堤真一、永山絢斗、溝端淳平ら名優12人が集結!傑作法廷劇「十二人の怒れる男」今秋上演

エンタメ総合
2020年07月03日

舞台「十二人の怒(いか)れる男」

堤真一ら名優12人が集結する舞台「十二人の怒(いか)れる男」が、9月11日(金)から10月4日(日)まで渋谷・Bunkamuraシアターコクーンで上演されることが決定した。

本作は、1957年ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作で、アカデミー賞作品賞、監督賞、脚色にノミネートされた“法廷もの”の最高傑作。日本でも筒井康隆作「12人の浮かれる男」や三谷幸喜作「12人の優しい日本人」などインスパイアされた作品が数多くあり、日本の劇作家にも多大な影響を与えている。

シアターコクーンでは、2009年11月に当時の芸術監督・蜷川幸雄演出で上演。それから11年の時を経て、シアターコクーンが海外の才能と出会い、新たな視点で挑む演劇シリーズ「DISCOVER WORLD THEATRE」の第9弾として、過去にローレンス・オリヴィエ賞2部門を受賞するなど、英国屈指の実力派である演出家リンゼイ・ポズナーを迎えて上演する。

物語の舞台は陪審員室。部屋には陪審員の12人の男たち。父親殺しの罪で裁判にかけられた17歳の審議に、12人中11人が有罪で一致しているところ、陪審員8番が無罪を主張する。人の命を左右することに疑問を持った8番は、議論することを提案したのだった。

映画版でヘンリー・フォンダが演じた、カリスマ性あふれ、鋭い知覚を持ち思慮深い陪審員8番を演じるのは堤真一。陪審員長(陪審員1番)をベンガル、陪審員2番を堀文明、陪審員3番を山崎一、陪審員4番を石丸幹二、陪審員5番を少路勇介、陪審員6番を梶原善、陪審員7番を永山絢斗、陪審員9番を青山達三、陪審員10番を吉見一豊、陪審員11番を三上市朗、陪審員12番を溝端淳平が演じる。

お互いの名前も知らぬまま、激論の果てに、それぞれが虚栄心を引きはがされ、弱みをさらけ出し、ぶつかり合うことになる男たち。演技派俳優が一堂に会し、緊迫の会話劇に挑む。

作品情報

COCOON PRODUCTION2020
DISCOVER WORLD THEATRE vol.9「十二人の怒(いか)れる男」
2020年9月11日(金)~10月4日(日)
Bunkamuraシアターコクーン

作:レジナルド・ローズ
翻訳:徐賀世子
演出:リンゼイ・ポズナー
衣裳・美術:ピーター・マッキントッシュ

<出演>
陪審員長(陪審員1番):ベンガル
陪審員2番:堀文明
陪審員3番:山崎一
陪審員4番:石丸幹二
陪審員5番:少路勇介
陪審員6番:梶原善
陪審員7番:永山絢斗
陪審員8番:堤真一
陪審員9番:青山達三
陪審員10番:吉見一豊
陪審員11番:三上市朗
陪審員12番:溝端淳平
(陪審員番号順)

企画・製作:Bunkamura

価格:ベンチシート/S席:10,800円 A席:8,800円

<ストーリー>
蒸し暑い夏の午後、一人の少年が父親殺しの罪で裁判にかけられる。
無作為に選ばれた12人の陪審員たちが、有罪か無罪かの重大な評決をしなければならず、しかも全員一致の評決でないと判決はくだらない。
法廷に提出された証拠や証言は被告である少年に圧倒的に不利なものであり、陪審員の大半は少年の有罪を確信していた。
予備投票が行われる。
有罪11票、無罪1票。
ただ一人無罪票を投じた陪審員8番が発言する。
「もし、我々が間違えていたら…」
陪審員室の空気は一変し、男たちの討論は次第に白熱したものになっていく。

<WEB>
公式サイト:https://www.bunkamura.co.jp/