“美人女監督”松本まりかが濡れ場シーンに悪戦苦闘 内田英治監督「雨に叫べば」予告編&新場面写真解禁

映画
2021年11月08日

©2021 東映・東映ビデオ

Amazon Prime Videoで12月16日(木)から配信される松本まりか主演映画「雨に叫べば」より、予告編と新場面写真が解禁。さらにT字路sの「雨 zing Blues」が主題歌に決定した。

本作は『全裸監督』など数々の話題作を世に送り出し、「ミッドナイトスワン」で日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ、各映画賞レースを席巻した内田英治監督の最新作。

主演を務めるのは松本まりか。理想の映画を撮影するために、現場スタッフにもまれながらさまざまな困難にぶつかっていく新人監督を熱演。内田監督が脚本も担当し、80年代後半の「実際にあったであろう」映画製作の舞台裏の人間模様を、時にはリアリティをもって、時にはデフォルメした味付けで再現する。

松本演じる主人公・花子以外のキャストも個性派ぞろい。アメリカ帰りのキザなプロデューサー・井上役に内田映画常連の渋川清彦、常に現場に翻弄される制作プロデューサー・橘役に高橋和也、特機部で花子を温かく見守る金子役に濱田岳、芝居や映画に興味のないアイドル俳優・新二役に須賀健太、その新二にライバル心むき出しの若手俳優・和人役に矢本悠馬。

そしてベテラン女優・楓役に大山真絵子、花子と同様、女性差別がある中、現場で奮闘するカメラ助手・よしえ役にモトーラ世理奈。このほか本田博太郎、大和田伸也、菅原大吉、相島一之らベテラン俳優たちがスタッフに扮し、後半に進むに連れて勢いを増す“カオスなドラマ”を彩っていく。

そんな本作の予告編が解禁。【美人女監督がエロス映画を撮る】という話題先行で抜擢された花子(松本)を中心とする撮影現場は、まさに悪戦苦闘のオンパレード。

冒頭から、濡れ場の前張りが見切れて撮り直し。花子が自分のアイデアを伝えると、チーフ助監督(矢柴俊博)からは「ドラえもんじゃねんだよ…」「このシーン、欠番となりました!」、脚本家(本田博太郎)からは「話が違う!!」、カメラマン(相島一之)からは「謝れ!!」「女には務まんねーんだよ!」と怒声が飛ぶなど、撮影現場はカオスと化す。

「殺してやる!!!」という花子の絶叫も、誰もいない撮影所にむなしく響くばかり…。さらに、主演女優(大山)が「カラミ、本番でいきたいわ、濡れ場よ」と言いだし、審査委員(大和田)から「有害映画に認定されますよ」という指摘が。一方、アイドル俳優・新二(須賀)の「映画って、そんなにすごいの…?」という問いに、若手俳優・和人(矢本)は「俺にとって、(映画は)全てだよ」と熱く答える。

最後は、特機部・金子(濱田)に「あんたの映画だろ…」「ここには才能なんか関係ねえ。妥協できる奴だけが生き残れるんだ」と諭された花子が、号泣するシーンも。映画の舞台裏を描く、カオスな問題作の全貌が、刺激的で、衝撃的な予告編によって明らかとなった。

さらに、主題歌情報も解禁。ブルース、フォーク、ロックンロールをベースにしたサウンド、そして伊東妙子(G, Vo)のブルージーな歌声が人気のT字路sが、主題歌を担当することが決定した。1980年代の撮影所を舞台にした映画人たちの人間ドラマを、T字路sの激情的な歌声が盛り上げる。

「雨に叫べば」予告編

作品情報

「雨に叫べば」
Amazon Prime Video
2021年12月16日(木)配信開始

<キャスト>
松本まりか
大山真絵子、モトーラ世理奈、渋川清彦
矢柴俊博、内田慈、石川瑠華、佐々木みゆ、ふせえり、森下能幸
菅原大吉、須賀健太/濱田岳/矢本悠馬、相島一之
本田博太郎、大和田伸也、高橋和也

<スタッフ>
監督・脚本:内田英治
音楽:小林洋平
製作:東映 東映ビデオ
制作プロダクション:東映東京撮影所

公式サイト:https://www.toei-video.co.jp/ameni/

©2021 東映・東映ビデオ

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