永瀬廉が最近“パーフェクト”にできたことを告白！「電動歯ブラシの電池が磨き終わった瞬間に切れた」「映画ドラえもんのび太と空の理想郷」完成報告会

「映画ドラえもんのび太と空の理想郷」（3月3日（金）全国公開）の完成報告会が2月19日（日）に開催され、永瀬廉（King & Prince）、山里亮太（南海キャンディーズ）、藤本美貴、主題歌を手掛けたNiziU、堂山卓見監督らが登壇した。

「映画ドラえもん」シリーズの第42作は、監督・堂山卓見×脚本・古沢良太のタッグが手掛けた「映画ドラえもんのび太と空の理想郷」。空に浮かぶ、誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な理想郷“パラダピア”を舞台に、ドラえもんたちが空をかける大冒険へと飛び立つ。

本作には、声優初挑戦となる永瀬廉がゲスト声優として参加。永瀬が演じるパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャは本作のオリジナルキャラクターで、物語のカギを担う超重要な役どころとなる。

このたび、3月3日（金）の公開を前に完成報告会が開催され、永瀬廉、山里亮太、藤本美貴、NiziU、堂山監督が登壇。本作を鑑賞した感想を問われると、永瀬は「めちゃめちゃ面白かったです」と。「自分が出ていることすらも忘れるくらい作品に没頭できました。途中でなんか聞いたことある声するな…と思ったら僕だった、みたいな（笑）。これこそ『映画ドラえもん』という安心感もあり、自分で思っていた数十倍良くて。あらためて、この作品に携わらせてもらえて光栄です」と語った。

堂山監督が「『映画ドラえもん』は毎年素晴らしいゲストの方が来てくださるのですが、永瀬さんは例年のゲストの方に比べてせりふ量が多いんです。なおかつ初アフレコということで、最初は難しかったじゃないかな」とねぎらいの言葉を掛けると、永瀬は「死ぬほど難しかったです（笑）。声量や戦っている時の息遣いなどの感覚をつかむのに時間がかかってしまって…」と振り返った。

そんな永瀬を、堂山監督は「リハーサルをやった時は確かに難しそうにされていたのですが、後日やった本番では『声優さんが来たのかな』と思うくらいパーフェクトだった。吸収するスピードがすごい」と称賛。永瀬は謙遜しつつ、「めっちゃ練習しました。普段から蛇口をひねる時に『あっ！』とか言ったり（笑）」とエピソードを明かした。

またNiziUは「Paradise」が初の映画主題歌となり、メンバー・MAKOは「主題歌に決まったということをダンスレッスンが終わった後に聞いたのですが、会場に声が響きわたるくらい盛り上がった」と。MIIHIも「小さなころから大好きなアニメだったので、信じられないくらいうれしいです。映画を見させていただいて、やっと実感が湧いて涙が止まりませんでした」とそれぞれ感慨深げに語った。

永瀬もドラえもんには親しみがあるようで、「小学生のころ、熱が出て学校を休んだ時はいつも『ドラえもん』のビデオを見ていて、『映画ドラえもんのび太の大魔境』は何十回も見ました。熱が出て、しんどい時に寄り添ってくれていました」と愛を語った。

本作でのび太が“パーフェクト”な小学生になろうと奮闘することにちなみ、自身がどんな小学生だったか問われると、永瀬は「“旅してた”小学生」と回答。「親が転勤族で、小学校が3つ変わっているんです。そのせいでどうせ別れるから友達を作っても…と、人見知りになってしまって。人前に立つのも嫌でしたし、引っ込み思案でした」と明かした。山里が「こんな転校生が来るなんて少女漫画みたい！」と言うと、「女の子が何人か見に来てくれていました」と当時のエピソードを披露した。

藤本は「活発で、男の子とも対等に戦っていたような女の子。勉強はできなかったけど運動はできたので、体育の見本になることに命をかけている小学生でした（笑）」と。永瀬同様に「めっちゃモテましたね」と胸を張った。

ここでドラえもんが登場し、「最近、自分がパーフェクトにできたことは？」という質問が。すると、山里は「相方（しずちゃん）が最近結婚したんですけど、その発表を僕のラジオでした時。僕、結婚どころか付き合っていたのもその時に初めて知って。そこまで全く気づかない鈍感さで、サプライズを成功させました！（笑）」と。

そして、永瀬からは「僕、普段家で電動歯ブラシを使っているんですけど、そろそろ充電がなくなりそうだなってタイミングで歯磨きをしていたんです。電池もつかな、と思っていたらちょうど磨き終わった時に電池が切れて、めっちゃパーフェクトでした。最近で一番気持ち良かったです」とユニークな答えが飛び出し、ドラえもんも「すごい瞬間！」とはしゃいだ。

最後は、「この映画は、子供たちはもちろん幅広い方々に届く素晴らしい作品になっています。劇中のドラえもんやのび太のせりふには背中を優しく押してくれる言葉がたくさんあって、年代によって違う刺さり方をするんじゃないかなと。たくさんの方に届くとうれしいです」と永瀬。

堂山監督も「今日のイベントでもはじめは声が出なかったり、なかなかパーフェクトにはいかないな、と思うのですが、そんな僕らの背中を押してくれる。永瀬さんもおっしゃったように『大丈夫だよ』ととドラえもんたちが言ってくれるような、皆さんの力になる作品だと思います」とアピールした。