）のスペシャルトークライブが行われ、W主演を務める本田響矢と鈴木康介、森愁斗が登壇した。

『高良くんと天城くん』『永遠の昨日』『飴色パラドックス』など多種多様なBLドラマを提供してきたMBSのドラマシャワー枠×KADOKAWAが手掛けるBLドラマレーベル・トゥンクのコラボ第6弾は、初のオリジナル作品。新進気鋭の映画監督・安川有果と高橋名月が手掛ける“記憶喪失”BLに、今をときめく若手俳優・本田響矢と鈴木康介がW主演で挑む。本作では、冬の東京を舞台に、記憶を巡って心を揺らす奥沢律（本田）と池上郁哉（鈴木）の恋が描かれる。

そんな本作のスペシャルトークライブに、本田、鈴木、そして律の弟・奥沢柊路役の森愁斗が登壇。まずは、本作での役作りについて語っていく3人。本田は「記憶を失うということを今まで生きてきて経験したことがないので、どのように演じていくのか監督とたくさん話し合いながら、キャラクターを作っていきました。事故に遭ったばかりの律はどこかふわふわしていると思うんですけど、1日目はいっぱいふわふわ、2日目にはちょっとふわふわぐらい、というように本当に少しですけどそういった差を大切に大切に、細かく話しながら演じていきました」と。

鈴木は「郁哉はすごく普通の人物なのですが、普通を演じることが一番難しくて。歩き方だったり家事だったり、好きな人に対する対応だったり、そういう瞬間を細かく監督と話し合いながら丁寧に作っていきました。生活の一部として洗濯物を畳んだり、料理をしたり。その一つ一つの動作を“きっとこれを毎日やってんだろうな”と見ている人に伝えることができたらいいなと思いながら演じています」と明かした。

森は「柊路は律の弟ですが、僕自身にもお兄ちゃんがいるので、それはすごく演じやすいなと感じる部分でもありました。役柄的には意見をズバッと言うシーンもあるんですけど、台本を読んでいて“自分も同じ立場だったらこう言うだろうな”と共感できるせりふだったので、親近感をもって演じることができたなという印象を持っています」と。

そんな森について、本田は「普段から弟みたいなんですよ。ルックスから全部、かわいいんですよ、ひたすらに…！　かわいいね」と絶賛。森は「ありがとうございます（笑）」と照れつつ、「こういうふうに周りもお兄ちゃん感が強いので、それも含めて演じやすいなと感じることがたくさんありました」と語った。

また本作において“キュンとする瞬間”を尋ねられた本田は「郁哉は僕に対してご飯を作ってくれたり、何かしてくれることが本当に多くあるんですけど、そのときの背中とか横顔とか、郁哉の姿にキュンとしながらお芝居していました」といい、鈴木も「僕もずっとキュンキュンしているんです。語尾とかも一個一個が本当にかわいくて。『あっ！　サウナもあるー！』というせりふなんて“かわいい〜！”と思いました。普段とはまた違った旅行テンションの律もかわいかったですね。とにかくずっとかわいいなと思いながら演じていました」という相思相愛ぶり。

2人について、森は「2人とも役柄と普段のキャラクターが違うので、すごく面白いなと思います。ギャップもありますし、それは映像を見てより強く思った部分もあるので、すごいなっていう風に見ていました」と明かした。

本作は、2人の生活が丁寧に描かれていることでも話題に。自身の得意な家事を問われると、本田は「料理は好きです。撮影期間中は糖質制限をしていたので、ご飯とか白米、パン、麺も一切食べていなかったんですけど、毎日野菜と豆腐、お肉としらたきですき焼きを食べていました。糖質制限とかいってめっちゃ砂糖入っていますけど（笑）。砂糖、だし、醤油、お酒を使ったごく普通のわりしたですけど、作って食べていました」と。

鈴木は「僕は結構がさつというか、郁哉と本当に真逆なんです。料理も“男飯”という感じでぐちゃぐちゃだし、あんまり人に披露できるような感じではないんですよ。洗濯物のたたみ方も自己流で、たくさん入るようにまん丸くしちゃうみたいな。なので今回演じるにあたって基本から“普通”を学びました。だから今は結構うまいです（笑）」と笑顔を見せた。

「僕も強いて言うなら料理ですかね」と話す森は、「卵かけご飯、あとは納豆ご飯とか…家事できないんです、僕（笑）」と続け、会場が笑いに包まれる場面も。本田に「納豆だけですか？」と聞かれ、森が「卵を入れることもありますね」と。これには本田がすかさず「あ！　それ今言おうとしたのよ、おすすめしようと思ったら…！　おいしいよね」と共感し、森も「奇遇ですね！」と微笑んだ。

さらにイベントでは律の職業がイラストレーターであることにちなみ、本田と鈴木が互いの絵を描き合うことに。向かい合って顔を見ながら描いていく2人。描き終わり「自信あります！」と宣言した2人だが、せーのでオープンすると2人とも絶妙な表情に。鈴木の絵を見て「ね〜ひどくない？　ひどいよ！（笑）」と嘆く本田は、自身が描いた鈴木の絵について「特徴はやっぱり唇ですよね。ずっと近くでお芝居をさせてもらっていて思うのは、本当に唇がプルプルなんです。それを表現したかったんです」と説明した。

一方、鈴木は「キリッとした顔立ちに、この喉仏がすごく好きで（本田「そんな出てないよ！」）、あとは笑った顔もすごく好きなので、特徴は捉えられたんじゃないかなと思います！」とキッパリ。そんな2人を森は「本当にすてきな表現力だと思います」とフォローした。

最後に、鈴木が「今後はジェットコースターのように展開が進んでいくので、少しもお見逃しなく見ていただけたらと思います」、本田が「律の記憶が戻るのかどうか、全くわからない中で今見ていただいていると思うんですけど、最後はすてきな結末になっていると思うので、お楽しみに。よろしくお願いいたします」とあいさつをし、イベントを締めくくった。