EBiDANが夏恒例“エビライ”を開催!15年の歴史をたどり、新たな未来へ「これからも全力で元気を、楽しい思いを届けていきます」【2万6000字レポート】

音楽
2時間前

9人組ミクスチャーユニットのSUPER★DRAGONは、TVドラマのエンディング主題歌にもなった「Concealer」で登場。メロディックなボーカルに歯切れの良いラップ、セクシーなアクションにシンクロダンスと、自身の持つスキルフルな武器をさりげなく組み込み、恋情と葛藤をめぐる物語で幻想的なムードを生み出していく。

LEDにMVと同じくモノクロで映し出されていたパフォーマンス映像が、田中洸希の合図でカラーになる視覚効果も鮮やか。クリエイティブに妥協のないパフォーマンスで、場内の空気を一気に掌握してみせた。その後、初日は胸熱くなる青春ロックチューン「NUMBER」を花道に広がって掲げ、ペンライトの海に古川毅が「最高!」と漏らすと、2日目はレトロフューチャーをコンセプトにした「Call Me Asap」でクールな表情をダンサブルにアピール。「お前らぶっ壊してやるよ!」(ジャン海渡)と持ち前の攻撃性を全開にした3日目は、激情も露わにラウドミクスチャー曲「Omaejanai」を怖いほどの気迫に満ちて叩きつけ、田中洸希も「かかってこい!」とヒューマンビートボックスで怒りを炸裂させた。

さらに最終日は、柴崎楽の脱力感たっぷりの「すーぱーどらごん!」で始まった「やっばい」で、リアルな思いをあまりにも赤裸々に、シニカルに、ラップのみで容赦なく投下したが、中でも“やりたいこと以外Say no”のワードは強烈。今回のエビライで披露された曲はすべて古川毅、ジャン海渡、松村和哉らのメンバーが制作に携わっており、クリエイターとしての矜持を示した。

今年7月に7周年を迎えた7人組・原因は自分にある。のステージは、歌い出しの歌詞でもある“虚無”の文字が無数に踊るLEDパネルをバックに、最新アルバムのリード曲「ニヒリズムプリズム」で幕開け。無機質とエモーションの交錯するパフォーマンスに、陰と陽を自在に行き来する表情管理も抜群で、リズミカルとシニカルが溶け合った独自の世界観を繰り広げていく。

リアルとフィクションが交錯する彼らの唯一無二な個性は、続く日替わり曲のラインナップにも現れており、初日はアニメ主題歌としてもオンエア中の「火宴」で火花が噴き出すステージを荒々しく突き進み、2日目は学園ドラマの主題歌にもなった人気曲「トレモロ」で武藤潤が爽やかに歌唱。3日目はシュールなリリックとタイトなリズムで高音ボーカルを打ち込む「ビネットネット」で不可思議な空間を作り上げ、見る者の胸をざわつかせた。

そして最終日は「EBiDANにはカッコいいグループがたくさんあるけど、俺たちは俺たちのカッコよさを見せつけてやる!」と大倉が宣言したのは「因果応報アンチノミー」。彼らの特徴である抽象的なリリックに、目まぐるしい展開や多様なボーカルワーク、さらに細かく腕を動かすタットダンスや舌打ちといった要素も加えて核心を幾重にも包みながらも、紐解けばとんでもなく生々しい感情が現れる。そんな中毒性の高い魅力を備えて、杢代和人は「おかえり」の代わりに「もう好きなんだろ?」とささやくのだから脱帽だ。

海外にも多くファンを持ち、TikTokフォロワー数は日本男性アーティスト1位の560万人超を誇る5人組・ONE N’ONLYは、日替わりの1曲目からオーディエンスを沸騰。初日はスペイン語で“炎”を意味する灼熱の四つ打ちラテンチューン「FUEGO」で妖しく身をうねらせ、2日目の「WARAiNA」で大きく手を振り笑顔と合唱を呼んだ。

また、初日にシャッフルユニットでも披露された「BOOM BASH」で「仲間にかまされたらかまし返すのが礼儀だろ」と3日目に意気込んだHAYATOは、シャッフルで田中洸希(SUPER★DRAGON)が見せた小指で唇をなぞるしぐさを逆輸入し、NAOYAも常以上に気合の入った表情で野性と野心を?き出しにした。

そして“セッツ!”の合図からは、ダンス動画が280万回再生を突破した話題沸騰の高速サンバ曲「Samba de Night Fever」を投下。ワンエン史上かつてないほどコミカルに踊り狂うアゲアゲのダンスチューンで、場内に“Fu, Fu~”の大コールを巻き起こしていく。TETTA、REI、EIKUのボーカル陣の歌声も湯気が出そうなほどに熱く、クライマックスでは“サンバラバラバラ!”のコールが会場を揺らし、5人もガス欠寸前まで暴れ踊って理性の吹っ飛ぶ大フィーバーを繰り広げた。

だが、4日目は「EBiDAN15周年、伝説作ろうぜ!」(HAYATO)と、「Samba de Night Fever」を1曲目に放ち、続いてTETTAが「俺たちと一緒に暴れようぜ」と幾多のライブでファンであるSWAGの声が伝説を作ってきたラテンナンバー「EVOL」をタイトルコール。すぐに大歓声が湧き上がり、サビでは“Hey!”のコールが会場を激震させた。フレーマーが容赦なく打ち上がるステージから「今あるもの全部出して! 俺らが受け止めてやるからよ!」と煽って、NAOYAが花道に出る場面も。最後はHAYATOが「EBiDAN大好きだぜ!」と叫びあげて、己のスタイルを叩きつけた。

今年、結成15周年を迎え、11月には初の東京ドーム公演も決まった超特急は、リーダーのリョウガが休養中なうえ、2日目からはシューヤも体調不良で欠席に。だが、そんなピンチを絆に変えてEBiDAN愛を示す、彼らならではの強さを見せるステージでトリを飾った。曲中台詞などのリョウガパートをカイが務め、それを会場中のコールがサポートした「ジュブナイラー」を初日に贈ると、2日目の「Drawイッパツ!」ではドームに向けてのコールがファンである8号車からブチ上がり、マサヒロは“チャーはん”コンビの片割れであるシューヤのマスコットにキス。一方、3日目の「Steal a Kiss」では危険なセクシーを極め、憑依型のユーキは「好きなんだろ?」の曲中せりふを「ぶち壊しちゃおうかな」と優しく笑いながら言い換え、背筋の震えるような狂気を垣間見せた。

一転、最終日は「My Buddy」でオンステージのカメラにほほ笑みかけ、愛らしい“いきものダンス”を展開しながら、タカシは「EBiDANたちの声に耳をすませば」と歌い替え、幸せは「エビライにあるもの!」と歌で断言。アロハは曲終わりで「シューヤ!」「リョウガ!」とコールして、心は常に9人であることを強調する。さらに、ハルが「俺がぁ! あの2人の分までぇぇ!」と雄叫びをあげ、カイが「ラスト、腹から声出せ!」と火炎があがるステージから叩きつけたのは、最新シングル「ガチ夢中!」。超特急史上最高にカロリー消費の高いパフォーマンスで1秒の休みもなく“好き”の偉大さを謳い、会場に集まった全EBiDANファンの共感を呼んで、ワンマンかと思うほどのコール音量を引き起こしていく。

カイはリョウガの、タカシはシューヤのうちわを振りながらパフォーマンスし、シューヤの「人生懸けちゃいます」のせりふはアロハ、マサヒロ、タクヤが日替わりで担当。また、彼のハイトーンシャウトはカイが見事に轟かせて、あらゆる意味でエビライでしか見れないものを見せていく。さらに、SNSでミーム化した間奏の“アロハの大移動”ではアロハが激走。アウトロは“好きは気合!”とコールの大合唱を巻き起こし、曲を終えて床に倒れ込んだメンバーに大喝采が贈られた。

息つく間もなく、竹野世梛(ICEx)の「ラストスパート盛り上がっていくぞ!」の号令からは、各グループがアッパーチューンをメドレー。ICExの「BOOM BOOM BOOM」とLienel「超絶SUMMERでバカになれ」に続き、センターステージで原因は自分にある。がキュートに「推論的に宇宙人」を贈れば、ICExとLienelのメンバーも花道で一緒に飛び跳ねる。

本ステージでiiONDOのメンバーが振る旗の下でSakurashimejiが「simple」を歌うと、BUDDiiSは「Feelink」で客席と一緒に大きくハンドウェイブして、SUPER★DRAGONの「Downforce」へとバトンタッチ。「エビライそんなもんか!」と田中洸希が煽ってから緊張感のあるビートで躍動し、上体をのけ反らせる9人に感嘆の声があがる。そしてONE N’ONLYが投下した「Fiesta」ではSUPER★DRAGON、BUDDiiSを合わせた3組23人で花道に華やかに並び立ち、TETTAは「EBiDANならできるぜ!」と煽動。

間髪いれず、本ステージでM!LKがMV1億再生を突破した「好きすぎて滅!」をスタンドマイクで歌い始めれば、ステージからは火花がスパークし、客席から起きるメンバーコールも恐ろしいほどピタリとそろって、天井を震わすほどの勢いだ。最後に全員で“滅!”の大合唱をすると、ステージ上段から超特急が「超えてアバンチュール」をドロップ。ユーキが「お前らのEB1iDANへの愛はそんなもんか?」とヘドバンを煽ると、客席中がペンライトと身体を揺らし、火花と火の玉が容赦なくあがるなか出演全10組がステージに集結してパフォーマンスする様は圧巻と言うほかない。

また、クライマックスにあるリョウガの見せ場は、「国宝級イケメンランキング」の1位メンバーが日替わりで担当。初日にハルがM!LKの「イイじゃん」ポーズを超変顔で決めて爆笑をさらうと、2日目は山中柔太朗(M!LK)が彼を突き飛ばして「これが本当の“イイじゃん”だよ!」と親指を顎になぞらせて、本家本元の「イイじゃん」を貫録たっぷりにカマしてみせた。3日目は中学生の時からランキング1位を目指していたという杢代和人(原因は自分にある。)が「1位とったぞ! 俺が、国宝級レベチイケメンだ!」と喜びを爆発。4日目は佐野勇斗(M!LK)が「国宝級イケメン知らねぇよ! 俺が佐野勇斗だ!」と乗り込み、全員が曲終わりまでセンターで踊り続けるという“これぞエビダン”な光景でメドレーを締めくくった。

そしてエビライの演出を担当するユーキ(超特急)が、15周年のエビライへの思いを吐露。「今、こうやって立っているメンバーそれぞれに、もともと立っていた場所だったり、持っている歴史だったりがあるから、それを全部ぶち込んでやろうと思って今回このライブを作りました。ホントに新規とか古参とかまったく関係なくて、マジで今日この瞬間を見て“楽しかった!”って思えるライブにしたかったです。そして、その中で自然とEBiDANって最高だなと思ってほしくて、このライブを作りました」と語ると、忙しいなか協力してくれたメンバーに、特にM!LKに感謝した。

「15年間、一緒に作ってきた歴史があって、今、こうやってステージの上に立っている僕らがいます。だからメンバー、スタッフ、何よりもEBiDANのファンの皆さんのことを、ずっと僕は守り続けたいです。この最高の場所を、ずっと守り続けたいです。どの瞬間にあったって、今が一番大事なんです。今、この瞬間、EBiDAN、各グループ、それぞれの推しが輝いていたライブだったらうれしいです。EBiDAN、マジで最高な奴らの集まりです。この先、EBiDANで歴史変えていきましょう! (2022年のエビライで)タクヤも言ってました。EBiDANみんなで売れようぜ! お前らM!LKに負けるなよ! 俺ら超特急も負けてらんねぇよ! 最高の年にしましょう!」

そうして贈られた本編のラストソングは、2019年のエビライで初披露された「New day! New wave!」。タカシの“Let’s get started!”という伸びやかな歌い出しから、決して諦めることなく、新しい日を紡ぎ、新しい波を起こしていこうと、各グループのメンバーで歌い継いでいく。壮大なナンバーで誓われたその思いが現実のものとなりつつある今、タカシは“一人じゃないからEBiDANは強くなる!”と歌詞をチェンジ。金銀吹雪が舞う中で、出演全10組がそろって未来への希望を打ち鳴らしていった。

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2026夏ドラマ最新情報まとめグラビア関連記事一覧
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6