“推し”のそばで他人になりすます… 松本穂香×堤真一『ミワさんなりすます』制作決定【コメントあり】

ドラマ
2023年06月27日
『ミワさんなりすます』松本穂香

2023年秋放送の夜ドラ『ミワさんなりすます』(NHK総合 毎週月曜~木曜 午後10時45分~11時)に松本穂香、堤真一の出演が決定。両名よりコメントが到着した。

本作は、衝撃の「なりすまし」ストーリー。映画の知識だけが取り柄の久保田ミワは、まさかの出来事をきっかけに“推し”の大俳優の元で家政婦として働くことになってしまう。「なりすまし」がいけないのはわかっている、でも“推し”の近くで働き続けたい。ミワは襲い来るいくつもの身バレの危機を乗り切れるのか。ミワと“推し“の結末とは。

閉塞感に覆われ、1つの失敗で人生が終わってしまう不安さえある現代社会。自分の“好き”に一途なミワの姿を通して、誰にでも居場所はある、失敗しても立ち直れる、そんな気持ちになれるドラマを送る。ミワ役には松本穂香。そしてミワの“推し”、日本を代表する国際的俳優・八海崇役は堤真一が演じる。

とにかく映画が大好きなフリーター・久保田ミワは、映画愛が強すぎてバイト先のDVDレンタルショップをクビになる。ふとしたことから、敬愛する俳優・八海崇が自宅で家政婦を募集していることを知ると、好奇心を抑えきれず八海邸に偵察に向かう。

まさかの偶然で、八海のマネージャーに八海邸の新人家政婦と間違えられたミワ。“推し”と同じ空気が吸えるという誘惑に負け人違いと言い出せず、その日から“スーパー家政婦”になりすまして八海邸で働くことに。

「すぐにバレるに決まってる」とビクビクしながらも、“神”と崇める八海と言葉を交わせる職場で夢のような“圧倒的ロマンス”に身を焦がすミワ。垣間見える八海の素顔の尊さに、ますます夢中になっていく。度重なる身バレの危機をなんとか乗り切っていたものの、ある日ついにミワがなりすました当の本人・美羽さくらが姿を現す。

松本、堤が演じる役柄の詳細と、コメント全文は以下を参照。

久保田ミワ役・松本穂香

<役柄>
映画マニアの29歳フリーター。
年間鑑賞数は1000本以上と人生の大半を映画鑑賞に捧げてきた。中でも国際的俳優・八海崇の熱狂的ファン。自己肯定感が低かったが、映画への純粋な愛と誠実さで、八海と唯一無二の関係性を築いていく。

<コメント>
今回私はミワさんを演じさせていただきます。傍から見ると一見地味でとっつきにくさを感じるミワさんですが、そこに秘められた愛情深さがとても魅力的な人物です。私は人が何かに夢中でのめり込む姿が好きです。恥ずかしいとか痛いとかではなく、キラキラしていて好きです。「推し」という言葉がよく使われますが、たぶんそれって、「生きがい」ということなんだろうなぁと思います。原作漫画に流れる独特のあの雰囲気をドラマでいかに表現していくのか、今から演じるのが楽しみです。

八海崇役・堤真一
『ミワさんなりすます』堤真一

<役柄>
日本を代表する国際的俳優。
カメラの前では圧倒的なオーラを放つ一方、プライベートは謎に包まれている。趣味は、役作りのための精神統一を兼ねた「ボトルシップ」作り。膨大な映画情報をもつ一風変わった家政婦のミワに興味をもつ。

<コメント>
台本を読めば読むほど、八海は自分とは真逆の人間だなと感じます。だからこそ、興味が尽きません。八海崇は、「八海崇」を演じているのか? それとも演じるまでもなく、周りが自然と「八海はスターだ」と感じてしまう俳優なのか? 台本から最初に受けとった八海の穏やかなイメージを大事にしながら、これまでさまざまな現場でご一緒させていただいた「スター」の先輩方の姿を思い描きながら、八海崇というキャラクターを作っていきたいと思います。

番組情報

夜ドラ『ミワさんなりすます』
NHK総合
2023年秋放送 毎週月曜~木曜 午後10時45分~11時

©NHK