堀田真由、萩原利久の“キュン”ポイントは「運転している時の横顔」『たとえあなたを忘れても』制作発表会見

10月22日（日）スタートのドラマ『たとえあなたを忘れても』（ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット　午後10時～10時54分）の第1話完成披露試写会＆制作発表会見が10月11日（水）に開催され、主演の堀田真由をはじめ、萩原利久、風間俊介、岡田結実、畑芽育、松井玲奈、森香澄が登壇した。

ABCテレビが送る、日曜午後10時の全国ネットドラマ枠の第3弾は、浅野妙子のオリジナル脚本で描くヒューマンラブストーリー『たとえあなたを忘れても』。主演に堀田真由、相手役に萩原利久を迎え、大切なものを失いながらも懸命に生きる男女が、運命的にめぐり会う切ない純愛物語を、神戸ロケの美しい映像とともに描く。

そんな本作の第1話完成披露試写会＆制作発表会見が10月11日（水）に開催され、主演の堀田と萩原、風間俊介、岡田結実、畑芽育、松井玲奈、森香澄が登壇。まず、本作について主人公の美璃を演じる堀田は、「美璃と空（萩原）の恋の行方が気になるラブストーリーでありながら、2人を取り巻くキャラクターそれぞれの迷いや悩みも描き、人と人が混じりあうことで自分の居場所を見つけていく、そんな希望のある作品です」と。

萩原も「キャストからもスタッフの皆さんからも、よいよい作品にしようという熱量を常に感じますし、アイデアの絶えない現場です。それが刺激的であり、僕自身もよりよいものにしたいという思いで日々撮影に臨んでいるので、そういったみんなの思いが映像を通して少しでも見ている方に届けばいいなと思います」と語った。

堀田と萩原は本作が4度目の共演となり、既に2人のチームワークは抜群。そんな2人について、岡田は「めっちゃ雰囲気いいです。2人をはじめ皆さんがすてきな現場を作ってくださっているので、地元の“いつメン”のような感覚で、毎日楽しく撮影できていることがうれしい」を感謝を述べた。

そして、アナウンサーとしても活躍する森は、本作が初のドラマレギュラー出演。森が「今までバラエティなどのお仕事はしてきたのですが、ドラマの現場は全然雰囲気が違って緊張感を覚えていました。最初は1人のシーンが多く、孤独だったのですが、初めて堀田さんとご一緒した時に、なんて温かい現場なんだと思って緊張がほぐれて」と振り返ると、堀田は「気負わず、きちんと寝て、大きな声であいさつをすれば大丈夫だと思います」と笑顔でアドバイスを送った。

また、本作はロケ地が神戸ということで、お気に入りの食べ物や場所を見つけたか問われると、畑は「神戸フランツ」のプリンを挙げつつ、「風間さんたちと餃子を食べに行きたいねと話しているんです」と。これについて、風間は「堀田さんが気になる餃子屋さんがあると言っていて、その話題で大盛り上がりしているのですが、まだ行けていないんです…。それを心の糧に撮影を頑張って、いつか大餃子パーティーができたら」と意気込みを。

続けて「神戸は行く先々の景色がとても美しいんです。坂が多いのですが、街を見下ろすような場所から撮影していると、この景色の中で透明感のある物語を紡いでいけることが本当に幸せだなと思いますし、それを視聴者の皆さんとも共有できたら」と神戸に感じる魅力を明かした。

その後、イベントは事前にドラマ公式Xで募集していた質問に答えるコーナーへ。堀田と萩原に対する「演じる上で、お互いのどんなしぐさや表情にキュンとしましたか？」という質問には「役としてはキュンとしていますが、利久と私だとソワソワしてしまう」と堀田。

萩原も同意しつつ、「キッチンカーの中に立っていると、高さもあって美璃が上目遣いになるので、それがかわいいなとふと思ったことはあります」と話すと、堀田も「空がキッチンカーを運転している姿はすごくカッコいいですね。その時の横顔を見られるのはキュンポイントです」と回答した。

続いて「今後、この作品をどのようにSNSで盛り上げたらうれしいですか？」という質問には、「神戸ロケなので、ぜひ聖地巡礼していただいて、『あのシーンはこの画角だ！』と写真を撮ったりして楽しんでもらえたら」と松井。畑からは「TikTokで2人（堀田＆萩原）に踊ってほしい」という声が上がるも、ダンスに対して懸念を示す萩原に対し、風間が「もし振りを忘れちゃっても、『たとえ振りを忘れても』ということで」という抜群のフォローを見せ、一同からは拍手が巻き起こった。

また、記者からの質疑応答では、浅野が手掛ける台本の印象に話題が及ぶと、堀田は「浅野さんの言葉にとても説得力があり、演じていて背中を押されるような言葉がたくさんあるので、私自身演じながら勇気をもらっています。また、モンタージュがたくさん登場するのですが、読んでいるだけで“きっとこういう景色になるのだろうな”と想像ができる、美しい台本です」と称賛。

一方の萩原も「空と美璃の日常が丁寧に描かれてて、その一コマ一コマが重なり、この物語が進んでいくのだなと感じます。時にふわっとファンタジーのような色を感じたり、かと思えばリアルを感じたり、まさにドラマだからこそ作り出せる空間だなと。気を配りながら、この作品に込められたメッセージを受け取りたい」と思いを口にした。

続けて、堀田は「当たり前だと思っている毎日は当たり前ではなく、そばにいるのが当たり前だと思っていた存在はふとした瞬間にいなくなってしまうことがある。このドラマのキャッチコピーである“今日が昨日とおなじこと。それが何よりも愛おしい。”という言葉は、本当にその通りだなと思っていて。決して無駄な1日というのはなくて、日々一生懸命生きていこうと感じさせていただいています」と語り、会見を締めくくった。