大みそかに放送の『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合 午後7時20分~11時45分)のリハーサルが行われ、三浦大知が囲み取材に応じた。
今回で4回目の出場となる三浦は、2022年前期放送の朝ドラ『ちむどんどん』の主題歌「燦燦」を披露する。初めに「先程リハーサルをさせていただいて、やっぱり紅白のステージということで背筋が伸びるような感じがしたのでとにかく全身全霊を込めて思いっ切り歌いたいと思います」と意気込みを語った三浦。
「どんな一年だった?」という質問には「この『燦燦』という楽曲を作らせていただけたことは自分の音楽人生の中でもとても大きなことだなと思っていて。半年間ずっと毎朝流れるということで、これまで僕の音楽に触れたことなかった方にもたくさん届けることができたなと思います。あとこの『燦燦』は自分の家族について歌った楽曲だったので、家族もとても喜んでくれました」と2022年を振り返った。
今回、『ちむどんどん』の名シーンとともにステージを披露する三浦。さらに当日はヒロインの暢子を演じた黒島結菜も会場に駆け付ける。「会場に黒島さんがいてくださるというのはとても心強いなと。撮影現場などでも皆さんで聴いてくださったり、愛してくださったといろいろお聞きしたので、とてもうれしく思っていて。今回の紅白のステージで皆さんにも、黒島さんにも恩返しができたらいいなと思います」と思いを語った。
2022年“ちむどんどん(=胸が高鳴る)”したことについては、「たくさんありますね、いろんなことにチャレンジした年だったので。僕はゲームが大好きで、NHKで『ゲームゲノム』というゲームの教養番組のMCに人生で初めて抜てきしていただいたんです。それはすごくうれしかったです」と話した。
「2022年を漢字一文字で表すと?」という質問には「ちむどんどんを意味する“肝(心)”じゃないかなと。たくさんいろんなことに挑戦して、この『ちむどんどん』をとおしていろんな人に知っていただいて、とても胸が高鳴った一年だったので」と回答した。
沖縄の本土復帰50年を記念し、沖縄を舞台にして描かれた『ちむどんどん』。自身の出身地・沖縄に注目が集まったことについては「沖縄にとっても歴史的にも大きな一年だというふうに思うので。その中で自分自身も一人のアーティストとして音楽で関わることができたことをとてもうれしく思っております」と喜びを。
「2023年はどんな年にしたい?」という質問には「今年ようやくライブを有観客で2年ぶりにやることができて。2019年からツアーをずっと回っていて、今年まで続き…実はまだ2本残っていて。2019-2023年というすごい長いツアーを回っているのですが(笑)。来年も直接皆さんとつながれる瞬間をたくさん増やして、ちむどんどんしたいなと思います」と展望を語った。
『第73回NHK紅白歌合戦』は「LOVE & PEACE -みんなでシェア!-」をテーマに、NHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1で、2022年12月31日(土)に放送される。