太郎(中村倫也)は“ハヤブサ地区”の美しい景色に運命的なものを感じ、移住するのだが…『ハヤブサ消防団』本日スタート

ドラマ
2023年07月13日
『ハヤブサ消防団』©テレビ朝日

中村倫也主演の木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後9時~9時54分)が、本日7月13日(木)に初回拡大スペシャル(午後9時~10時)でスタートする。

「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」「七つの会議」「民王」「アキラとあきら」「シャイロックの子供たち」――数々の話題作を世に送り出し、大旋風を巻き起こしてきたベストセラー作家・池井戸潤の戦慄の田園ミステリーがドラマ化。

主演は、映画・ドラマ・舞台と縦横無尽に活躍し、本作でテレビ朝日の連続ドラマ初主演を果たす中村倫也。ヒロインは昨年、主演ドラマ『silent』(フジテレビ)が社会現象となるほど大ヒットを遂げた川口春奈。そんな“旬”な才能が結集した『ハヤブサ消防団』が、いよいよスタートする。

超ヒットメーカー・池井戸の最新作を中村主演でドラマ化するとあって、情報解禁時から大きな話題を呼んでいる本作。各WEB媒体が独自に実施している「夏ドラマ期待度ランキング」でもトップや上位に軒並みランクインするほど注目が集まっている。

また、放送スタート前でありながら「TVer」お気に入り登録者数は30万人を突破(7月12日時点)し、全局の夏の連続ドラマの中でトップクラスを誇っている。さらに、消防庁の消防団員募集ポスターとのタイアップや、原作本のドラマ化記念全面帯の全国展開などもSNSで大反響。まさに期待度MAXの今“不穏な夏の物語”が開幕する。

『ハヤブサ消防団』©テレビ朝日

この『ハヤブサ消防団』の主人公は、スランプ気味のミステリ作家・三馬太郎(中村)。ある日、亡き父の故郷である小さな集落“ハヤブサ地区”を訪れた太郎は美しい景色に運命的なものを感じ、移住を決める。

都会のストレスから解放され、穏やかな生活をスタートしたのもつかの間、太郎は、藤本勘介(満島真之介)や山原賢作(生瀬勝久)ら地区の男たちから地元消防団に勧誘される。町の中心部から離れた山間にあるハヤブサでは火災が発生した際、消防車が到着するまで待っていては手遅れになりかねず、消防団が消火活動の主力。彼らは代々、“ハヤブサは自分たちで守る”という精神を受け継いできたのだ。

団体行動に縁のない太郎はいったんは断るものの、火災現場で彼らの勇姿を目の当たりにし、入団を決意することに。しかし「このハヤブサは、僕が信じていたような、のどかで平和な場所ではなかった」――。なんとハヤブサでは不気味な連続放火が進行中であることが分かり…。

『ハヤブサ消防団』©テレビ朝日

図らずも事件に絡めとられていく太郎の前に現れるのは、同じく東京からハヤブサ地区に移り住んだ映像ディレクター・立木彩(川口)。田舎町の中でひと際目立つ美貌の持ち主。太郎はひと目見るなりミステリアスな彼女のことが気になるのだが、果たして彩の正体とは。

『silent』では王道ヒロインを演じてトレンドを席巻した川口が、本作ではミステリアスな疑惑のヒロインとして太郎の心、そしてストーリーを静かにかき乱していく。

さらに、怪しい人物が続々出現。太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業担当としてハヤブサ地区に出入りする真鍋明光(古川雄大)は、笑顔で住民たちに取り入りながらも目の奥には冷たい光を宿していて…。

また、住民から“札つきのワル”として恐れられている男・山原浩喜(一ノ瀬ワタル)も、ミステリーを揺り動かすキーパーソンの1人。若い頃から悪いうわさが絶えない彼は、連続放火の犯人ではないかとささやかれる。

自分の新たな居場所であるハヤブサを守りたい。その思いから、いつしか太郎は連続放火事件の謎解き役となって真相を追うのだが、やがて集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に突き当たることに…!? この夏、誰も体験したことのない戦慄をもたらす、異色の田園ミステリー『ハヤブサ消防団』に注目だ。

『ハヤブサ消防団』©テレビ朝日

第1話(7月13日(木)放送)あらすじ

三馬太郎(中村倫也)は、崖っぷちのミステリー作家。5年前に“明智小五郎賞”を受賞し、勤めていた会社を辞めて作家業に専念したのはよかったが、その後は新作を出すたびに初版の部数を削られ、ネットの評価も散々。担当編集者・中山田洋(山本耕史)に励まされながらも、筆の進まない日々が続いていた。
ある日、太郎は山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れる。亡き父から相続し放置したままになっていた一軒家の様子を確認するためだったが、太郎はハヤブサの豊かな自然に心をつかまれ、この地に移住することを決意する。
新生活を始めて間もなく、太郎は近所に住む同年代の青年・藤本勘介(満島真之介)に誘われ、地域の飲み会に参加。そこで知り合った山原賢作(生瀬勝久)、宮原郁夫(橋本じゅん)、森野洋輔(梶原善)、徳田省吾(岡部たかし)らハヤブサ地区の男たちに“消防団”への入団を勧められる。運動部に入ったこともなく非力な太郎は、自分にはまったく似合わないからと、いったんは入団を断る。
ところが直後、地区の住人・波川志津雄(大和田獏)の自宅で火災が発生。消防団の必死の消火活動を目の当たりにした太郎は、自分も新たな居場所であるハヤブサを守りたいという思いに駆られ、消防団への参加を決意する。だが、実はハヤブサ地区では今年に入って不審火が続いており、今回の火災で3件目。団員たちは連続放火事件を疑っているという。まさか、こののどかなハヤブサのどこかに放火犯がいるのか? ゾッとする太郎だが、その矢先、住民・山原浩喜(一ノ瀬ワタル)が行方不明になるという事態が起きる。
そんな中、太郎は父の墓参りの際に墓地で見かけた女性・立木彩(川口春奈)と、ハヤブサ地区唯一の居酒屋で再会。ミステリアスな彼女のことが気にかかるが…。
そして少しずつハヤブサになじんできた太郎のことを、太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業担当・真鍋明光(古川雄大)が鋭いまなざしで見つめていて…。

番組情報

木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』
テレビ朝日系
2023年7月13日(木)スタート
毎週木曜 午後9時~9時54分 ※初回拡大スペシャル 午後9時~10時

©テレビ朝日