ビビる大木×温水洋一×つぶやきシロー インタビュー!『テレビ野郎ナナーナ どきどき天空ワールド』

特集・インタビュー
2019年08月05日

大物俳優や人気声優もゲストとして登場し、シュールな世界観が人気のアニメ『テレビ野郎ナナーナ』の実写版第2弾『テレビ野郎ナナーナ どきどき天空ワールド』が放送中。主人公の七岡、七森、七山の声を担当しているビビる大木さん、温水洋一さん、つぶやきシローさんに、実写版の見どころやアニメ『テレビ野郎ナナーナ』の魅力を聞きました。

ビビる大木×温水洋一×つぶやきシロー インタビュー

7話限定のテレ東の朝ドラだと思って見てください!(大木)

アニメ『テレビ野郎ナナーナ』は最初から見ると面白さが分かると思う(温水)

逆輸入アニメとしてブレークを狙ったほうがいいかも(笑)(つぶやき)

◆実写版第2弾『テレビ野郎ナナーナ どきどき天空ワールド』が放送中です!

温水洋一:見てくださっている方は分かると思うんですが、今回もすごいチープだよね。

ビビる大木:本当に。でもそのチープさっていうのが大切ですよね。そこにアニメ『テレビ野郎ナナーナ』の良さや雰囲気が詰め込まれているので。声を入れていてもアニメとは違う面白さを感じました。

温水:しかも、今回も豪華なゲストの方たちに出演していただいて、本当にありがたい。

大木:アニメに負けないぐらいのくだらない展開が待っていますので、そこを楽しんでいただければ。

◆今回も七岡たちは、秘宝を探しにいろんな場所に行きます。

大木:そうですね。東武ワールドスクウェアのマスコット、トム&マイムも登場して、テーマ曲を聞かせてくれるんです。東武沿線で育った僕としては、小さいころから聞いていた曲を実写版で聞けたのはすごくうれしかったです。

つぶやきシロー:僕も聞いてました! でも、マスコットとかいたっけ?

大木:ちゃんといましたよ(笑)。東武沿線に住む方たちは、七岡たちとトム&マイムの夢の共演はぜひ見ていただきたいです。

温水:東武動物公園とかでも撮影しているから、実写版を見て子供たちが「あそこに行きたい!」ってなって、この作品をきっかけに家族で遊びに行ってくれたらうれしいね。

大木:いいですね! また、朝に放送なのも大事だと思うんです。朝なら、仕事行く前のお父さんお母さんも子供と一緒に見られますし。食パンかじりながら「くだらないな~!」なんて家族で笑ってもらえたら幸せです。

つぶやき:確かに。また3~4分っていう短さがいいよね。忙しい時間帯だけど、さくっと見られる。

大木:あと、子供たちにとってはキャッキャ喜ぶような“おしっこ”とか“おなら”などのワードも出てきますし、幅広く楽しんでいただけると思います。ぜひ、7話限定のテレ東の朝ドラだと思って見てください!(笑)

ビビる大木×温水洋一×つぶやきシロー インタビュー

◆現在、アニメもシーズン2の『テレビ野郎ナナーナ わくわく洞窟ランド』が放送中です。シーズン2をやるにあたって周りからの反響はありましたか?

大木:茨城県つくば市でロケをしていた時に、あるパン屋さんに入ったんですが、そこのご主人と息子さんから「見てます!」って言われました!

温水:えー! すごい!

つぶやき:レアだね(小声)。

大木:しかも「家族で見てます」って。

つぶやき:えー、家族で? 珍しい~(笑)。

大木:「お父さんが見ています」とか、「子供が見ています」というのはあったんですが、“家族で”っていうのはなかったので、すごくうれしかったです。

つぶやき:でもさ、僕あまり「見てます」って言われたくないかも…。誰も見ていないというスタンスで自由にやっているから、変なプレッシャーになりそう(笑)。

温水:(笑)。僕の場合は「何かやっていたけど、あれは何?アニメ?」って言われることが多い。5分もないアニメなので、続けてみないと何だろう?ってなっちゃうみたいで。今なら前のシーズンも配信しているから、ぜひ最初から見てほしい。このアニメって、最初から通して見ると、より面白いと思うし。だから、知人にも「最初から見たら全部分かるから!」って宣伝しています(笑)。

大木:さすがです!『アマゾンプライムビデオ』で配信していますので、ぜひ!(笑)

ビビる大木×温水洋一×つぶやきシロー インタビュー

◆アニメにも豪華な方がゲストで登場されていますが、今後共演してみたいゲストはいますか?

大木:ん~誰がいいですかね。もう僕、藤波(辰爾)さん抜きではできない体になってます(笑)。

つぶやき:分かります! 藤波さんありきの…というところから考えていきますよね(笑)。藤波さん以上にガツンと(衝撃が)来るゲストというと…照英さんとか?

大木:ああ~(悩む)。

つぶやき:あ、照英さんだと(藤波さんと)キャラがかぶっちゃう? じゃあ、デーブ・スペクターさんは?(笑)

温水:このアニメって僕らとのやりとりがリズムよくできるのが大切だと思うんです。テンポよくやりとりができたほうが楽しいと思うので、僕らのノリについてこれそうな方で、面白い方が来てくださったらうれしいですよね。逆に、僕らのリズムが崩れる方でも面白いかもしれないですね、なんでんかんでん社長の川原(ひろし)さんとか(笑)。

つぶやき:僕は、ミスターSASUKEの山田勝己さんがいいかな~。

温水:いやいや、他局の色が強いな~(笑)

大木:もし「出たい!」という方がいらっしゃいましたら連絡ください(笑)。藤波さん、天龍(源一郎)さんとか長州(力)さんに「アニメやったんだよ」って言ってないかな~(笑)。そしたら、天龍さんや長州さんたちにオファーしやすいんですが…。

つぶやき:え~…僕、天龍さんのせりふ聞き取れるかな…(笑)。

◆アニメは日本にとどまらず、中国やアメリカでも放送され、ワールドワイドになっていますね。

温水:無国籍な感じがいいんだと思います。せりふは日本語ですが、日本のよくあるアニメとは違ったテイストで、絵のタッチとかは海外のアニメ作家さんが作ったような感じにも見えるし。どんな国の方にも楽しんでいただけるんじゃないかな。

つぶやき:人間ではなくてバナナっていうのもポイントかもしれないね。

大木:確かに。今、エクアドルバナナとか高級バナナがありますけど、そういったバナナの産地や国で放送したら人気が出そうですね。「お、ジャパニーズバナナ!」って。アニメを見て、海外の方たちがどんな感想を持ったのか気になります。

◆そこから、海外オファーとかもあるかもしれませんね!

大木:あり得ますね。逆に、オファーされてないのにこっちから海外に行くっていうのもいいかもしれない(笑)。

温水:逆に仕掛けるっていう。

大木:ジャパンエキスポが開催していたら、その国に行って売り込むとか…。

つぶやき:ああ~。それで海外で話題になって、日本に逆輸入して人気作品になるっていう路線を狙ったほうがいいかも(笑)。

大木:(笑)。まあ、これからもシーズン2と言わず、“7”ぐらいまで続けられるように頑張りましょう!

■PROFILE

ビビる大木
●びびる・おおき…1974年9月29日生まれ。埼玉県出身。貧乏テレビ局「テレビナナーナ」のディレクター・七岡の声を担当。

温水洋一
●ぬくみず・よういち…1964年6月19日生まれ。宮崎県出身。カメラマン・七森の声を担当。

つぶやきシロー
●つぶやき・しろー…1971年3月10日生まれ。栃木県出身。A型。AD・七山の声を担当。

■番組情報

『実写版テレビ野郎ナナーナ どきどき天空ワールド』
テレビ東京系
8月9日(金)まで
前7・05~7・30(『おはスタ!』内で放送中)

<STORY>
ギロッポン1丁目にある、貧乏テレビ局「テレビナナーナ」の撮影クルーの七岡、七森、七山は、七口プロデューサーから、ナナーナ帝国にある秘宝を探して撮影することを命じられる。