永瀬廉「会場で会いたかった」看板猫・ビーツと久々の再会に笑顔も「真夜中乙女戦争」舞台あいさつ

映画
2022年01月30日
リモートで登壇した永瀬廉、池田エライザ、二宮健監督

全国公開中の映画「真夜中乙女戦争」の大ヒット御礼舞台あいさつが、1月29日(土)に都内で開催。主演を務める永瀬廉(King & Prince)がリモートで、池田エライザ、二宮健監督が現地で登壇した。

本作は、10代・20代を中心に圧倒的支持を受ける作家・Fによる、初の小説「真夜中乙女戦争」を映画化。“平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描く。

永瀬廉が主人公の大学生“私”を演じるほか、主人公が恋心を抱く“かくれんぼ同好会”で出会った凛々しく聡明な“先輩”役を池田エライザが、一連の騒動を首謀する謎の男“黒服”役を柄本佑が演じる。

そしてこの度、1月29日(土)に大ヒット御礼舞台あいさつが開催され、永瀬、池田、二宮監督、猫のビーツが登壇。当日は劇中に登場する“黒服”率いる“TEAM常連”の日ということで、キャストと監督は黒の衣装に身を包み、観客も黒のドレスコードで来場した。

池田エライザとビーツ

まず、すでに本作を鑑賞したファンから「終始最悪だけど最高だった。何度も観たい」「観終わった後、抱いた感情を表す言葉が見つからない」などの熱い感想が届いていることが伝えられると、永瀬は「この作品を理解して、楽しもうとしてくださっているのがうれしい」と喜び、池田も「例え『胸糞悪かったな』でも、どんな気持ちになったとしても、何かを感じていただけたら幸せです」とコメント。

二宮監督は「皆さんいろんな解釈をしてくださっていて、日々感想が届いています。個性豊かな十人十色の解釈を聞けるのがとても楽しいです」と感慨深げに、感謝を述べた。

続けて、原作者・Fから寄せられた「池田さん演じる先輩の極めて細かい『躊躇いの目の動き』、柄本さん演じる黒服の異常すぎる主人公への愛。永瀬さんが演じる傷だらけの主人公は何度見ても美しく、愛おしく思います」など、本作への愛が綴られたメッセージがMCによって読み上げられる。

池田エライザ

それを受け、永瀬は「現場でお会いしていた時は、Fさんがボケて僕がツッコんだりしていたんです。なので、改めてこうして褒めていただくと照れてしまいますね」とはにかむ一幕も。

もう一度見返す人々に向けて、改めて注目してほしい点を聞かれると「Fさんがコメントしてくださっているような点を意識してほしい」と永瀬。池田は「パンフレットに挿入歌『Misty』の歌詞のFさん意訳が載っているので、それを読んでもう一度観ていただきたいです。“先輩”が主人公に何を伝えたかったのかがより分かると思います」とそれぞれ見どころを語った。

さらに、スペシャルゲストとして“TEAM常連”のシンボル・猫のビーツが登場。撮影現場では癒しの存在だったというビーツに画面越しで再会した永瀬は「会場で会いたかったです」と悔やみつつも、変わらぬ可愛さに笑顔を見せ、「抱きしめても嫌がらなくて、本当に慣れていてちゃんと俳優でした」と撮影を振り返り、役者顔負けの演技を称賛。

ビーツにインタビューをする池田エライザ

共演シーンがなく、今日が初対面となった池田は「家で飼っている猫と人相が似ています! おとなしい…!」と、猫好きとあって終始メロメロな様子を見せていた。

最後は、二宮監督が「上映している間に、どんどんもっと体感していただけるとうれしいです」、池田は「たくさんの感想をいただいていて、前向きな気持ちになれたというコメントであふれています。その言葉に希望をいただいていて、この作品が素敵な連鎖を生み出しているんだと感じています。何度でもご覧になって下さい」とあいさつを。

永瀬は「観てくださった方々からいただく感想がキャスト、スタッフにとっての希望になっています。皆さんもこの映画から希望を見出していただけたらと思います」とメッセージを寄せた。

永瀬が衣装の上に着たタキシードと下のバスケットパンツのギャップを見せて会場の笑いを誘ったり、King & Princeのメンバー・岸優太からの着信で電話が鳴るハプニングもあり、リモート登場ならではのにぎやかなイベントとなった。

池田エライザ

作品情報

「真夜中乙女戦争」
大ヒット公開中

配給:KADOKAWA
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/mayonakaotomesenso/

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©2022『真夜中乙女戦争』製作委員会